いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

2021-09-01から1ヶ月間の記事一覧

欠席の子の寝返りや九月尽(あ)

お兄ちゃんが腹痛と頭痛に苦しんでいる。かわいそうだけど如何ともしがたい。栄養のあるものを摂って、早く元気になって欲しいと願う。 今週の火曜(9/28)に学校保健室から、38℃超の発熱があるので早退させたいと連絡があった。それで翌9/29に学校を休んで病…

台風の外れよ外れよと神頼み(あ)

【きょうの一枚】濡れ縁に寝かされた物干し竿。 大型で強い台風16号が伊豆に向かっているとの報を受けて、まだ風雨が強くならないうちにと台風に備えることにした。 まずは物干し竿。物干し竿は3本あるが、その全てを下におろした。 次に、部屋間仕切りや物…

発熱の早退の子に赤とんぼ(あ)

【きょうの一枚】赤とんぼ。 姫リンゴの木に止まったのをパシャっ。頭から尻尾の先まで鮮やかな真紅。 ♪夕焼け小焼けの赤とんぼ♪は、最近、とんと見なくなりました。みんな、どこへ行ったんでしょうか。 【書】「亡匿」ぼうとく・ぼうじょく(No.835) 「逃…

酒瓶のラベルの褪せて秋の芝(あ)

【きょうの一枚】プランター周辺の整理。 芝は放っておくと横にどんどん広がる。 今夏はサンチュとミニトマトにずいぶんお世話になったが、それらのプランターを置いていた庭の土に芝が侵食してきていたので、プランターをどかして、芝に思う存分侵食させて…

晩飯は何にすべえと豆筵(あ)

【きょうの一枚】鍋敷き板に描いたダンゴムシの絵。 じぃじは枝豆が好物なんだよねと言ったら、孫娘は、出来上がった絵に枝豆を律儀に描き加えてくれた。 コメントが意味不明だが、これがまたいい味を出している。 板をコンロで炙って、焦げ目を少しつけてみ…

災害に絆深めて秋の昼(あ)

午後1時半ごろ、停電になった。最初はゲーム中のお兄ちゃんが、次いで北隣の奥さんが教えてくれた。そのとき私は、ベッドに横たわってうとうとしていた。 すぐに北隣家に駆けつけると、奥さんが矢継ぎ早に苦情をまくし立てる。お父さん(旦那さん)が東電へ連…

孫の来て富士の裾野は柿紅葉(あ)

【きょうの一枚】柿紅葉。 歳時記だと「柿紅葉」は晩秋に分類される。 暦はまだ9月だが、吹く風はすっかり晩秋めいて、庭の柿の葉も色づき始めた。どうやら今年の冬は早く訪れそうだ。 冬の暖は、私一人なら石油ヒーター1台で足りるが、来客があったり孫が来…

秋分の日に晒されてしゃぼん玉(あ)

【きょうの一枚】ハンモックで戯れる孫娘。 久々にハンモックを物置小屋から取り出したら、カビが生えていた。それで、日干しを兼ねてしばらく風に当てておくことにした。 そうしたら、そこへ暇を持て余した孫娘がやってきて、これも物置小屋にあったシャボ…

きちきちの逃るる先のバスタオル(あ)

カミさんが伊豆へやってきた。孫たちがどういうふうにしているか様子を見に行くと先週メッセージがあったが、能書きはどうあれ、こちらとしては孫の世話が二馬力になるのはありがたい。 来れば来たで、どうしてコンロは一つしかないの? だの、冷蔵庫の厚揚…

老人の日に喰ふ孫のプリンかな(あ)

【きょうの一枚】孫娘が作ってくれたプリン。 敬老の日のプレゼントだって。 私は、物置小屋の絵だけで十分なのに、それだけでは足りないとみたか、孫娘は私にプリンを作ってくれた。たった一個、私だけのために。 嬉しいねえ。 オーブントースターで焦げ目…

敬老の何がめでたい不貞寝かな(あ)

ママが休みだというので、大仁の「ミロク」まで水汲みに出かけた。20Lの水タンク5缶と2Lペットボトル34本。「ミロク」とは、天然飲料水を加工販売する会社で、その工場が大仁にあり、そこで天然水を路肩にかけ流している。 前回汲みに行ったのは8/25だから、…

スケッチ帳孫白帝を描きをり(あ)

きょうの夜ご飯に、りんご入り麻婆豆腐を作ってみた。 昼飯の片付けをしていたら、孫娘に「夜ご飯は何?」と訊かれ、咄嗟に「麻婆豆腐だよ」と言ったものの、食品棚にあったのは丸美屋の「辛口」で、「甘口」が好きな孫娘は露骨に渋い顔をした。 そこで考え…

台風に庭をまかせて独り酒(あ)

【きょうの一枚】庭の落ち葉。 台風14号が日本海へ抜けるかと思いきや、進路を真東に変えて北九州に上陸し、そのまま東に抜けて愛媛松山に再上陸した。このままだと本州南岸を舐めるように東進し、今夜は伊豆半島を直撃しそうな気配とあっては捨て置けない。…

秋深き隣もけふはコロッケか(あ)

【きょうの一枚】きょうの夕食のおかず。 夕食にコロッケを食わせてやろうと、大場までカブを走らせた。 実は、9/15に病院に行って家に戻ったら、薬局の領収書はあるのに病院の医療費領収書がない。もしかして、薬局を出るときに置き忘れたかもしれないと思…

コロッケのソースの味や秋深し(あ)

現在、クラウドワークスというサイトに登録していて、そこの事務局から毎日のように仕事の紹介をメールでいただくが、めでたく契約に至ったケースはこれまで一つもない。 雇う側はできるだけ人件費を安く済まそうとするし、雇われる側はできるだけ高い報酬を…

用水路曲がる角かど曼珠沙華(あ)

きょうは、糖尿病の定期検診。本当はきのう行こうと思ったが、雨が降ったため、一日延ばしてきょうにした。 病院に行ったついでに、カドヤのコロッケ(1個60円)を買おうと思って早めに家を出た。それで午後診の前に店に行ってコロッケの予約を頼んだら、店の…

孫とゐて孫と寄り添ふ夜長かな(あ)

孫が学校から帰ってくるなり、「腹減った」といっておやつをねだる。まずはお兄ちゃんが先に到着して空腹を訴える。そうこうしているうちに孫娘が帰ってきて異口同音に「お腹すいた」と言う。だから、家にはお菓子を置くスペースが3箇所設けてある。 ところ…

孫がいてママがいなくて金木犀(あ)

朝6時には孫を叩き起こし、朝食を作る。それまで、パソコンに向かってブログの下書きをする。タブレットで古代文字が書けていなかったら、この時間を利用して書く。同じく、ディジタル画もこの時間に描く。 朝食には必ず卵焼きを作る。卵焼きは今や私の定番…

竜田姫すわ二杯目のスパゲティ(あ)

きょうの午前中は自治会のお手伝いで、立ち枯れ樹木の伐採と、所有者が亡くなって放置状態になっていたクヌギの上部の伐採をした。いずれもクレーン車を使った大掛かりなもの。 区長自らがゴンドラに乗り、クレーン車に吊り上げられての伐採作業だったが、下…

思ひ出を仕舞う場所のない九月(あ)

【きょうの一枚】従来の物置スペース。 台所流しと増設8畳洋室との間に怪しの空間があって、これまでそこを薪置き場に使っていた。上に波板を張ってあるから雨に当たらない。 それでこの度、小田原から孫の荷物が大量に運び込まれるに当たって、それを置くス…

鹿の肉喰ふ幼な子のあどけなさ(あ)

大仁商店街の書店に行ってきた。本当は、きのう(9/9)行くはずだった。が、きのうは雨で行くのを断念した。 で、きのうは外の雨を恨めしく眺めながら、未整理の収納タンスの中身を整頓して2ケースを空にした。別に空にしたところで、孫にはメリットがあっても…

秋蝶に事情は問はぬ転校生(あ)

【きょうの一枚】ヤマトシジミ。 庭のワラビに羽を休めたところをパシャ。 私は蝶の種類に詳しくないが、ネットに当たったら一発で名前が出た。それだけポピュラーな蝶ということなのだろうが、私は知らなかった。でも、もうこれで大丈夫。ヤマトシジミ君、…

他愛なき留守電ありて温め酒(あ)

【きょうの一枚】新薪ストーブ台。 6畳和室を3畳二間に間仕切ったうちの、お兄ちゃんの方の出入り口が薪ストーブに近すぎるので、ストーブを入り口から少し離すことにした。 もともとその計画だった。ストーブの角度を斜め45度にするだけなのだが、意外に手…

秋の灯やヒレカツ丼の作りおき(あ)

【きょうの一枚】初挑戦のカツ丼。 孫娘が授業を終えた足で小田原のバスケクラブの練習に出るというので、ママがその送り迎えをすることになった。二人の帰りが遅くなるというので、冷めても食えそうなものを晩御飯に作ることにした。 そこで思いついたのが…

望楼や右も左も伊豆の秋(あ)

【きょうの一枚】物置小屋パート2と枇杷の木と。 物置小屋の、雨が吹き込みそうな隙間にテープを張った。テープは、玄関の網戸カーテンの穴を塞いだのと同じやつ。あくまでも応急処置用だが、玄関網戸の補修処理に満足しているので、応急用でよかろうと判断…

ペンキ塗り忘れデッキに秋の風(あ)

【きょうの一枚】デッキに広げた工具。 ぐらついたデッキの手すりを補強しようと、工具一式をデッキに上げた。宙に浮いたような格好になっている手すりがぐらつかないように大引きとフェンス板との間に2×4の端材を嵌め込もうとしたのだが、これがドンピシャ…

ハンバーグ焼き独りごつ秋湿り(あ)

【きょうの一枚】北のお隣さんからいただいた梅のむき身。 ご自宅の庭で穫れた梅の実の皮をはいで、冷凍しておいたものだそうだ。 私のところに孫が来ていることをかぎつけ、これでお孫さんに梅ジュースでも作って、とわざわざ持ってきてくれた。ちょうど晩…

なほ少し上を見て見ん雨蛙(あ)

【きょうの一枚】ニホンアマガエル(日本雨蛙)。 ゴミ捨てから帰って玄関を入ろうとしたら、玄関横のはめ殺し窓の桟に、ある気配を感じた。ニホンアマガエルである。草むらに潜んでいた名残がお尻周辺の色に見える。激しい雨を予測して、そうなる前にこちらへ…

ごみ捨てて野の人となる穂の芒(あ)

【きょうの一枚】ススキの穂と愛車スーパーカブ。 先月、ごみ収集所でカブもろともすっ転んで、チェーンの外れたカブをここまで引きずってきた。ここからバイク屋のおじちゃんに電話して修理に持って行ってもらった。 朝夕に吹く風はすっかり秋の装いになっ…

名を知らぬ鳥名を知らぬまま雨の月(あ)

【きょうの一枚】雀くらいの大きさの野鳥。 家のガラクタ荷物を新物置やら車庫やらに運んでいたら、10羽ほどの野鳥がいきなりサルスベリ(百日紅)を襲撃し、ピーチクパーチク囀り出した。 むしりとった蔓草を地面に放り投げてその様子をスマホに収めようとし…