いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

2015-08-01から1ヶ月間の記事一覧

瓢箪のかたちのままに主張あり

辻堂駅からいつもの6:12発沼津行きに乗るつもりが、ほんのわずかの差で乗り遅れた。やむなく次の6:40発沼津行きに乗る。朝の沼津行きはこの2本しかない。後は全て熱海で乗り換えなければならない。乗った電車は秦野に勤務していた頃に使っていた電車で、これ…

孫去って未完の梨の貯金箱

1,368歩。写真は、梨の貯金箱を作っている孫娘。朝食を済ませ、孫を近くの小学校まで連れて行ってサッカーをしようとしたら、マンションを出たところで雨が降ってきた。今日はパパが、午後1時過ぎに藤沢まで孫を迎えに来ることになっていて、それまでの世話…

巾着のシミいつの間に休暇明け

929歩。写真は、先日から薬入れに使っている巾着。青森の土産物屋で買ったのだが、いつ買ったか覚えていない。ちょうどパスポートがすっぽり入る大きさだから、初めての海外旅行をする前に買ったのだったか。確か旅行中は実際に首からぶら下げてパスポート入…

居酒屋のメニュー震わし二尺玉

午前10時、辻堂駅前の眼科クリニックへ行き、先週の眼底造影検査の報告を受ける。両眼とも数カ所に血瘤が見られるがレーザーで焼き切るほどではないと言われ、ひとまずほっとする。ここのクリニックも、一昨日、昨日同様大変な混みようで、待合室は常設の椅…

来年はいずこに吹くや秋の風

昨日は三島の病院、今日は藤沢の病院と、病院のハシゴである。藤沢市民病院では年に一度呼吸器内科にかかっている。最初にかかったのは、確か茅ヶ崎に勤めた最初の年だったから、かれこれ17年になる。改めて数え直して、へええ、もうそんなになるのかと我な…

今長屋伊根の舟屋も秋風か

津軽の昔話、第7話「泡になって解けた雪娘」を収録。3分32秒。◆津軽三三爺譚大場の病院で月に一度の検診。午後診察が始まる3時より15分ばかり早く着いたのだが、待合室はその時点で既に12人になっていた。待合室で名前を呼ばれるのを待っていると、「天城越…

実らずに刈らる稲穂に風当たる

今朝は涼しさを通り越して長袖を着ないではいられないくらい寒かった。一気に秋がやって来た感じだ。長袖を着込んだところで天気予報を確かめる。予報によると伊豆は午後から雨。そこで雨が降ってくる前に、長袖も着たしちょうどいいやと、これまで放ったら…

石畳涼し湯上がり下駄の音

朝夕にずいぶん涼しい風が吹くようになり、これまで一晩中開け放していた西の窓を閉めて寝るようになった。西の窓といえば、向かいホテルの室外機の音の件だが、あやめ湯から帰ってきて晩酌の支度をしていたら、自治会の組長さんが、室外機の音がどれくらい…

もう五十日も咲けるか百日紅

津軽の昔話、第6話「ぼさまと蛸」を収録。5分19秒。◆津軽三三爺譚前回の収録から2カ月ほど間が空いた。夏休みに入ったら、これまでに収めた昔話をアニメ化しようと目論んでいたが、しかしそれはあまりにも安易な考えだった。絵は切り絵か影絵風にすれば細か…

地ビールのピンクの味の艶めいて

昨夜遅くまで囲炉裏を囲んだ呑兵衛ランナーたちは、私がまだ寝ているうちに三人仲良く山道のランニングに出かけた。昨日といい今日といい、どんだけ走るのが好きなんだ。まるで箱根駅伝の合宿だ。昨日の話だと田中山から韮山カントリークラブ手前を回って反…

地ビールのピンクの味の艶めいて

昨夜遅くまで囲炉裏を囲んだ呑兵衛ランナーたちは、私がまだ寝ているうちに三人仲良く山道のランニングに出かけた。昨日といい今日といい、どんだけ走るのが好きなんだ。まるで箱根駅伝の合宿だ。昨日の話だと田中山から韮山カントリークラブ手前を回って反…

ゆく夏を相模の人と惜しみ酒

伊豆長岡5:59発で藤沢に戻る。本当は始発に乗ろうとして乗り遅れた。一本乗り遅れると上りを熱海で乗り換えなければならない。たいした面倒ではないが、やはり三島からそのまま一本で行ける方が楽は楽。藤沢の家に着いて朝食。伊豆での朝食はトースト1枚に牛…

ゆく夏を相模の人と惜しみ酒

伊豆長岡5:59発で藤沢に戻る。本当は始発に乗ろうとして乗り遅れた。一本乗り遅れると上りを熱海で乗り換えなければならない。たいした面倒ではないが、やはり三島からそのまま一本で行ける方が楽は楽。藤沢の家に着いて朝食。伊豆での朝食はトースト1枚に牛…

意味のないことも楽しき端居かな

長岡南浴場(17:30)4→1人。久々の長岡南浴場である。今日はいつも行くあやめ湯が定休日なのでこっちへ回った。私はここの常連を一人知っている。その人はすぐ近所にお住まいのようで、犬を散歩に連れ歩いているところを、浴場から帰るときに二度ほど見かけた…

夏の闇妖しの光絹の糸

庭木を3本切った。シダレモミジとツゲと後もう一つ名前の分からない低木。これらは庭の別の箇所にも植えてある木だから切るのに惜しくない。これでだいぶすっきりした。ちょっとした菜園スペースが新たにできた勘定だが、これがそうはならない。柿と梅の葉が…

ゆるゆると富士の青田をローカル線

あやめ湯(17:30)3→7人。今日のあやめ湯はとても賑やかだった。マイ桶氏が、昨日の雨はちょうどいいお湿りだった、農家もひと安心だろうと私に言う。そうですね、でも少し降りすぎましたかねと私が言おうとしたら、それまでおとなしく体を洗っていたミスター…

四阿を沈め夕立海となる

藤沢から修善寺へ出勤。朝4時に起きた時点で伊豆に大雨警報が出たことはyahoo天気の速報で知っていた。出勤といってもどうせ教材研究だし、大雨の中を無理して出勤することもあるまいと思いつつ、まあ行くにしろ取りやめるにしろ、ともかく伊豆長岡まで行っ…

年会費分の供物の墓参り

写真は、防水スプレーとパックカバー。下はそれを買ったSPOPIA湘南藤沢店。スポーツ店としてはかなり大きい。別にこれを買おうと思って出かけたわけではなかった。年会費を払っているのに会員カードを持っていない状態が5年ほど続いていて、今後何かとこの店…

片羽の蝉這いつくばって生きる意地

真夜中から朝4時にかけて、孫娘に何度となく揺り起こされる。昨日の晩に、明日の朝お日様が出る前にカブト、クワガタを捕りに行こうか、起きられるかなと言って蚊帳にもぐり込んだら、孫たちはすっかりその気になってしまった。ぐっすり寝入っていると、じい…

この道はどこにつながるオニヤンマ

伊豆で孫の世話。私が伊豆から電車で、カミサンが藤沢から車で小田原へ向かい、孫の家で合流する。正午過ぎ、孫を預かって走り出したら、新幹線ガード下をくぐる辺りから箱根方面は大渋滞。お盆休みの行楽客がどっと箱根に繰り出した恰好である。6月30日に噴…

本刻み独り供養の盂蘭盆会

あやめ湯(17:50)3→7人。今日は少し遅めの時間で顔見知りもいないと思いきや、いました、マイ桶氏が。今日の話題は高齢になった芸妓衆の話。若い頃は座敷にお声がかかり羽振りもよかった。金持ちのお偉い人の玉の輿に乗れた人は幸せだが、大抵は独り身で身寄…

岩陰もまだ暑かろうススキかな

あやめ湯(17:20)3→3人。風呂場にマイ桶氏とビーン氏がいた。たぶんこの時間に行けば会えると踏んで行ったら会えた。マイ桶氏は日によって早かったり遅かったりして定まらないが、ビーン氏はほぼ同じ時間にいることが分かった。昨日大仁に行って、紹介してく…

剥製の艶誇らしき鮎の宿

大仁・一二三荘(17:40)1→1人。昨日、ミスタービーン氏から紹介された大仁の共同湯に行こうとしたが、肝心の湯屋の名を忘れた。岩(城山のことか)のすぐ下のところだよという情報だけを頼りにグーグルマップで検索したら、たぶんここのことかなと思われる湯屋…

刈られずにあり白百合という威厳

あやめ湯(17:40)4→3人。風呂場に入ると入れ替わりに一人の人が出ていって、奥からマイ桶氏、ビーン氏、私、米朝氏と並ぶかたちになった。お三方からすれば私なぞはまだまだどこの馬の骨かわからない新参者なのだろうが、私からすれば黄金のカルテット揃い踏…

糸巻きの染み千年の絹涼し

この丹後半島周遊の旅の期間中も休まずブログをアップするつもりでいたが、旅行3日目の朝に寝坊をしてしまい、2日目の記事をアップすることができなかった。それで今日の午前中に2日目を、午後に3日目をまとめてアップした。よく知る読者から、毎日よく続き…

糸巻きの染み千年の絹涼し

この丹後半島周遊の旅の期間中も休まずブログをアップするつもりでいたが、旅行3日目の朝に寝坊をしてしまい、2日目の記事をアップすることができなかった。それで今日の午前中に2日目を、午後に3日目をまとめてアップした。よく知る読者から、毎日よく続き…

あかもくのぬめりまにまに冷うどん

丹後半島周遊の旅の3日目。昨夜はそんな呑んだつもりもなかったが、自慢の早起き機能が麻痺して目覚めがいちばん遅かった。日の出前の天の橋立を往復走るんだと宣言し、その人が言葉通りに走り終えて部屋に戻って来るまで私は布団の中にいた。隣の布団の人も…

あかもくのぬめりまにまに冷うどん

丹後半島周遊の旅の3日目。昨夜はそんな呑んだつもりもなかったが、自慢の早起き機能が麻痺して目覚めがいちばん遅かった。日の出前の天の橋立を往復走るんだと宣言し、その人が言葉通りに走り終えて部屋に戻って来るまで私は布団の中にいた。隣の布団の人も…

緑濃し天の橋立まっしぐら

丹後半島周遊の旅2日目。せっかく城崎温泉まで来て外湯巡りが一箇所だけでは寂しすぎる。次に来る機会は二度とないだろうからと、朝食後の外湯巡りを呑兵衛仲間にほのめかしたがけんもほろろに却下の声。ならば一人でも行くと強情を張って、宿からいちばん近…

緑濃し天の橋立まっしぐら

丹後半島周遊の旅2日目。せっかく城崎温泉まで来て外湯巡りが一箇所だけでは寂しすぎる。次に来る機会は二度とないだろうからと、朝食後の外湯巡りを呑兵衛仲間にほのめかしたがけんもほろろに却下の声。ならば一人でも行くと強情を張って、宿からいちばん近…