いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

なほ少し上を見て見ん雨蛙(あ)

【きょうの一枚】ニホンアマガエル(日本雨蛙)。

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 ゴミ捨てから帰って玄関を入ろうとしたら、玄関横のはめ殺し窓の桟に、ある気配を感じた。ニホンアマガエルである。草むらに潜んでいた名残がお尻周辺の色に見える。激しい雨を予測して、そうなる前にこちらへ自主避難してきたのかもしれない。
 瞳が愛くるしくてなんとも可愛らしいが、孫娘はカエルを大の苦手とする。ダンゴムシは平気で手で掴んで私のポケットに忍ばせるくせに、いざカエルを見つけると、ぎゃっと飛びのいて私にどけろと指図する。以前はカエルを見ても平気だったのになあ。いつから苦手になったんだろう。


【書】「歴遊」れきゆう(No.810)

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 「各地をめぐり歩く。旅行する。」(『旺文社漢字典』第2版)
 もとの字は「歷」。音符は厤(れき)。厤は崖の下に両禾(りょうか)を立てて軍門とする形で、軍の本陣をいう。止は足あとの形で、かえる、とまるの意味がある。
 「遊」の音符は斿(ゆう)。斿は、吹き流しをつけた旗竿の形と子とを組み合わせた形で、旗竿を持つ人の形である。斿は氏族霊の宿る旗をおしたてて出行することをいい、遊・游のもとの字である。


【ディジタル画】『ざるいしちょっと昔の旅』18(No.252)

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 村の小学校の運動会。
 バッグは何だか焼け野原みたいな風景だが、本当は茣蓙を敷いた応援席で、人がたくさんいる。が、それを一人ひとり描いたらごちゃごちゃするのでよした。
 背景の山の稜線の窪んだところが山野峠で、昭和8年にはここから縄文後期の遺跡が発掘され、青森市遺跡第1号に指定されている。
 ということは、この徒競走のスタート地点の左側に校舎が建っていて、右側を東北本線が走っている図になるか。
 際立つ特徴は、履物。全員「運動足袋」を履いている。「運動足袋」とは、運動会のときに履く足袋のことで、これを履いて「はける(走る)」のである。
 運動会が終わる頃にはボロボロになっていて、二度と履けない代物になっている。要するに、一回こっきりの履き捨て。それでも裸足よりはまし。なのだが、小石を踏みつけようものなら、あまりの痛さに卒倒すること請け合いの足袋であった。 


【タイムラプス】9月3日(金)8:24〜9:56の伊豆長岡の空。22秒。

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【新型コロナ】9/3(金)10:00現在(Yahoo!より)
新規感染者数→18.227(前週同曜日比 −6,740)
重症者数→2,158(前日比 +66)
累計死亡者数→16,205(前日比 +65)