いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

発熱の早退の子に赤とんぼ(あ)

【きょうの一枚】赤とんぼ。

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 姫リンゴの木に止まったのをパシャっ。頭から尻尾の先まで鮮やかな真紅。
 ♪夕焼け小焼けの赤とんぼ♪は、最近、とんと見なくなりました。みんな、どこへ行ったんでしょうか。


【書】「亡匿」ぼうとく・ぼうじょく(No.835)

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 「逃げかくれる。」(『旺文社漢字典』第2版)
 「亡」は兦が本字。人がものかげにかくれるさまで、にげかくれる意。ひいて「うしなう」「ほろびる」「なくなる」意に用いる。
 「匿」は匸(かくす)と若(弱=ジョクは変化した音)とから成る。


【ディジタル画】澤地久枝(No.277)

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 作家の向田邦子さんが再び脚光を浴びているという。朝のNHKニュースで知った。
 向田作品には平塚勤務時代に数多く触れる機会があった。私の授業を受けていた子が熱烈な向田ファンで、自分が読み終わった文庫本を面白いから読めと片端から私に貸してくれたのだ。おかげで、私も大の向田ファンになった。
 向田邦子さんの作品を、向田さんと無二の親友だった澤地久枝さんは、「刃物の刃を渡っていくように、かなり大変な思いをして文章を書いていた」と評している。自分の体が真っ二つに切り裂かれてしまうかもしれない危うさを持っていた、という意味でしょうか。また別な箇所で、「おもしろくするために無理して書いています」とも言っている。親友には何もかもお見通しだったんですね。
 向田さんには、書くなら面白いと思われたいという気持ちがあったのでしょう。しかし、面白くもないことを面白く書くというのは相当なエネルギーを要します。それは、私も毎日ブログを書いているからよく判ります。私も、どういうふうに書いたら面白く伝わるか、常にそのことを考えてブログを書いているところがあります。
 というわけで、私はある時期、向田作品にだいぶ親しんだ。そのおかげで、はっきり形には現れないけれど、たぶんにその影響を受けているように思う。まさに、私も「おもしろくするために無理して書いてい」るところがあったりする。
 向田邦子さんが台湾の取材旅行中に飛行機事故に遭って他界したのは、今から40年前。享年51は今の私より17歳も若い。そうか、私は向田さんより17年も長く生きているのか。その割には何もしてないな。


【タイムラプス】9月28日(火)6:57〜8:25の伊豆長岡の空。21秒。

https://www.facebook.com/1298610339/posts/10227060650604366/?d=n


【新型コロナ】9/28(火)10:00現在(Yahoo!より)
新規感染者数→1,147(前週同曜日比 −1,075)
重症者数→1,106(前日比 −27)
累計死亡者数→17,514(前日比 +28)