いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

秋分の日に晒されてしゃぼん玉(あ)

【きょうの一枚】ハンモックで戯れる孫娘。

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 久々にハンモックを物置小屋から取り出したら、カビが生えていた。それで、日干しを兼ねてしばらく風に当てておくことにした。
 そうしたら、そこへ暇を持て余した孫娘がやってきて、これも物置小屋にあったシャボン玉を作るスティックを振りかざしてハンモックを占領されてしまった。孫娘は涼しい顔をして♪シャボン玉とんだ 屋根までとんだ♪を歌っている。
 なんとものどかな、のどかすぎるお彼岸の中日。


【書】「鶏窓」けいそう(No.830)

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 「読書室。書斎。晋(しん)の宋処宗(そうじょそう)が窓辺のかごに鶏を飼って愛していたが、鶏は人語を理解して談論し、処宗の学業が進んだという故事による。」(『旺文社漢字典』第2版)
 「鶏」は、雞が本字で、隹(とり)と、音を表す奚(けい=いましめる意→警)とで、夜明けを告げる鳥の意を表す。
 「窓」は、窗が本字で、明かりとりの「まど」の意を表す。


【ディジタル画】青空の散髪(No.272)

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 前回の散髪は7/5だから、2ヶ月以上も床屋に行っていないことになる。2ヶ月以上というのはここ数年の最長記録だ。
 高校の部活動を引退してからずっと長髪のままだった時期があったが、それも、大学に入学して部活をやると決めてからは長髪をやめた。床屋にも通わなかった。
 どうしたかと言うと、独りで切ったのである。それで散髪代を浮かして繁華街の路地裏を仲間と飲み歩いた。当時は、髪を梳くためのカッター刃つきの櫛があって(今でもあるかな)、後ろ髪はもっぱらそれを利用した。後ろは鏡を当てても見えないし、手触りで当てずっぽうに梳いたから不揃いなことこの上ない。それでも平気だった。
 貧乏学生の頃はそれでよかったが、勤めが決まるとそうもいかない。それからは、うざいと感じる頃合いに床屋さんの世話になることにした。
 そのうち伊豆で暮らすようになり、伊豆を終の住処と決めた。となれ地元の床屋を探さねばなるまいとたまたま入った店が今の床屋さんで、これがすごく感じがよくて一度で気に入った。髭を剃ってもらいながら、伊豆の昔の話を聞くのが一つの楽しみになった。
 床屋は単に髪を切ってもらうために利用するところではなく、地域とのコミュニケーションを図る場でもあることをその時知った。狩野川台風の惨事はいろんな資料で知る機会はあっても、それを実際に経験した方の生の声を聞けるのは、そこの床屋さんでだけだった。
 この9月から、その床屋さんに行けなくなった。それは寂しいことには違いないが、代わって、孫たちのママ(私の娘)の手で散髪してもらう幸せを得た。
 運命は、いつ、どこで、どうなるか判らない。先がまるで読めない。だから面白いとも言えるが、まさか、私の髪の毛を実の娘に切ってもらう日が来ようとは思ってもみなかった。切ってもらっている間は面映さ全開だったけど、これも運命と素直に受け止めて、娘の動かす鋏の音を聞いていた。


【タイムラプス】9月23日(水)6:19〜8:10の伊豆長岡の空。27秒。

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【新型コロナ】9/23(水)10:00現在(Yahoo!より)
新規感染者数→3,244(前週同曜日比 −3,558)
重症者数→1,383(前日比 −46)
累計死亡者数→17,337(前日比 +54)