秋深き隣もけふはコロッケか（あ）

【きょうの一枚】きょうの夕食のおかず。

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　夕食にコロッケを食わせてやろうと、大場までカブを走らせた。
　実は、9/15に病院に行って家に戻ったら、薬局の領収書はあるのに病院の医療費領収書がない。もしかして、薬局を出るときに置き忘れたかもしれないと思って薬局に電話したら、果たして、床に落ちていたという返事だった。先方は「次回来局するときまで取っておきましょう」と言ってくれたが、どうせ、パソコンにスキャンする手間もあるし、何よりその日に買えなかったコロッケを買いたくて、次回まで待てずに出かけた。
　大場の肉屋に着いたのは、午後1時を少し回ったあたり。その時間で、すでにコロッケのケースの前に行列ができている。私は店の脇にバイクを停めて列に並んだ。
　私の前には3人並んでいた。先頭の人はコロッケとメンチを5個ずつ買ったが、2番目の人が、なんと、コロッケを20個も頼んだ。3番目の人もコロッケを所望し、結局コロッケは私の番には6個しか残っていなかった。
　その間に、私の後ろにも3人列に加わり、たぶんその方々もコロッケ狙いだろうなとは思ったが、私は躊躇(ためら)わず「全部ください」と言った。これで、きょうのコロッケは私の所までで完売。レシートに記された時刻を見たら13時14分だった。この時間での完売は、ちと早すぎでしょう。さすがは人気コロッケ。
　写真は、きょうの夕食のおかず。皿に載ったコロッケは4個だけだが、コロッケの入った袋をめざとく見つけた欠食孫兵衛に1個ずつ食われてしまった。かぼちゃは私がそぼろに煮たやつ。トレーに入っているのは、揚げる前の春巻。こっちはママと孫娘の共同作。

【書】「麗日」れいじつ（No.824）

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　「うららかな日。のどかな日和(ひより)。」（『旺文社漢字典』第2版）
　「麗」は、鹿の角がそろって並ぶさまをかたどり、「うるわしい」意を表す。
　「日」は、太陽の形。太陽は丸い形で表すが、中がからっぽの丸い輪ではなく、中身があることを示すために、中に点を加える。

【ディジタル画】『ざるいしちょっと昔の旅』32（No.266）

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　丸太を切るとっちゃ(お父さん)。筋骨隆々として、これなら双肌脱いでもめぐせぐね(恥ずかしくない)。
　最初は輪郭を細めに描いたが、どうも力強さに欠ける気がして、後から太く描きなおした。切っている丸太はなんの木だろう。私は勝手に欅(けやき)と見て、欅なら樹皮はこんな色だろうと想像した。欅は薪に最高だからね。
　基本は写真を参照して描くが、見る写真は大抵白黒だから、好き勝手に色を添える楽しみがある。今回の『ざるいし……』シリーズは、全てモノクロ写真なので、当時の色はどんな色だったろうと思い返しながら描いている。それが結構楽しい。