いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

2022-05-01から1ヶ月間の記事一覧

チーズ焼き旨しビールはなほ旨し(あ)

【きょうの一枚】ミニトマトとベーコンのチーズ焼き。 冷蔵庫にミニトマトがあった。ベーコンがあった。いただいた玉葱があった。が、ピザ用チーズがない。 ピザ用チーズを買ってくれば、よし、「Kurashiru」推薦レシピ料理を作れる。きょうはこれを作ろう。…

夏日差回顧木工玄関椅子(あ)

【きょうの一枚】7年前に勤務していた職場。 夏祭りの和太鼓演奏依頼の件で、修善寺の丘に建つ高校を訪ねる。部活の顧問の先生にお会いして細かな段取りを確認しようと思ったが、事務室の人から「書類を預かっております」と言われ、A4サイズの茶封筒を渡さ…

俎に玉葱の皮剥かれをり(あ)

【きょうの一枚】玉ねぎ。 きのう(5/28)組長宅に配った地域広報紙に不足があると、ある組長から連絡があった。すぐに公民館に走って増刷してその組長宅に届ける。 不足をきたしたのはこちらのせいなのに、夕方、本日はお世話になりましたありがとうございま…

夏シャツやパソコン売の国訛り(あ)

【きょうの一枚】中古のデスクトップパソコン(の写真)。 公民館の事務室には中古のノートパソコンが一台置いてある。その一台を複数人で使い回している。 それで最近、Excelなんかいじっていると、突然画面が真っ黒になったりマウスが動かなくなったりして焦…

検温機祭囃子の熱火照る(あ)

【きょうの一枚】検温機。 夏祭りに向けて子どもたちがしゃぎりの練習をすることになった。 ところが、保護者たちの中には、コロナ禍が収束を見ない段階での子どもたちの参加に二の足を踏む人もいる。コロナ対策が万全なのかどうかを懸念する向きもある。 そ…

五月雨に咲くや離任式の花(あ)

朝いちばんで、今年の夏祭りに和太鼓演奏をお願いしてあった高校に確認の電話を入れた。 そうしたら、これまでずっと伝統芸能部の顧問だった人は、果たしてこの春の人事で異動していた。それで、電話口の事務の人から新しい顧問の名を紹介された。 が、その…

桃色に染めて杜鵑花の気恥ずかし(あ)

愛読しているメールマガジンにスマホのメモアプリが紹介されていた。 そうなりゃ新もの好きの私がインストールしないわけがない。ええ、インストールして早速いじってみましたよ。なかなか使い勝手がよさそうです。 今はブログ下書きに「Evernote」という強…

モニターを覆う風呂敷涼やかに(あ)

新しい薬が処方されて2週間。その効果を確かめるために、きょう再び病院に行った。 結果は良好。ではこれで引き続き一ヶ月様子をみてみましょうと診断されて病院をあとにした。診察が同じ月だったからか、手帳にHbA1c値は表示されなかった。 まあ、そこがい…

夏富士や肉焼く箸のまごついて(あ)

【きょうの一枚】久々のBBQ。 移動式囲炉裏を車庫に仕舞ったので、七輪を出した。七輪は囲炉裏を鹿児島から送ってもらう前に藤沢のホームセンターで買った。それを伊豆へ持ってきた。大谷石を熱く焼いて、その上に伊豆牛を載せる。それなら七輪で十分。 なの…

夏めくや耳立つ犬の販売所(あ)

【きょうの一枚】ミニトマト無人販売所の犬。 地区の知り合いから情報を得てミニトマト無人販売所へ行ったその初日、出迎えてくれたのがこの柴犬だった。 首輪に繋がれたリードがやたら長い。放し飼いだと思ったくらいだ。 で、一丁前に吠える。なにやってる…

赤子の手ほどの幸せ手の中に(あ)

しゃぎりの練習が始まった。 子供たちに伝統の音色を継承させるべく、まずは大人がお手本を見せようという心意気で「しゃぎり保存会」が集った。なのだが、新型コロナが収束をみない段階で果たしてどこまで教え込ませることができるか。それが課題。 地区の…

路地裏の庭にぽつりと杜鵑花かな(あ)

【きょうの一枚】庭のさつき(杜鵑花)「琴の舞」。 玄関アプローチ脇の三尺菖蒲の隣に咲いた。白い花弁にピンクのメッシュが走って、アイスクリームのようにとろけてしまいそうな花である。 枝の先っちょに白い蕾があるなあと見ていたが、それがこんなきれい…

日を溜めて飛ぶを休める黒揚羽(あ)

【きょうの一枚】クロアゲハ(黒揚羽)。 黄色いミニトマトに水遣りをしようとしたら、どこからともなくクロアゲハが飛んできて目の前の葉にひらりと止まった。クロアゲハが羽を休めるシーンに出会ったのは初めてかもしれない。 これは珍しいと思って、手に持…

撫子の花咲く家の欠伸犬(あ)

朝いちばんで天城・月ヶ瀬まで湧き水を汲みに行く。途中、天城中学校の下を通る。通るたびにちょっと立ち寄ろうと思うが、水を積んだカブではそうもいかない。で、いつも素通りする。 水を下ろしてiPadで古代文字とディジタル画を描く。ipadは今や私の生活に…

山法師花の白さの雨となる(あ)

朝未明、聞き慣れた鳥の鳴き声が届いた。 「 テッペンカケタカ、テッペンカケタカ」 ホトトギスである。 去年、「テッペンカケタカ」という題で一本の童話を書いた。そして、それを募集団体へ応募した。 結果は、ボツ。一次審査通過の結果を聞く前にあえなく…

三尺の丈も矜持の雨菖蒲(あ)

Conceptsの勉強(もちろん独学)をしようと思って、していない。 Conceptsの操作方法を勉強して、それを何に使おうというのか。 2つある。①まずは、私が作成する「広報」。「無限キャンバス」という特徴を生かして、テキスト、手書き文字、イラスト、写真など…

葉蔭より蓮華躑躅の火と燃えて(あ)

きょうは地区清掃の日。 地区清掃は年3回行う。 この地区はちょうど1丁目から3丁目まで3つのブロックに分かれていて、年3回分を各ブロックに割り当てる。今回は第1ブロックが担当。担当になったブロックの組長さんはあらかじめ軽トラックと運転手の手配を…

五月空雲一文字に突き刺して(あ)

志茂田景樹さんのLINEBLOGが泣ける。 きのう読んだのは、志茂田さんが小学3年の頃、母がバットとグローブを買ってくれた話。 喉から手が出るほど欲しかったバットとグローブだったはずなのに、口をついて出た言葉は「僕はそんなもん使わないよ」だった。それ…

紫陽花のどの色もよし雨あれば(あ)

【きょうの一枚】梅雨入り前のアジサイ(紫陽花)。 「そぼ濡れる」とは、いい按配にしっとり濡れるという意味を持つかと思ったら違った。ずぶ濡れになることを「そぼ濡れる」という。 似た表現に「濡れそぼつ」というのがある。こちらも「濡れてびしょびしょ…

紫の舌をべろりと菖蒲かな(あ)

梅雨入り前の大雨の傾向が天気予報図に出ている。 予報によると、5/12(木)午後から天候が崩れ、13(金)〜14(土)にかけて記録的な大雨になるという。どれくらい「記録的」なのかは判らない。もしかしたら、公民館を開放するレベルにまでなるのかもしれない。 …

早紅く形をなして苺苗(あ)

カミさんが、なんの前触れもなく突然やって来た。 料理の食材をあれこれ運んでくるから、前触れがあってもなくても来てくれるのはありがたい。のだが、膝に持病を抱えているから歩行に困難をきたす。買い物バッグに目一杯詰め込んだ食材を、私に運んでくれろ…

バスタオル飛ばされてあり花菖蒲(あ)

大場の病院の定期検診。 思いの外、ひどい結果が出た。HbA1c値が最悪の前回よりさらに最悪を更新した。まずい、非常にまずい。 ひどい結果を受けて、きょうはこれまで飲んだことのない薬を一つ余分に処方された。これで朝食時に飲む薬は全部で5錠5種類。それ…

鉢植ゑのトマトの苗の健やかに(あ)

処方された薬がとうに切れているのに病院へ行けてない。 夜中にやたら喉が渇いて目を覚ますことが多くなった。これも薬を飲めていないせいに違いない。 薬を飲みながら生き延びている。というか薬によって生かされているのを実感する。薬がなければ寿命でポ…

万緑にしづくぽとりと水汲めり(あ)

【きょうの一枚】天城の水汲み場。 この水汲み場は、天城湯ヶ島・月ヶ瀬梅林へ上る途中にある。大仁の水汲み場が利用できなくなってから、もっぱらこちらから湧水をいただいている。ここだとタンクに汲んで運ぶわけにはいかないから効率が悪い。でも、大仁の…

星空の隅々までも五月かな(あ)

【きょうの一枚】「赤十字活動資金募集のお願い」。 この前「緑の羽根」募金の回覧を終えたと思ったら、今度は「赤十字」と「社会福祉協議会」の募金が回ってきた。区長の仕事はこういう雑用が多い。 我が地区は、諸募金を一括してこの時期に区費と一緒に納…

青嵐野中田圃の一軒家(あ)

【きょうの一枚】市残土処理場近くの弁当屋。 5/15(日)に刈った草の捨て場所を下見した。現在は、フェンスで覆われ入り口に南京錠がぶら下がっている。当日は、清掃活動をする地区も多いため、市職員が午前中常駐するという。従って当日は、事前に市から鍵を…

薫風や飼犬に客任せけり(あ)

【きょうの一枚】ミニトマト無人販売の幟旗。 同じ地域に住む方からミニトマトの無人販売の情報をいただいた。 うちの孫娘はミニトマトに目が無い。同じ皿の肉を脇へおいやってまでミニトマトをメインディッシュにするくらい目が無い。 ことミニトマトに関し…

甘夏の花咲き初めより分厚かり(あ)

鉢植えたばかりのミニトマトの苗が順調に育っている。あと一月もすれば赤と黄色のミニトマトが食卓を潤すだろうか。 うちの孫娘はミニトマトに目がない、とこのブログに書いたら、地元のある方からSNSが届いた。近くにミニトマトの無人販売の場所があるから…

幼虫の這ふ新緑の葉の深み(あ)

夕方になるとZen Brush 3 を立ち上げ、古代文字を書く。 夕方は大概孫に夕食を作る時間と重なるが、二合鍋に研いだ米を入れ、それを炊き上げるまでの約1時間に古代文字を書く。 古代文字は二字熟語の組み合わせと決め、『古代文字字典』の「金文」の目次か…

たつぷりと水たつぷりとトマト赤く(あ)

【きょうの一枚】赤いミニトマトの苗3株。 こちらは赤いミニトマトの苗3株。ベッド部屋濡れ縁下に並べ、いぼいぼ支柱を繋いでステンレスの物干し竿に麻紐で結えつけた。 この物干し竿はカミさんが伊豆に来たときは、ほとんど洗濯物で埋め尽くされるが、来な…