星祭りの幹事を頼まれて東京の居酒屋を探した。青森の郷土料理を中心に探したら、あるある、ごちゃまんとある。
驚いた。青森が東京でこんなに巾を効かしているなんてちっとも知らなかった。
渋谷ならかつて闊歩して隅々まで知っていると思っていたが、東横線が地下深く潜ってからは、どこに何があるんだかさっぱり判らなくなってしまった。
地下から地上に出たら、そこに渋谷警察が建っていた。右も左も判らないキョロキョロ。
渋谷警察署には神輿渡御許可申請の際に大変お世話になった。内ゲバが頻繁にあった頃でもあり、どこそこに何派の幹部がいるとレクチャーを受けたりもした。そういう経緯もあって、そこに建物があることは知っていた。でもまさか、駅の地下から行けるようになっていたとは知らなかった。スクランブル歩道橋を降りた角にある景色しか覚えていなかった。
地図は外の景色を見て自分の立ち位置を理解するもので、景色のない地下に潜ったら、どこへ向かっていいのやら判らなくなる。ひたすら外への出口を示す灯りを頼りに右往左往した。まったく時代に取り残されたお上りさんである。こんな状態で南海トラフ直下型地震が起こったら街はどうなるんだろう。
ひょいと外へ出たらもう地下に潜る気になれない。で、コンクリで塗り固められたドブ川沿いを歩いた。歩いたらほどなくして駅の改札があった。見るとそこも渋谷駅なんだと。えっ、ここも渋谷駅? こうなったらもう頭は混乱しまくり。
すっかり様変わりした渋谷界隈。マネキンの下半身を逆さに吊るした劇団もなければ、もうもうとした紫煙の中で朝を迎えた雀荘ももうそこにはなかった。
渋谷はオジサンが行き来する小便臭い街では無くなっていた。すっかり浦島太郎状態ですじゃ。
こんなんで飲み屋なんか探せるのかいな。
思い出横丁とか小便横丁とか言っていた昔が懐かしい。
【きょうの一枚】マーガレット。
公民館の花壇にかたまって咲いている。
マーガレットの花期は11月から7月までと長い。つまり、夏以外は一年中咲いているという感じ。それであまりありがたみを感じない。
マーガレットは色によっていろいろ花言葉があるようで、黄色は「美しい容姿」。同性異性関係なく憧れの人にプレゼントするのだそうです。
また、マーガレットは咲き終わっても花が落ちることがないため、落ちない花=合格祈願として縁起担ぎに重宝するのだとか。いずれにしても花言葉を知っていないとその意図が伝わらないようで……。ええい面倒臭え、落ちる落ちないはマーガレットのせいじゃない。
【書】「戀(恋)」レン・こい(No.1,751)
心と、音を表す䜌(レン。引かれる意→攣)とで、心ひかれる、「こう」意を表す。常用漢字は俗字による。(『旺文社漢字典第2版』ディジタル版)
【ディジタル画】『倫敦塔』その27(No.1,191)
倫敦塔で行われた処刑方法は、基本的に、首を切り落とす斬首刑だった。
イングランドの初代女王に担がれたレディ・ジェーン・グレイは、目隠しされ、手探りで断頭台を探し出した。そして、そこに自らの首を差し出したという。
【昭和の風景】墨画(No.471)
梅と鶯は相性のいい図柄で、水墨画の定番として昔から多くの画家に描かれてきた。
それをディジタルでやってみたが、やはり、かすれがうまく表現できなかった。
ZenBrush3には「かすれ」を調整する機能があるのだが、愛用しているConcepts6にはそれがない。
私がやりたいのは、Concepts6でZenBrush3みたいなことをやりたいんだけどなあ。
それが出来たら誰もZenBrush3を使わなくなるから、あえて開発側は着手しないのかもしれない。
【タイムラプス】令和6年4月24日(水)8:36〜10:36の韮山方面の雨空。30秒。
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