【きょうの一枚】ススキの穂と愛車スーパーカブ。
先月、ごみ収集所でカブもろともすっ転んで、チェーンの外れたカブをここまで引きずってきた。ここからバイク屋のおじちゃんに電話して修理に持って行ってもらった。
朝夕に吹く風はすっかり秋の装いになったと思っていたら、どうしてどうして気づけば道端のススキの穂も、こうしてこうべを垂れる季節になっていたのでした。
【書】「龍虎」りゅうこ・りょうこ(No.809)
「①龍と、とら。②天子となるしるしの雲気。③すぐれていることのたとえ。a名文。b英雄。偉人。c力強い筆勢。④強く恐ろしい形容。⑤道家で、水と火。」(『旺文社漢字典』第2版)
「龍」は、想像上の動物で、四霊(=龍・鳳・麟・龜)の一つ。雲を呼んで空にのぼり、あるいは深い水中にすむという。
「虎」は、食肉目ネコ科の猛獣。
「龍」と「虎」がくっつくと、世にも恐ろしい最強の猛獣になります。字面も、いかにもおどろおどろしい。
【ディジタル画】『ざるいしちょっと昔の旅』17(No.251)
村のお寺と、寺の前の海で漁をする帆かけ舟。昭和初期の光景のようです。
波もごく穏やかで、のどかに漁る風景が昭和初期には見られた。何を捕っているのだろう。ウニだろうか、ナマコだろうか。
帆かけ舟が浮かぶ辺りはちょうど砂底の浅地で、砂利石の岸から泳ぐと背の立たないアマモだらけの深みになり、そこを抜けると背の立つ砂地になる。秋には、ここまで「テンヤ」をぶん投げてイイダコ釣りを楽しんだものだ。
寺の背後の山裾に村の共同墓地が広がり、さらにその奥の山一体が石切場になっている。それと関係があるかどうか判らないが、村には石工の家が複数軒あった。
石は、掘った岩穴にダイナマイトを仕掛け、それを爆発させて採った。だから、火薬の加減で爆発が強かったり弱かったりした。
ダイナマイトを爆発させることを「発破(はっぱ)を掛ける」と言い、発破を掛けるときは村中にサイレンが響き渡った。サイレンが止むと爆発の音が聞こえ、爆発音が止むと今度は岩石がガラゴラ崩れ落ちる音が聞こえた。毎年のように、崩れた岩石の下敷きになって命を落とす人がいたと聞く。採石は、それほど命懸けの危険な作業だった。
私はその山の名を長らく知らないでいた。が、今回、『ざるいしちょっと昔の旅』第3号に国土地理院の古い地図が載っているのを見て知った。その地図には「笊石山」の活字があった。地元の人は自ら住む部落を「じゃるいし」と称するが、もしかしたらその名は、この山の呼び名からきているのかもしれない。
いずれにせよ、その山も今は石を切り過ぎて山の形を成しておらず、あと数年もすれば山が消えてまっ平になってしまうのではないかと心配する。そうすれば、いよいよもって国土地理院発行の地図からも山の名が消えてしまうことになるかもしれない。
【タイムラプス】9月2日(木)7:17〜9:14の韮山方面の雨空。29秒。
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【新型コロナ】9/2(木)10:00現在(Yahoo!より)
新規感染者数→20,036(前週同曜日比 −4,275)
重症者数→2,092(前日比 −18)
累計死亡者数→16,140(前日比 +71)