いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

2023-03-01から1ヶ月間の記事一覧

へえあの子もう校長ですか弥生尽(あ)

きょうで3月も終わり。 あすから4月だよ。早いねえ。 最近、一年経つのがどんどん早くなっているような気がする。 【きょうの一枚】八重桜。 庭の八重桜が、ぽつりぽつり咲き始めた。八重桜はソメイヨシノが散るのを待って咲き始めます。 あたかもソメイヨシ…

花あけび垂れて洗濯躊躇へり(あ)

【きょうの一枚】アケビ(通草)の花。 見た目は劣るが、庭の一翼を担って彩りを添える。 さて、秋には野趣あふれんばかりに実を結んでくれるでしょうか。楽しみに待ちましょう。 【書】「視息」シソク(No.1,381) 「目で見、鼻で息をする。この世に生きながら…

岩肌のあらわシンボル山笑ふ(あ)

いやあ、参った。他にやることがあるときに限ってこういうトラブルが起きる。打ち込んだiPadのデータが、跡形もなくそっくり消えてしまった。がっくし。 一からやり直しだ。泣くに泣けない。今まで注ぎ込んだ時間を元に戻してくれ。時間はタダじゃないんだ。…

こつち来てお茶でもどうぞ花車(あ)

地区のまとめ役と言ったら偉そうに聞こえるが、ちっとも偉くなんかない。 公民館駐車場の白線が消えて見えなくなっているのに気づき、黙って白ペンキを買ってきて塗ってくれる人の方がよっぽど偉い。 【きょうの一枚】モチツツジ(黐躑躅) モチは鳥黐の「モチ…

ぷりぷりと満天星白い房群れて(あ)

【きょうの一枚】ドウダンツツジ(満天星躑躅)。 道路脇の生垣に白い花房を咲かせる。 こう見ると、ドウダンツツジもだいぶ道路にはみ出てきたな。少し枝を落として家側に引っ込めないといけない。のだが、まとまった時間がなかなか取れなくて無為に日を過ご…

山笑ふ雨でも晴れても出湯かな(あ)

【きょうの一枚】山笑ふ。 俳句に「山笑ふ」という季語がある。 ちょうど今の季節、メッシュが入ったように山の至る所に木の花が色づく。 寒さも和らぎ、生気満ち溢れる春爛漫の季節を迎えた。その春の山の明るい景色を言う。 北宋の画家郭煕の『林泉高致』…

山吹の枝垂れたる崖崖の崖(あ)

【きょうの一枚】ヤマブキ(山吹) これが、あの山吹、か。市役所へ歩いて行く途中の、農道の崖に咲いていた。 山吹といえば、太田道灌の「七重八重花は咲けども山吹のみの一つだになきぞ悲しき」が口ずさまれる。が、作者は道灌ではなく兼明親王。 この歌には…

藪にても檜扇といふ雅かな(あ)

きのう、とうとう食うものがなくなって、昼に下のコンビニまで買い出しに行った。若い層に混じって菓子パンとミルクティーのパックを買う。なぜか若者はコンビニに集まり年寄りはスーパーに集まる。 帰り、坂を上って息切れがした。薬漬けの基礎疾患のせいだ…

春疾風旗振交通指導員(あ)

【きょうの一枚】市の交通指導員の貸与着一式。 きのうの研修会で貸与された交通指導員のグッズ一式。市役所から運んできた。 これからは雨の日も風の日も、この制服を着て街頭に立つんだな。しかも最低二年間。 きのう集まった中には六年間もこれを続けられ…

木の芽風やさし津軽の山と川(あ)

【きょうの一枚】姫りんごの新芽。 ここにはかつてミニ菜園があった。菜園を潰して、枯らしてしまった柚子の代わりに姫りんごの苗を鉢から出して植えてみた。 ♪りんごの木の下で あしたまた逢いましょう♪ と、ディック峰風に歌いながら実のなる日を心待ちに…

庭花の名を忘れても春陽かな(あ)

【きょうの一枚】ナルキッスス・ブルボコディウム。 やっぱり間違えて名前を覚えてた。『花しらべ』に、うろ覚えの名を入力したら「登録されてない」と出た。 いただいたのは学童保育をしていたときだから8年前になるか。もうそうなるのか。ときの経つのは早…

桜まじ終の住処の墓撫でる(あ)

【きょうの一枚】シダレザクラ(枝垂桜)。 ブランコ公園の枝垂桜です。三分咲きくらいでしょうか。 この枝垂桜は、篤志家が山梨の身延山から運んできたものだそうです。 4月に入ってすぐに、この下で花見の宴を催します。 私が新採用で赴任した横浜の職場では…

花開き地区住民の口開く(あ)

【きょうの一枚】ブランコ公園の桜も開花。 桜って、こんな太い幹からひょこっと花を咲かせるんだ。どんだけ咲くのを待ちかねていたか判ろうというものだ。 この桜の木はソメイヨシノ。ソメイヨシノって、結構生命力あるんだね。 市で出している桜開花予報に…

風光る交通安全幟旗(あ)

【きょうの一枚】「交通安全」幟旗。 公民館前の花壇に二旒立ててあった「交通安全」幟旗のうちの、一旒が風で無残に千切れていたので、市役所から新品をいただいてきた。 対応に当たった女性職員に、度々こういうことがあるといけないから少し余分にいただ…

卒業やスノーフレーク膨れ面(あ)

【きょうの一枚】スノーフレーク。 気がついたら、レンゲの脇にスノーフレークが咲いていた。 スノーフレークは、庭の、手製ブランコ脇にもある。こっちはまだ咲いてない。気づいたら、いつの間にかそこにあった。 いつの間にかそこにあっらから、放っておい…

そよそよと闇夜探つて蓮華咲く(あ)

【きょうの一枚】レンゲ(蓮華)。 公民館前の花壇にホトケノザ(仏の座)と混じって咲く。 最初、全部ホトケノザだとばかり思っていたら違った。アプリ『花しらべ』に当たったら葉っぱがまるで違う。 いわゆる「春の七草」は、「①セリ②ナズナ③ゴギョウ④ハコベラ…

庭に落つ葉を押しあげて花苺(あ)

今年の確定申告最終日。 最終日とあって、ほとんど待ち時間なく申告ができた。 医療控除の対象からは外れたが、還付金の対象にはなったみたい。 今年は三島まで行かずに済んだだけでも御の字だ。 【きょうの一枚】苺の花。 余った庭の鉢に植えっぱなしで放っ…

鴬菜黄を凛として聳やかす(あ)

久々に薪割りをした。 ハンマーを力任せに振るうと、だんだん腕が上がらなくなってくる。それだけ年を取ったということだな。若いときのようなむちゃが効かなくなってきた。 小屋からハンモックを取り出して、それに揺られながらまったり読書でもしようと思…

墓守に緋寒桜や墓掃除(あ)

定例総会を終えてホッとするのも束の間、次にしなければいけないことが山積している。瞬時も休む暇を与えてくれない。まずは新旧引き継ぎをやらなくちゃ。 技術的には、リマインダーをうまく活用できないかと思っているが、このアプリの先達者が身近にいない…

春暁や飲むなら珈琲ブラックで(あ)

きょうは定例総会。予定通り進行し、午前中で終了した。 なのだが、これで安心しているわけにはいかない。問題はむしろこれからだ。 【きょうの一枚】ブラック珈琲。 珈琲は淹れたてを毎朝飲む。沸かすのは月ヶ瀬から汲んできた湧き水。それしか飲まない。伊…

くらくらと酔ひ臥す窓に朧月(あ)

ブログの下書きを、直接iPadアプリ「はてな」で書いている。 デスクトップのキーボードを使えないのは不便だけど仕方ない。しばらくこれでやってみます。 【きょうの一枚】焼酎サーバーと「いいちこ」。 教え子がプレゼントしてくれた焼酎サーバーに「いいち…

白木蓮咲くや雨天を蹴散らして(あ)

【きょうの一枚】ハクモクレン(白木蓮) 近所の沈砂地の土手に咲く。ソメイヨシノの古木が立ち並ぶ中に、一本だけ頑張って咲いている。花見の対象からは外れるけれど、私は毎春、密かにこの花が咲くのを待っている。 【書】「喜雨」キウ(No.1,361) 「ほどよい…

野菜苗植ゑて如雨露の水温む(あ)

ブログの下書きをメモアプリEvernoteで書いているが、デスクトップの標準ブラウザSafariが使えず、登録更新がされないでいた。 それで、きょう、とうとう痺れを切らしたというふうに、作って保存しておいたテンプレートが使えなくなってしまった。 さあ大変…

目白見え隠れきんつば細石(あ)

大場の病院で、栄養士さんの指導を受ける。栄養士さんは、ノートパソコンの画面を見ながらアドバイスしてくれたが、それはすべて想定内で真新しい驚きはなかった。 はい判ってます。精進します。 【今日の一枚】細石。 「さざれいし」と読む。きんつば、だ。…

擁壁の水抜穴の水温む(あ)

【今日の一枚】丸石を積んだ擁壁。 我が家は西向きの公道に面していて、丸石積みの擁壁にはいくつかの水抜きが設けてある。 きょう、その水抜きの一つから水が漏れているのに気づいた。ここの水抜きから水が出てるなんて、ここに住んでこのかた見たことがな…

春雨に濡れて逆さに傘干さる(あ)

昭和の風景をシリーズで描き始め、早いもので今回で80を数えた。 きっかけは、下の図書館から借りてきた一冊の写真集だった。そこに静岡県の昭和の風景が載っていて、それを下地にしてディジタル画を描いたら結構な暇つぶしになるのではないかと思って始めた…

幼少の日々こもごもとつくしんぼ(あ)

「環境美化の日」。 市のごみ収集車が昼前にやってきた。プラごみ、生ごみを仕分けなければと思っていたら、一つ袋にごちゃ混ぜでいいという。これには助かった。これなら毎月やってもらいたいくらいだ。 昼から雨がポツポツ落ちてきた。午前中、あるお宅の…

花は咲けども花よりも団子かな(あ)

【今日の一枚】城山さくら祭り。 梅の花が散り始めると、次は桜の出番だ。この時期に咲く桜といえば、河津桜である。 大仁のシンボル的存在の城山を迂回するように狩野川が流れている。今はその狩野川の土手にずらり河津桜が咲き揃い、それはそれは見事。で…

水汲むや道端に売る春苺(あ) 

【今日の一枚】西伊豆へ右折する交差点にあるお店。 カミさんが好きそうな店だ。 「(水汲みの)帰りにちょっと寄って野菜を見てみたい」と、カミさんが車を運転しながら言う。 本当はテントの棚に並べられた箱詰めのイチゴを見たかったらしい。 「ここでいい…

梅の花雨に打たれて散り敷かる(あ)

雨があがるのを待って午後から公民館に籠もろうとした。3/12(日)に予定されている総会の資料を整えるためである。そうしたら、カミさんからメッセージが入っているのに気づいた。よりによってこの忙しい時に……なんて口が裂けても言えない。言ったら倍返しを…