いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

2024-04-01から1ヶ月間の記事一覧

新緑のせせらぎ生足すね毛足(あ)

【きょうの一枚】第6回あるこう会。 病院に行ったらこんなポスターが目に留まった。 「5年ぶり」だそうです。そんなにやってなかったんだ。 最近、平らなところでも平気で躓くようになったからなあ。久々に三島のせせらぎを歩いてみるか。 【書】「鬱」ウツ…

流るるや黒髪平安花筏(あ) 

【きょうの一枚】十二単衣の黒髪。 書と墨画のグラフ誌「墨」の表紙にこの図絵があったので模写した。 お召し物の模様が半端ない。これを写し取るだけでも半日かかる。実際に筆で布に模様を手書きしていくとなると、もっと時間がかかるんだろうな。 合鍵のよ…

ちはやぶる神業平も春に老ゆ(あ)

暇さえあれば画ばかり描いている。暇がなくても描いている。それほど画にどっぷりはまっている。 なんだろう、変なの。 こんなはずじゃなかった。もっと時間たっぷりな悠々自適の老後を送るつもりでいた。 仕事を終え、リタイアして、そうして得た時間を地域…

ただ一首謳い残して春ゆけり(あ)

『古代文字字典』金文編がそろそろ終わりに差し掛かってきたので、金文に代わるものを探していた。そこで出会ったのが「書と墨画のグラフ誌『墨』」だった。 『墨』は(株)芸術新聞社が出している大型グラフ誌で、とにかく写真が豊富。年寄りが晩酌を零すの…

筍を茹でて来し方媼の手(あ)

【きょうの一枚】茹で筍。 きのう(4/25)カミさんが神奈川の横須賀から車を飛ばしてやって来た。 突然のことでびっくりするが、最近はそのびっくりが当たり前すぎて「突然」でもなくなった。 訊くと「そろそろ水を汲みに行かなきゃと思って」とかなんとか言う…

鯉のぼり目玉ぎよろりと棚の下(あ)

きょう(4/25)はコミック誌発売日。だと思って本屋に走った。 あった。棚から引っこ抜いて、ついでに文芸誌コーナーに回ったら、5月号が出ていた。相変わらず芥川賞発表号の背後に申し訳なさそうに置いてある。「芥川賞」は売れるのに「直木賞」が売れないの…

色落ちのせぬ花のままとこしへに(あ)

星祭りの幹事を頼まれて東京の居酒屋を探した。青森の郷土料理を中心に探したら、あるある、ごちゃまんとある。 驚いた。青森が東京でこんなに巾を効かしているなんてちっとも知らなかった。 渋谷ならかつて闊歩して隅々まで知っていると思っていたが、東横…

筍を茹でやや生臭き時間かな(あ)

大学時代の友から、みんなで集ってどんちゃんやらないかという誘いがあった。これまで新型コロナ蔓延で自粛していた集いである。 そいつらとは大学で濃い一年を過ごした。 得体のしれない胃病に襲われて入院したのもその年である。北海道の馬牧場でアルバイ…

盛り過ぎ散るや躑躅の潔さ(あ)

【きょうの一枚】庭のモチツツジ(黐躑躅)。 庭に「花車」というツツジが今を盛りと咲き誇っている。 もう一つ、南隣家との境に別種の黐躑躅が植わってある。 白い五弁のうちの一弁だけ赤いメッシュが走っていて、胸騒ぎするような美しい花だなあと見ていた。…

端居して老夫黙つて塩こんぶ(あ)

まだ荒削りだけど、絵の方向性がだいぶ定まってきた。 これまでいろんな絵の描き方を独学してきた。 それで思ったこと。芸術と名のつくものは独学に限る。 つまり、上手くなるには上手い人の技を盗むことしかない。 「盗む」というと語弊があるけど、要する…

来し方を振り返れば薔薇垣(あ)

昨日金曜は、お約束のミニトマト無人販売の定休日だった。 ここのミニトマトは、そのまま鷲掴みして食っても旨い。 だけど今日は、ミニトマトを二つに切って、塩昆布の素で和えてみた。野菜が足りない気がして廉価な「もやし」と「増えるわかめ」を加えた。…

万緑や落梅青虫団子虫(あ)

市の担当者から正式なデータがメール添付で送られてきた。 ところがそのデータ、スマホの画面だと小さすぎて見づらい。もっと大きく見れないかと思っていたところ、なんだiPadがあるじゃないか、それでみたら大きく見られると思いついた。 で、iPadのメール…

蔕なくてそこだけ白きミニトマト(あ)

夏野菜を植える時期になった。 かつては庭にミニ菜園があった。しかしいつの頃からか、芝生の侵食に負けて菜園を畳むことにした。 菜園を畳んでも、ミニトマトだけはプランターで育て続けた。トマトは連作が苦手だというのをいいことに、毎年新しい土をプラ…

新緑のおつとどつこい手向山(あ)

ブログを書いている。毎日書いている。 何のために? 何のため? 何のためもへったくれもない。そうしたいからそうしている。それだけのことです。 好き好みに理由なんかいらない。好きだから好き。それでいいじゃん。 ブログを毎日書いていると、なんでこん…

八重桜孤高誇らか咲きにけり(あ)

交通安全幟旗撤去の日。 集合時刻に間に合うように出かけたつもりが、約束の場所に着いてみるとすでに予定の人が揃っていた。 チーフが、バイクにまたがる私の姿をみて、「これで全員揃った」と言った。つまり、みんなが私の到着を待っていたということだ。 …

野の草や右も左も山笑ふ(あ)

庭を眺めていると、これまで歩んできた道をふと振り返りたくなることがある。 でも、過ぎ去った昔にはどうあっても戻れない。過ぎ去った昔は思い出の中だけでしか見られない。 洟をてかてか袖でぬぐいながら三角ベースを回ったあの日。 口の周りを紫色に染め…

滅び行くものは焦がれて花車(あ)

のどかな日曜だ。 こんな、のどかな休日が過ごせるなんて思ってもみなかった。 庭の雑草を引っこ抜いて、飽いたらベッドに横になる。そして最近推しの東亜樹の歌を流す。 ♪……ひとりが好きなわけじゃないのよ♪ 中島みゆきの「ひとり上手」という歌である。そ…

花冷や悠々自適ここはどこ(あ)

夕飯の買い出しから帰ったら横浜から教え子が来ていた。 初任の職場で最初に担任を持った時の卒業生だ。 なんの前触れもなく突然やって来て驚く。 聞くとツーリングの帰りの途中だったのでついでに立ち寄ったとのこと。 ついでだろうがなんだろうが覚えて顔…

風吹けば咲く咲く白い花林檎(あ)

図書館から借りてきた本の返却が明日(4/13)までだというので、急遽本文の模写をやった。 読むために借りた、というより模写したくて借りた。常に手元に置いて書く勉強をするために借りた。 借りたのは江戸黄表紙本『東海道中膝栗毛』(日本古典文学全集・小学…

ふくよかにそも艶やかに八重桜(あ)

図書館から本返却日のお知らせメールが届いた。 えっ、借りてからもう二週間が経つのか。早いなあ。時の経つのが年々早くなってるような気がする。 こうなりゃ、死に際をもう少し先延ばししてもらわないと、やるべきことができなくなっちまう。 何かやりたい…

春の海ポートフォリオとはなんぞ(あ)

花見が先日無事終わって、公民館掲示板のポスターを剥がしにかかった。 掲示板の鍵を事務室から持ってくるのに、公民館玄関の鍵を開けた。 このときはすんなり開いた。 ところが、用を終えて玄関の鍵を閉めようとしたら、これが閉まらない。鍵を右に回しても…

花びらの舞つて散り敷き春のゆく(あ)

「メモ」のタグ機能がだいぶ見えてきた。 使い方がわかってくると、なるほど便利な機能だと思う。でもそれは自分にとって便利なのであって、自分以外の人が使って便利だと思うかどうかはまた別。だから人に勧められない。 てか、タグがいくら便利な機能だか…

馬引きの馬子の桜の峠道(あ)

4月から新年度になって、持ち場が大きく変わった。 私は、某委員会の運営を任された。 何をどうしていいか判らないポジションだが、重鎮の話に耳を傾けながら市と連携して地域活動に貢献したい。それが私の残された役目だと思っている。 具体的に何をするか…

いにしへの伊豆の重みや八重桜(あ)

「メモ」をタグで整理したいが、そのやり方がわからない。それで整理しないことにした。 整理しても、その後どうしていいかが判らない。 整理したけりゃすればいい。私は整理することにそれほど執心しないからやらない。とかなんとか言っちゃってるけど、そ…

雨光る清浄明潔福財布(あ)

横書きの「メモ」を縦書き表示で使いたくて、でもできなくて諦めた。たった横書きを縦書きにするだけなのに、こんなに時間を食うとは思わなかった。無駄むだ。横書きに慣れればいいだけのことだ。 昔はパソコンを自己流にいじって遊んでいた。その労力を屁と…

薔薇の芽の雨柔らかく膨らめる(あ)

Mac標準アプリ「メモ」をいろいろいじってみた。 私がやりたいのは、Mac本体の縦書エディタでデータを保存し、それを「メモ」で読みたいという、たったそれだけのこと。 要するに、Macで打ち込んだ縦書文書を、ケータイの縦書表記で見たいというだけのことな…

春めくやうどんしこしこ湯気の中(あ)

ブログの下書きをMacの標準アプリ「メモ」で書いている。キーボードがあると文字を打ちやすくてタッチ間違いが少ない。 Mac本体で打ち終わったら、今度はiPadから「メモ」を呼び出して、同期されたブログの下書きを「はてなブログ」にコピペする。そのときに…

観桜の古木に皺の走りけり(あ)

雨の中、チルド宅急便が届いた。 重い荷物にもかかわらず、冷たい雨に降られながら笑顔を絶やさない。ここに受け取りサインをお願いしますと伝票を見せるかじかんだ手に、これで温ったかい缶コーヒーでも飲んで、とお駄賃を渡したくなる衝動にかられた。 箱…

桜まじ路傍の翁の腰据ゑて(あ)

庭にブルーシートを敷いて娘に散髪してもらった。 「伊豆へ行ったらお父さん(私)の髪の毛を切ってやって」とカミさんに頼まれていたのだそうだ。 ありがたいねえ。晴れてよかった。 春風を受けながら、孫たちの将来のことなんかをいろいろ話した。まさかこん…

歌姫の声春の日の澄み渡る(あ)

ここ数日、春疾風が吹き荒れて、庭先が飛び散った木の葉で埋まった。 明日は孫娘が来るというから、少しはきれいにしとくべえか。 呑気にブログを書いてる場合じゃないよ。 でもこのブログ。2013年に書き始めたから今年で11年目になる。 そんなに書いてたの…