いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

秋蝶に事情は問はぬ転校生(あ)

【きょうの一枚】ヤマトシジミ。

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 庭のワラビに羽を休めたところをパシャ。
 私は蝶の種類に詳しくないが、ネットに当たったら一発で名前が出た。それだけポピュラーな蝶ということなのだろうが、私は知らなかった。でも、もうこれで大丈夫。ヤマトシジミ君、君の名を覚えたからね。


【書】「旧郷」きゅうきょう(No.816)

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 「故郷。ふるさと。旧里。」(『旺文社漢字典』第2版)
 「旧」のもとの字は舊。臼はうすではなく、鳥を捕らえるための道具。これにみみずくの足をからませて飛び去ることができないようにして捕らえることを舊という。みみずくが足をとられて動くことができなくなって留まるので、「ひさしい(長い時間が経つ)」という意味になり、長時間経って「ふるい」の意味となる。
 「郷」は、皀(きゅう)と卯(ぼう)とが組み合わせた形。「卯」は人が向かい合って坐っている形。「皀」は先祖の祭りなどのときに食事を盛って供える器。そのような饗宴に招かれる身分の者を卿(けい=大臣など)といい、卿の所有する領地を郷という。


【ディジタル画】『ざるいしちょっと昔の旅』24(No.258)

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 運動会の応援席の風景。なんと、東北本線が走る土手まで応援席になってる。ここまでやったら、お見事、としか言いようがない。
 東北本線の複線化と電化工事が終了したのは昭和43年。複線化によって、小学校の校庭は一気に狭くなった。と同時に、土手からのんびり応援する光景は消えた。
 東北本線が複線化するのに伴って、善知鳥崎のトンネルを潜っていた従来の東北本線(単線)が廃線になった。廃線にはなったが、線路は撤去されずにそのまま残っていた。そこで私は貴重な体験をすることになる。す
 トロッコに乗ったのである。列車の走らなくなった線路を、友達と二人で代わりばんこにペダルを漕ぎ、中学校のある隣町まで風を切って走った。あれは3月、線路脇にまだ雪が残る中、洟水をジョボジョボ垂らしながら走ったのを覚えている。
 どんな経緯でそんなことになったか覚えていない。たぶん、工事関係者の方が声をかけてくれたのだと思う。粋な計らいをしてくれたものだ。あの一声がなかったら、私は一生トロッコという乗り物に乗ることはなかっただろう。芥川龍之介に親しむこともなかったかもしれない。
 今回は、「アニメーター鉛筆」ブラシを使ってざらざらした質感を出してみた。別にこれといった深い考えがあったわけではない。ただなんとなく使ってみたかったというだけの話。
 それにしても、応援席の顔ぶれを見ると、老若男女、村中総出といった感じです。まさに、村の一大イベントという感じが伝わってきますね。


【タイムラプス】9月9日(木)5:57〜8:55の韮山方面の雨空。22秒。

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【新型コロナ】9/9(水)10:00現在(Yahoo!より)
新規感染者数→12,398(前週同曜日比 −7,631)
重症者数→2,211(前日比 +2)
累計死亡者数→16,550(前日比 +89)