いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

2023-12-01から1ヶ月間の記事一覧

これがまあされど津軽のりんごかな(あ)

●今年の十代ニュース。その2。 市の交通指導員を引き受ける。 だって、なり手がいないんだもん。市の職員も困ってた。だから、私がその荷を背負えば済むと思った。 引き受けたら制服が貸与された。貸与どころかすべて新品。 新品はいいが、靴に困った。サイ…

天高く燃えよ焦がせよ松毬(あ)

思いつくままに今年の十代ニュースを挙げる。 思いつくままってえことは、このブログと一緒だな。 私はなんでブログを書いてるんだろう。最近ふとそんなことを思ったりする。別に書かなきゃいけないということもないんだから、書くのをやめたっていいんだ。 …

蕪漬けて母の遺影のありどころ(あ)

思いつくままに、今年の十代ニュースを挙げてみた。 解説諸々は、明日か明後日にやる。 ①バイク転倒事故 ②市交通指導員 ③隣自治会山車横転 ④区長二年目 ⑤区夏祭り実施 ⑥公民館Wi-Fi環境 ⑦どんど焼き復活 ⑧市長と語る会 ⑨平石古墳清掃作業 ⑩駅伝大会エントリ…

めごこめごこ津軽りんごの訛濃し(あ)

市駅伝大会を走る順番が決まった。ぴったし6人で補欠はいない。 私が全てお任せで投げた人から連絡があった。それをエントリー用紙に移して市へ提出。 それ以外にも、今日は忙しかった。 ①自宅でエントリー表を完成させる。 ②エントリー表を公民館事務室でコ…

手作りの佃煮黒豆年用意(あ)

【きょうの一枚】瓶二つ。 右の白い蓋のは「ゆずジャム」で、隣の金色の蓋のは、……忘れた。 どちらも公民館の体操教室講師の方からいただいた。 体操の先生は、ご自宅のプリンターが壊れたので、公民館事務室のを使わしてほしいと電話してきた。私が少し横に…

暖房にふつふつ議論煮ゆるまで(あ)

時間の過ぎるのが年々早くなっているような気がする。 子供の頃はともかく日曜日が来るのが待ち遠しかったりして一週間って長いなあと思ったものだが、今ではもう日曜かという具合に時の過ぎるのを早く感じるようになった。 時の巡りが早過ぎて、そのスピー…

山里に命繋ぐや年用意(あ)

今年最後の移動スーパー。 次は年が明けた元旦に来る。 うわっ、元旦から仕事か。正月くらいゆっくり骨休めすればいいのに。正月休みもないのか、働くのって大変だな。 移動スーパーの若い店主さんに訊いた。 「なにを買うか迷ってるんだけど、おすすめはな…

門松を立てて公民館玄関(あ)

『オール讀物』今号の特集に「私の読書健康法」という読者投稿記事が載っている。 いちばん若いので38歳、最高齢は83歳の方。全てが『オール讀物』愛読者で、全てが読書好き。中でも東海林さだお先生のファンが多いことに驚く。 東海林さだお先生は漫画家だ…

年の瀬や山の幸も海の幸も(あ) 

【きょうの一枚】青森の物産。 神奈川・川崎に住む実姉からクール宅急便が届いた。 例によって、東京・飯田橋の青森物産館に立ち寄ったみたい。 早速段ボール箱を開けた。ら、あるある私の好きなものだらけ。その中から選りすぐって「浅虫名産 久慈良餅」を…

ピザ窯の薪運ばれて年の暮(あ) 

たまたま上の孫が、明日 (12/23)、近くの高校を会場にバスケの試合があるとかで、今日(12/22)泊まりに来た。 突然のことで何も用意していない。 でも、これもたまたま「ピザバス屋さん」が薪を運んでくれるというので、これでピザを焼いて食わせてやることに…

年越のそばこの薄幸をしみじみと(あ) 

【きょうの一枚】「支那そば」。 いつか入ろうと思っていたラーメン屋だけど、きっかけがなくて、これまで入ったことがなかった。入ったのは今回が初めて。座ったカウンターに近づいた店員が「何になさいますか?」と注文を取りに来たので、数あるメニューの…

山影の傾く池の浮寝鳥(あ)

こうして「心に移りゆくよしなしごとをそこはかとなく書きつくる」時間が、とても楽しい。 午前3時にケータイの目覚ましアラームをセットする。が、寒いこの時期は時間通りに起きた試しがない。起きれば薪ストーブを焚かねばならず、薪の消費量が半端ないか…

裸木のあらま枝股あらエツチ(あ) 

昔の生活に興味が湧いてきた。 特に暖房。 あんな隙間風だらけの空間に風を遮る家具がひとつもなく、暖房を火桶のみに頼っていたとは俄に信じがたい。昔の人はそんなに寒さに強かったんだろうか。 そんなはずはない。「家のつくりやうは夏をむねとすべし」と…

歳晩や移動スーパー山の路(あ) 

【きょうの一枚】移動スーパーも年末店仕舞い、と思いきや。 「年末年始も休まず営業します」ですって。 みんながゆく年を惜しみ新しい年を迎える喜びに浸っているのを横目に、何のそので働きまくりです。頑張りますねえ。 正月くらい、ゆっくり休めばいいの…

短日や裸電球眩しくて(あ)

昨日の宿酔が祟って、食欲がない。 朝から何も食わず一日を過ごした。 窓を叩く木枯らしの音を聞きながら、ずっとベッドの布団にくるまっていた。庭に積んである薪の量が心細くなってきたのでそうした。まだ新年を迎えてないのに、とほほ。 先日、毎年お願い…

訪れる人なき里の冬木立(あ)

某委員会忘年会に招待されて、久々に鯨飲した。 調子良く呑んでいたら、いつの間にか我を忘れて浴びていた。 私は毎日晩酌を欠かさないが、こんなに呑んだのは久しぶり。いや、初めてかもしれない。 仲間の奥さんの車に突っ込まれ、半ば担がれるように帰って…

雨空を舞ふや枯葉の散りどころ(あ)

文芸誌を読みながら晩酌をちびちび呑っている。 一昨日は北方謙三さんで、今日は村山由佳さん。 村山さんは平成15年に『星々の舟』で直木賞を受賞し、現在は軽井沢に居住している。 が、連載中の作品に登場するのは直木賞受賞を切望する女流作家である。 そ…

赤に黄に静かに散つて山眠る(あ)

冷蔵庫に1.5Lのサイダーのペットボトルが入っている。コーラのペットボトルも入っている。これも1.5L。さらに冷蔵庫に入り切らないで脇に立てかけてある温いサイダーがある。 この前、業務スーパーでまとめ買いした。もちろんそれを一人で飲もうという魂胆だ…

これまでで最高の数値でした。 主治医さんの言うとおり。 自粛します。

雨含みそは赤々と実万両(あ)

北方謙三さんの小説を読みながら、晩酌にいいちこのお湯割をちびちび呑っている。 特に、北方さんの作品を好んで読むというわけではない。たまたま手にした文芸雑誌に載っていたから読んだだけ。 北方さんは1947年生まれの76歳。過去に数多の文学賞を受賞し…

よりどりの茶器を並べて年惜しむ(あ)

午後、三島・梅名の病院で定期検診。 まさかの数値にびっくり。主治医はもっとびっくり。 空腹時血糖値が、これまで見たことのない数値に跳ね上がっていた。HbA1c値も二桁を優に突破していた。 実は薬を飲んでないと白状すると、主治医が語気鋭く言った。 来…

冬めくや犬の遠吠誇らかに(あ)

図書館から借りてきた本の中に、こんな表現があった。 「絵を持った文学」。 「東海道中膝栗毛』の解説に見える。 そこで、しばし考えた。絵を持った文学って、何だろう。 黄表紙本のことを考えている。 黄表紙は、江戸時代に流行った大人向けの娯楽漫画本で…

植込の真つ赤に燃えて寒の内(あ)

久々に『陸奥新報』コラム「冬夏言』を覗く。 冒頭、「リンゴ農家の友人が、丹精込めて作ったふじを我が家に届けてくれるようになって10年近くたつ。……」とある。 そして、中盤では「生産者の声をじかに聞き、自然を相手にする仕事の大変さを改めて感じた…

スーパーの鍋焼饂飩三分間(あ)

【きょうの一枚】よく利用するスーパー。 ここのスーパーは、毎月「6」のつく日に酒類を除いて1割引サービスを提供している。今年から移動スーパーも始めた。 これまで移動スーパーを担当していた方が、次回から半島の南の町に転勤になるのだそうだ。向こう…

歴史に名残す残さぬ年の暮(あ)

【きょうの一枚】蛭ヶ小島(頼朝・政子像がある)から見た富士山。 これを撮った現場から程なく行ったところに「韮山時代劇場」がある。中には市立図書館があったりFM放送局があったりする。来年二月の市駅伝大会の開閉会式もここで行われる。むろん大劇場を備…

辻に旗極月無人販売所(あ)

【きょうの一枚】無人のミニトマト販売所。 いつもお世話になっているミニトマトの無人販売所。 今年下半期は不定期で、いつやっているか判らない。たぶんやっているんじゃないかと思って出かけてもやっていなかったりする。 だからといって向っ腹が立つとい…

寒声を遠くに聞くや持久走(あ)

【きょうの一枚】地元小学校の持久走。 今日は、地元小学校の持久走。 私が立番をした分岐点から、最後に走り終えた後の34年女子ランナーを撮った。 ここは道幅が狭い割に車が多く通る。おまけにごみ収集所もある。それで私たち交通指導員にお声がかかった。…

黒猫も夢見心地の枇杷の花(あ)

区連合会全体会があることをすっかり忘れていた。 風呂に浸かりながら、今日の晩御飯は何にすべえと考えていた。 パンツが一枚なくなって買い足さなきゃということは覚えていた。クリーニング屋にワイシャツを取りに行く日だということも覚えていた。明日は…

花びらのもがれ踏まれて野菊かな(あ)

今年もサケが不漁だと聞いて、心おだやかでない。 得た情報によると、本場北海道の漁獲高が前年比の3割、津軽を含む東北では軒並み8〜9割減でほぼ壊滅的状況。 私もたまには塩鮭を焼いて軽く朝食でもと思ってスーパーを覗いたりするが、高い高い手が出ない…

山茶花の咲くその先の乳母車(あ)

『東海道中膝栗毛』の解説が写し終わらない。 解説と本文を書き写そうと図書館から本を借りてきたが、パソコンのキーボードを叩いているせいか書き写しが遅々として進まず、そのうち借りた本を返却する日が来てしまった。 勤めを辞めて、その分、腐るほど時…