いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

新潟の米旨し旨し夏休み(あ)

洗濯機を回しながら、ベッド部屋の衣装ケースを整理していたら、踏み台を踏み損ねてそのまま床にすってん転げ落ちた。受け身を取るスペースはなく、背中を踏み台の角にぶつけ、臀部をしこたま床に打ち付けた。特に酷かったのが右脚脹脛。腫れてはいないが、…

孫の声なくて玉蜀黍茹でる(あ)

【今日の一枚】今晩の晩酌のおかず。 孫がいなくなった途端に料理をする気が萎えた。どうせ呑めば晩ごはんは食わないからと飯も炊かなくなる。 なんとかの一つ覚えのように作っていた卵焼きも、孫がいなくなってから作らなくなった。代わりにきょうは冷蔵庫…

夏草や読み始めたる文芸書(あ)

【今日の一枚】草刈り鎌。 外の物置小屋から出したはいいが、連日の酷暑と突然の雨にめげて、出して出しっぱなし。庭の草はボウボウなんだが刈る気が起きない。すぐベッドに横たわって、暑い暑いとほざきながら文芸雑誌に目を通している。 我が家にはクーラ…

旱雲親子丼独り食む(あ)

【今日の一枚】晩酌の長芋と大豆もやし。 青森県産の長芋が無性に食いたくなった。ただそれだけのこと。大豆もやしは、ついでのおまけ。 きのうも同じスーパーに長芋はあった。でもラベルには北海道産と記されてあった。だから買わなかった。 北海道の海の幸…

主居らぬ窓辺キララと松の針(あ)

【今日の一枚】松葉に降り注ぐ雨。 車庫の脇に黒松が植わってある。孫娘にあてがっていた部屋の窓を開けると、その窓先まで松の枝が伸びている。 雨は俄か雨で、昼過ぎあたりにざっときた。そして、すぐ止んだ。 針のように尖った松の葉に生まれたての透明な…

夕凪やパソコン部屋に気の籠る(あ)

【今日の一枚】パソコン部屋復活。 ベッド部屋に眠っていたiMacをこっちへ持ってきて、その横に、玄関を入ってすぐの上がり框のところにあったメインのパソコンを置いた。 これでflash専用機と最新MacOS搭載のマシンが並んだ。パソコンが消えた分、玄関の上…

しなだれて子の簪や百合の花(あ)

【今日の一枚】庭のタカサゴユリ(高砂百合)。 似たのにテッポウユリ(鉄炮百合)があるが、こちらは花弁に赤紫の筋が入っているからタカサゴユリ(高砂百合)。 庭のあちこちに自生するが、殊に玄関アプローチ敷石にしなだれるように咲いて通路を妨げるのは困る…

洗濯を仕舞ひ忘れて揚花火(あ)

区の委員会に「乗合タクシー推進委員会」というのがある。略して「乗タク」。 これは、歴代区長経験者を中心に組織され、今年は私も副会長として名を連ねている。この7月、8月、9月と「乗タクを使おう」強化期間になっていて、ここへきてようやく時間が取れ…

夏の夢古昔杵柄今何処(あ)

【今日の一枚】お兄ちゃんの部屋にiMac復活。 このiMacは、もともとこの部屋にあった。小豆色の文机も、もともとこの部屋にあった。孫どもと住むことになって、6畳和室を3畳二部屋に間仕切りする必要が生じ、やむなくベッド部屋に移しておいたものである。 …

寝かすまじ声を限りの油蟬(あ)

【きょうの一枚】網戸に張り付いたアブラゼミ(油蟬) 庭の草むしりをしなくちゃと思うが、連日の「危険な暑さ」に怯んで炎天に出る気がしない。ベッド部屋で少し横になって英気を養おうと思ったら、網戸に油蟬がへばりついていた。 声が、あのけたたましく鳴…

祭提灯ゆらり狩野川流れけり(あ)

【きょうの一枚】夏祭りの赤提灯。 きょうから4夜連続で狩野川に花火が上がる。 提灯は旧韮山町が主催する「狩野川まつり」のもの。花火は8/3に打ち上がる。 不思議なのは、伊豆長岡駅までの道の左側の提灯にだけ灯りを灯していること。右側にも提灯が吊るさ…

陰に身を忍ばせ蝉の息とだゆ(あ)

【きょうの一枚】息絶えたクマゼミ。 今や日本のセミ界を席巻してシャーシャー鳴くクマゼミも、連日のこの「危険な暑さ」続きはさすがに堪えたものとみえる。カブに乗って夕方の買い出しに出かけようとしたら車庫入り口に息絶えていた。 最初、ヒグラシかと…

天麩羅の油ぎとぎと熱帯夜(あ)

このところ、毎日パソコンへ向かうのが日課になっている。 パソコンに向かって何をしているかというと、Evernoteでブログを書いて、それを携帯アプリ「はてな」にコピペして、写真を添えてアップしている。 それには半日かかる。仕事をリタイアし、読む人が…

三色の団子を食んで冷やし酒(あ)

カミさんが伊豆に来ている。これで孫の世話は二馬力になって、私は夕飯の買い出しに出なくて済んでいる。買い出しに行く必要がないので、家に残って画を描いている。こっちの方が買い出しより断然楽しい。 買い出しに一緒にくっついていった孫娘に、中身の見…

媼切る孫切るどれも西瓜かな(あ)

【きょうの一枚】カット・スイカ(西瓜) きょうはカミさんが来るってんで、桃か西瓜を買って用意しようと思った。 で、午後4時過ぎにカブを「伊豆のへそ」へ走らせた。ここの産直店は午後5時に店を畳んでしまうからせわしない。 田舎は店を早く閉めるとはいう…

空に白雲もくもくと百日紅(あ)

孫娘がお泊まりに私のType-C電源アダプタを持って行ってしまった。 Type-Cケーブルは私がもっぱらiPadの充電に使っていたものだが、孫と一緒に住むようになってからは、孫娘の携帯電話の充電にも使われていた。 孫娘が学校に行っている間は私のiPad充電に使…

雲の峰漱石全集繙けり(あ)

【きょうの一枚】漱石全集第五巻。 岩波書店の全集で、この巻に『坑夫』『三四郎』が収録されている。全巻二十八巻+別巻を揃えるとなると決して安くない。 安くないけど揃えた。全巻目を通すつもりはなかったが、晩年の楽しみとして買い揃えておいた方が得…

生ビールチョコ味なんて誰呑むの(あ)

夏祭り中止を受けて、その後始末に奔走している。 きょうは神輿渡御のお祓いをお願いしていた地元神社の宮司さんに中止の報告をした。宮司さんはとても残念がっていたが、新型コロナがこれだけ蔓延すれば中止もやむを得まいと理解を示してくれた。 8/1〜4に…

新じやがの不揃ひのまま泥ゑくぼ(あ)

引越し用のダンボールが宅配で届いた。 早速孫娘が荷造りを始める。が、荷造りをしてもそのダンボール箱を積んで置く場所がない。なくても平気とばかりにどんどん段ボール箱を作っていく。一体どこに寝るんだ寝る場所がないじゃないか。 一刻も早く新しいと…

山百合の煌々斜面仁王立ち(あ)

「おねえさんへ ふえをおしえてくれてありがとうございます。おまつりはなくなっちゃったけど また、おねがいします」 これまでのしゃぎりの練習に使っていた楽器を回収するのに、子供会の役員が午後7時、公民館に集まった。そこへ笛を返しにきた子が、一筆…

学童の揃つて萌ゆる緋のダリア(あ)

【きょうの一枚】小公園脇道のダリア。 アイリスの二列目にダリアが育っている。 きょうも坂の下までカブを走らせたら、坂の途中で、長袖長靴姿で草を刈っていた。ここは地元小学生が集団登校に集まる場所でもある。 猛暑の中、ご苦労様です。いや、ほんと頭…

梅雨明けや図書館の窓全開す(あ)

【きょうの一枚】建設中の地元警察署。 現在の警察署が手狭になったので、もっと広い場所へ引っ越すのだそうだ。その引っ越しに当たっての説明会が4月に行われ、呼ばれたので行ってきた。話は、現在地域住民に親しまれている交番が、本署移転に伴って廃止さ…

生野菜盛つて食卓夏盛り(あ)

【きょうの一枚】キャベツと胡瓜の塩揉みプラスミニトマト。 孫娘がスイカを食いたいという。「よし、道の駅へ行って安かったら買ってくる。でも高かったら買わない」と言ってカブを走らせたら、4分の1にカットされたスイカが一つだけ残っていて、それを買っ…

行く道や人の歩止めて梅雨出水(あ)

【きょうの一枚】濁流する近所の川。 普段はハヤが泳ぐ川も、きょうはご覧の通り。写真は小学校の正門(写真右)にぶつかる橋の上から撮った。橋には欄干ではなくガードレールがかかっている。 きょうは会計さんが仕事の都合がつかないと言うので、私が代わり…

柔肌の赤き命や百日紅(あ)

新型コロナBA.5株蔓延の勢いが止まらない。毎日発表される市の新規感染者数が、きょう、とうとう50名を突破した。 隣の学区の小学校では、新規感染者が100人を超えたといって騒いでいる。高学年ではクラスターが発生し、学級閉鎖に追い込まれたとも聞く。 そ…

茄子味噌の素朴素朴と味深み(あ)

住んでいる近くに古墳がある。ここと神奈川・藤沢を行ったり来たりしていた頃、隣町の中学生グループに坂の途中で古墳の場所を訊かれて答えられなかった。 きょうは朝一番でそこの清掃をする予定だった。 当初は、清掃後に地元考古学の学芸員が小学生に古墳…

焼酎がいいわあなたのそばよりも(あ)

【きょうの一枚】昼食の蕎麦。 孫娘に、「きょうのお昼なに?」と訊かれたので、「信州信濃の新蕎麦よりも、あたしゃあなたのそばがいい」と寅さん風に言ったら、孫娘に「何それ」と鼻であしらわれた。 きのう作ったざるそばの残りを温め、それにお兄ちゃん…

雷雨にも負けじ高圧洗浄機(あ)

その昔、絵手紙に凝ったことがある。まだiPadに出会う前だ。 絵手紙は、小池邦夫氏著の本をお手本にした。絵が下手くそな私は、「下手でいい。下手がいい」と本にあった氏の言葉にずいぶん勇気づけられたものだ。 筆を真っ直ぐに立て、筆の尻をつまむように…

丼に目高泳いで売られけり(あ)

ここへ来て新型コロナ感染者数が急激に増え出した。 それで臨時三役会を開き、夏祭りをどうするかについて話し合った。 結果、7/24(日)に予定されていた臨時役員会を前倒しして7/18(月)に行うことにした。これに体文推進委員会、しゃぎり保存会、青少年育成…

我が臍の具合に曲がる胡瓜かな(あ)

かなかなかなかな。 おっ、ヒグラシ(蜩)だ。ヒグラシが鳴いてるよ。 ヒグラシは暑い日中は鳴かず、涼しい朝と夕方に鳴く。 ヒグラシは蝉の中でも、涼やかな鳴き方に風情があっていい。 かの『枕草子』にも「虫はすずむし。ひぐらし。……」とある。アブラゼミ…