いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

2015-02-01から1ヶ月間の記事一覧

本当の趣味とは

「ほんとうの趣味とは、それをせずには生の充実感がえられないものをいう」と中野孝次は『美しい老年のために』(文春文庫)に書いた。「あれにもこれにも手を出し、『御趣味が豊富でお羨ましい』などといわれる人は、まず無趣味と同じとみていい」とやっつけ…

昨夜は呑み過ました

昨夜は調子に乗って、ちと呑み過ぎた。午後6時から始まった非常勤仲間のお別れ会は、9時を過ぎたところで一旦お開きになり、熱海でFMラジオ局のパーソナリティもしているという非常勤の人を店の前で見送った。今回、手際よく店の手配をしてくれた同僚は韮山…

焼き鳥屋でお別れ会

一昨日、三島の非常勤仲間に、お別れ会をしませんかと声をかけた。今年度の非常勤は私も含めて3人いて、先週、3人とも来年度の非常勤枠はないと言われていた。そこで、これも何かの縁だからとお別れ会の提案をしたら、では木曜にやりやましょうとたちまち話…

来年度はどうなる

昨日で今年度の三島の授業が終了し、続いて今日、秦野の授業が終了した。終了した瞬間は、毎年のことだけれど、これで少し息抜きができるという安堵感と、うまくできなかったことへのほろ苦い反省とが交錯する。そして、よし、来年度こそはと気を入れ直すの…

石焼き芋は大成功

ダッチオーブンで石焼き芋を作ってみた。まず初めにシーズニング。これは鉄鍋の慣らし作業のこと。この作業は、コーティングされた油分を鉄の表面から内部に浸透させ、さびや焦げに強い鍋に育てる第一歩の儀式なのだという。鍋にサラダ油を垂らし、用意した…

今日は「富士山の日」

今日、2月23日は「富士山の日」で、静岡県の学校は休み。そこで、またまた吉野弘詩集から「富士」を紹介。葛飾北斎は「富嶽三十六景」を描いた安藤広重も「富嶽三十六景」を描いた北斎は後に「富嶽百景」も描いた池大雅も横山大観も梅原龍三郎も富士を描いた…

夜10時まで孫の世話

小田原で孫の世話。カミさんの話によると、孫のママは地元のミニバスケの監督を引き受けることになったらしい。それで今日は、自分のママさんバスケの試合の後に、ミニバスケの指導に回るから、帰宅は夜10時になると言い残して、朝8時に子どもたちに朝食を摂…

湘南T-SITEの人気

それにしても、なんであんなに人が集まるんだろう。昨年12月にオープンした湘南T-SITEのことである。駅から近いというわけでもない。売られているものだって決して安くはない。書店の棚だってマニアックな趣味の本ばかりである。それなのに、なぜあれだけの…

そんなに急いでどうすんの

今日、藤沢に戻ったら、自宅マンション前の街路樹がすべて切り倒されていた。腰掛けられるくらいの高さの切り株が、年輪を露わにして5株ほど並んでいる。目の前を国道1号線のバイパスが走り、2020年にはこのバイパスの地下に横浜とつながる自動車専用道路が…

ダッチオーブンが届いた

朝からテスト作り。これが今年度最後となる。振り返ればこの一年、いつもテスト作りに追われていたような気がする。バタバタしどおしだったけど、それもこれも今回でおしまい。ふう、やっとここまでたどり着いた。夕方までに、一気に解答欄まで仕上げた。秦…

祝賀会の案内

先月、大学のサッカーの創部90周年記念祝賀会の案内をもらった。出席するかどうか思案していると、ある晩、同期のサッカー部の仲間から電話がかかってきた。今、毎年集まるメンバーで新年会をやっているのだが、ちょうど記念祝賀会のことが話題になり、それ…

あやめ湯の文化

ばあば、そっち何人? こっちは三人だよ○坊、そっちは何人だい? こっち? こっちはねぇ、いち、にい、さん、しい、ごお、大人五人と子ども一人だよ、ばあば。そうかい、そいじゃあ、全部足したら何人になるかね? 足したら? 足したらねえ、ええと、全部で…

「酒痴」という酒の呑み方

『吉野弘詩集』に「酒痴」という詩を見つけた。一日の終り独り酒の顛末を最後まで鄭重に味わう酒痴殆ど空になった徳利を、恭しく逆さにして縁からしたたるものを盃に、しかと受けとる初めに、二、三滴、素速く、したたりやがて間遠になり少し置いて、ポトリ…

孫のわがまま

今日の午前中、カミさんは孫娘とのチョコ作りを楽しみにしていた。昨日やるはずだったチョコ作りである。ところが、今朝になってカミさんの堪忍袋の緒が切れてしまった。原因は上の孫のわがまま。朝起きるとすぐに、上の孫は昨日の続きの折り紙をやり出した…

孫の好むコンビニ

昼前、孫を預かりに小田原へ向かう。孫の世話が始まると、それ以外の何もかもできなくなるため、藤沢を出る前までに今回のテストの解答欄をひとまず仕上げておいた。カミさんは、孫娘と一緒にバレンタインのチョコを作るんだといって、やたら張り切っていた…

『吉野弘詩集』が届いた

午前1時に起きてテスト作りの続きをやる。朝までなんとか間に合った。とりあえず同僚に点検してもらう。解答欄はまだ。こっちは土日で仕上げて来週月曜に点検してもらうことにした。来週は秦野分がこれに加わる。息も絶え絶え、青息吐息、息切れ寸前、胸突き…

ここ、相席ですか?

午前中でテスト2つ目を仕上げる。でも問題だけ。解答欄はまだ。疲れた頭をほぐすために、昼食は外で摂ることにした。コーヒーも飲みたかったので、となるとやっぱりガスト。コーヒーの味は二の次で、ゆったりできるところを優先すれば、代わり映えのないワン…

風呂上がりは仕事しない

朝から六畳和室に籠もってテスト作り。午前中いっぱいかかってやっと一つを仕上げる。残り二つ。午後から二つ目に取りかかるが、夕方の風呂屋へ行く時間までに完成せず。三つ目と合わせて、明日一日に勝負を賭けることにする。夜だってその気になれば時間は…

日替わり温泉巡り

伊豆では毎週、月曜の午後から金曜の朝まで過ごす。それで、月曜から木曜までの4日間は日替わり温泉を楽しむ。あやめ湯(300円),長岡南浴場(279円),湯らつくすのゆ(279円)を順繰りに巡るのが基本。そこへ月に一度のペースでちょっぴり贅沢な温泉が加わる。279…

熱海は雪だったみたい

朝、東海道線下りの根府川で車窓から海を見たら、朝焼けの光が厚い雲に押さえ込まれて水平線との間に帯をなしていた。熱海を通過したときには気づかなかったが、そのとき熱海は雪が降っていたのだそうだ。1コマ目の授業を終えて準備室に戻ったら、熱海から通…

さあ、ラストスパート

朝からテスト問題作り。いよいよ尻に火がついた。今度の金曜までに、まずは三島の3色を仕上げなければいけない。その一週間後には秦野の分が待っている。秦野は入試の週に一気に仕上げるつもり。こんな状態での水曜の旗日は貴重だ。この水曜と、もともと休み…

散歩は湘南T-SITEがメインに

このところ、藤沢での散歩コースに湘南T-SITEが加わることが多くなった。というか、むしろそこがメインになってきている。自宅マンションから片道30分という手頃な距離であることと、休憩でコーヒーが飲めること、そして、何より一番の魅力は、電源が確保で…

「尾形光琳展」を観た

三島の仕事の帰り、熱海のMOA美術館へ寄って、一昨日から始まった「尾形光琳300年忌記念特別展」を観てきた。今、熱海は熱海梅園、あたみ桜と花のシーズン真っ只中で、駅前にはそれらしい団体客も多く見られた。その花見、梅見の客のいくらかはMOA美術館へ流…

コーヒーだばネスカヘだじゃ

朝から冷たい雨。生ゴミを捨てに外へ出たら、雨に少し雪が混ざっていた。降り方はそんなに強くないから、昨年の今頃のようなどか雪にはならないと思ったが、どうも外を出歩く気にはなれなかった。六畳和室を閉め切り、石油ヒーターで暖を取りながら読書をす…

MOA美術館の割引券

昨年12月から三島の職場で机を並べている方にMOA美術館(熱海)の特別割引券をいただいた。「尾形光琳300年忌記念特別展」で、会期は今日2月4日から3月3日まで。この方は、地元FMラジオ局のパーソナリティもされていて、話し方がとても上手というか、話し出し…

昔、職務質問を受けた

路上観察の目で歩いていると、新しい発見があって面白い。ただ、あちこちきょろきょろするので、不審者と間違われやしないかという心配もある。怪しい行動と疑われ、職務質問でも受けるようなことになったら面倒だ。実は、私は学生時代に職務質問を受けたこ…

一歩ずつ春が近づく

朝、いつもの東海道線下りの沼津行きに乗る。切符を買うぎりぎりまでグリーン車に乗るか乗るまいか迷ったが、結局、乗るのを止めた。先月の思わぬ出費のささやかな穴埋めという意識が働いた。茅ヶ崎で、目の前の座席が二人分一遍に空いた。こんなことはこれ…

散歩が楽しくなりそう

「路上観察学会」というのがあるらしい。「街角の建物・看板・張り紙など、普段は見向きもされない風景やヘンな物、面白いもの、使われなくなって転がっているものを見つけて観察する」のだという。夕方の散歩で湘南T-SITEに行き、赤瀬川原平の『路上觀察學…