いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

2015-01-01から1年間の記事一覧

二万歩もまず一歩から去年今年

ブログを書き始めて今日がちょうど1000日目。一つの節目が2015年の大晦日とぴたり重なった。我ながらここまでよく続いてきたと思う。 ブログは翌日の早朝に書く。前の晩は大抵呑んだくれて書く内容がへべれけになるに決まっているから。これまでに呑んだ勢い…

賀状書きややの疲れと友の顔

3年前の4月1日から書き始めたブログが、今日のこの記事で999日目になる。明日大晦日の記事がちょうど1000日目だなんて、ちょっと出来過ぎです。 一回の記事を800字から1000字の間で書こうと決めているが、1000字をオーバーしてしまうことも少なくない。書く…

六十の手習い一つ年を越す

写真は、色砂にしようとして着色しなかった砂。昨日、海岸から運んできた砂をバケツに入れて洗った。それで、せっかくだから洗った砂に色を着けてみようと考えた。ネットに当たると、私と同じことを考える人がいるもので、どうすれば砂に色を着けられるかと…

水鳥の海の風避け海を見る

昨日、散歩がてらテラスモール湘南のホビー材料専門店「ユザワヤ」を覗いた。ユザワヤならもしかして砂絵用の砂を扱っているかもしれないと思ったのだ。久しぶりのユザワヤだったが、以前に比べて画材コーナーがだいぶ縮小されていて、それで、目当ての砂を…

歳晩や年に一度の版画彫る

この年も押し詰まった昨日、ショッキングなニュースが飛び込んできた。千葉県君津市の17歳の高校生が祖父母を殺して逮捕されたというニュースである。このブログでは社会事件についてほとんど語らずにこれまで来たが、今回ばかりは語らずにはいられない。と…

風の子やかじかむ手して孫遊ぶ

午前9時に伊豆を出発する。孫たちを小田原に送り届けて藤沢に戻ったのが正午。伊豆から小田原までが1時間半、そして小田原から藤沢までが1時間半と、小田原が伊豆と藤沢のちょうど中間点となる格好だ。 さてさて今回は、小学3年になるお兄ちゃんの行動にはち…

孫に間に合わぬ蒸し鶏クリスマス

伊豆で孫の世話。 前もってカミさんからは、午前9時までに小田原に来てくれればいいと聞いていた。それでその時間に間に合うように伊豆を出た。当然、カミさんも間に合うように藤沢から来るものだとばかり思っていたら、9時どころか、10時になっても11時にな…

自転車の乙女吸い込み白き富士

切り絵の参考にしようとネット検索していたら、ひょんなことからYouTubeの砂絵の動画へ導かれた。これまで砂絵とは糊を塗った上に色のついた砂をふりかけて描いた絵のことだと思っていた。もちろん、そういう絵も砂絵と言うらしいが、私がYouTubeで見たのは…

隧道の出口のかたち冬の雨

朝7時に目が覚める。本当は4時のアラームで一旦目を覚まし、布団に入ったままブログに書くことをまとめようとしてまとまらず、そのうち二度寝してしまった。昨日テキーラを持って遊びに来てくれた呑ん友も4時には目が覚めていたかもしれない。だけど起きてく…

テキーラの友遠方より来て柚子湯

目覚ましのアラームはいつも4時にセットしている。しかし、アラームが鳴る前に目を覚ますことが多い。夜は9時には大概寝てしまうから、朝3時だってばっちり目覚め爽やかなのである。年寄りは早起きだというが、早く寝るから早く起きるのが当たり前なのである…

寒鴉おめえも影絵になりたいか

あやめ湯(16:56)3→4人。脱衣所にあった桐の縁台の幅が半分に縮まっていた。これでようやく普通の幅になった。前のは、今思えば脱衣所の中央に置いて、背中合わせに腰掛けられるような仕様だった。だから、それなりに幅もあった。ところが脱衣所が狭いために…

「貸切」と息子の字にて忘年会

昨日はちと呑みすぎた。歩数計アプリを見たら、家に帰ったのが0:54になっていて驚いた。昨日は午後1時半に餅搗きを終えて、そこから呑み始め、その後義兄に誘われるままに京浜急行の杉田へ繰り出し、終電近くまで延々10時間も呑んだのだった。なぜ杉田? 実…

亡き義父の直伝の技餅こねる

横須賀にあるカミさんの実家で餅搗き。餅搗きを始めたのはカミさんと一緒になった年からだから今年で36年になる。 例年は28日〜30日のあたりで搗くのだが、今年はそれより一週間ほど早い。義兄の二番目の子が来週から年始にかけてヨーロッパ研修旅行に出かけ…

年の瀬やお猪口で一杯逆さ富士

東京新聞Web版(12/16)に「iPadで作ろう 東京芸術大大学院教授がお手軽アプリを開発」という記事が載った。アプリは三年前に開発され、無料で配布されているというので、早速iPadにインストールした。このアプリ「KOMA KOMA for iPad」を使うと簡単にコマ撮…

太棹の音張りつめて寒の月

あやめ湯(18:32)4→3人。今日は少し遅くなった。風呂場に下りたらマイ桶氏、米朝氏、元饅頭屋さんがいて、米朝氏がバイパス手術をした友人の話をしていた。今日、東京の病院に見舞いに行ってきたという。年取りゃ誰だって病気の一つや二つ持ってるらと元饅頭…

太棹の音張りつめて寒の月

あやめ湯(18:32)4→3人。今日は少し遅くなった。風呂場に下りたらマイ桶氏、米朝氏、元饅頭屋さんがいて、米朝氏がバイパス手術をした友人の話をしていた。今日、東京の病院に見舞いに行ってきたという。年取りゃ誰だって病気の一つや二つ持ってるらと元饅頭…

落ち葉吹き上げて湾飛び富士の上

発端丈山(ほったんじょうやま)へ行ってきた。この山は伊豆の国市と沼津市の境にあり、標高は410mとさほど高くない。山頂から見る富士山はそれは見事だというし地元でもあるので、いつかは登って絶景を拝みたいと思っていた。発端丈山の東側には葛城山(453m)…

枯尾花浮かれ歩める先の富士

今日で2学期の授業が終了し、一足早い仕事納めとなる。昔ほどの解放感はないけれど、それでも狩野川の土手を歩いて帰るその足取りに、うきうきした感じが溶け込んでくるのがわかる。さて明日から何しようかなといろいろ考えながら90分かけてのんびり歩く。晴…

枯尾花浮かれ歩める先の富士

今日で2学期の授業が終了し、一足早い仕事納めとなる。昔ほどの解放感はないけれど、それでも狩野川の土手を歩いて帰るその足取りに、うきうきした感じが溶け込んでくるのがわかる。さて明日から何しようかなといろいろ考えながら90分かけてのんびり歩く。晴…

冬ざれやまだ解け込めぬ湯屋の人

あやめ湯(17:02)2→5人。入浴券売機であご髭の人と一緒になった。顔は知っているが話したことはない。その人が風呂場に下りるなり、そこに一人でいたマイ桶氏に、今日は川崎に行って来ただよと話しかける。その前に私が、最近は来るのが早いですねとマイ桶氏…

時雨れるや孫絵何枚描き散らす

藤沢で孫の世話。今回はカミさんが仕事を休めず伊豆へ連れて行けなかった。カミさんと二人で孫の世話をするのは昼飯までで、午後からカミさんは仕事に出かけ、カミさんが帰ってくる7時まで私一人で二人の孫の面倒を見なければいけない。しかも外は雨模様で気…

枯葦の岸や老婆の乳母車

午前中、Evernoteの中身を整理。これまで「ノート」に単純に突っ込んでいたデータを「ノートブック」に振り分けた。要するに複数のフォルダを設けてそこに保存し直した。 私が現在使っているのはEvernoteの「プラス」。しばらく無料の「ベーシック」を使って…

冬嵐障子に竹の影妖し

これまで使っていたiPadがフリーズするようになった。App Storeからのソフトのアップデートの知らせを放ったらかしておいたら結構な件数になり、それを一気にアップデートしようとしたらフリーズしてしまった。一気にやろうとしてゲボッとなったのかと思って…

ちり鍋や豆腐どかして帆立食う

2学期の成績処理に時間がかかり、職場を出たのが午後2時を過ぎた。空は曇天。いつもの狩野川の土手を、今日は少し早足で歩いてみようと歩き出したら、足元の河原の茂みからがさごそと枯葉を踏む音がした。見ると、なんとこれが色鮮やかな雉子(きじ)。写真に…

鍋煮立て鴨とどんこあ喧嘩してら

朝は久々にガストでモーニング。7時半に店に入ったら先客が5人ばかりいた(禁煙席)。すべて一人。そしてすべて私と同じくらいかそれ以上の年配ばかり。食事をしながら新聞を広げたり雑誌を見たりスマホをいじったりしている。みんな一人暮らしなんだろうか。…

狩野川の北へ北へと小春かな

あやめ湯(17:42)4→5人。写真は、狩野川の土手。秋口から仕事の帰りはいつもこの道を歩くようになった(雨の日を除いて)。職場から立花の家まで8.1km。歩く時間は、少し速足を意識すると80分、ゆったりペースだと90分といったところ。最初は歩くのは週1回でい…

数え日の焼酎と湯を半分こ

あやめ湯(17:07)3→6人。マイ桶氏に、囲炉裏に吊るす鉄鍋を探しているんですと話したら、それだったら狩野川公園でやってるフリーマーケットを覗いてみたらいいとアドバイスをもらった。毎月1日と2日にやってるだよ、もしかしたら昔使ってた鉄の鍋があるかも…

急く足を止めて師走の華やげり

先週は岩井俊二監督「花とアリス殺人事件」、そして今日、原恵一監督「百日紅〜Miss HOKUSAI〜」のDVDを観る。「花とアリス…」は、ロトスコープという技法が使われているところにいちばん興味があった。ロトスコープとは、手書きの絵コンテをベースに実写を…

教え子の五十路と聞くや年忘れ

一週間前、最初に担任をしたクラスの教え子から忘年会への誘いがあった。今年の新年会を渋谷でやったときのメンバーで、今年は忘年会になったのでぜひ参加をと言う。そのうちの三人は去年4月にバイクで伊豆へ遊びに来てくれてもいた。 教え子から声がかかる…

すきま風庵狭しとそこかしこ

未明から強風が吹き荒れ、サッシの隙間から入り込む風が障子を鳴らして眠れない。雨戸を閉めればまた違ったのだろうが、ここずっと雨戸を閉めたことがない。藤沢に戻るときも家の中に風を入れるためにあえて雨戸を閉めず、流しの窓と階段の窓は10センチほど…