いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

スケッチ帳孫白帝を描きをり(あ)

 きょうの夜ご飯に、りんご入り麻婆豆腐を作ってみた。
 昼飯の片付けをしていたら、孫娘に「夜ご飯は何?」と訊かれ、咄嗟に「麻婆豆腐だよ」と言ったものの、食品棚にあったのは丸美屋の「辛口」で、「甘口」が好きな孫娘は露骨に渋い顔をした。
 そこで考えた。「辛口」しかないなら、それにりんごを加えれば多少は甘くなるのではないか。りんごなら「サンつがる」が冷蔵庫の野菜庫に2個残っている。「バーモントカレー」の♪りんごとはちみつ♪の麻婆豆腐バージョンだべ。
 うまくいったらお慰みと作ったが、そう簡単にうまく行くわけね〜わな。試食を孫娘に頼んで感想を求めたら、りんごを一口含んでそのまま無言。なんと言ったらいいか判らないといったふうな顔つきだった。本当に、本当のことを言っていいのかどうか迷っているようだったから、正直に言っていいよと言ったら、「味が分離している」と言ったものだ。りんごの甘みと麻婆豆腐辛口レトルト味が分離している、と。要するに、両方混ぜて調理するには無理がある、と。なんという鋭い分析。そんなことをいうような年齢になったんだねえ。


【きょうの一枚】スケッチをする孫娘。

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 私が庭の落ち葉をかき集めようとしたら、孫娘が小屋パート1から折り畳み椅子を取り出してスケッチを始めた。この折り畳み椅子は数年前、堤防釣り用に上州屋で買ったものである。
 明日は敬老の日だから、じぃじに何かプレゼントをしたいが、お金がないので絵で我慢して! だって。それで、私が建てたばかりの小屋パート2を描いてくれるという。
 嬉しいことを言ってくれるじゃないの。枝豆よりも焼き鳥よりも、じぃじにとってはそれがいちばんのプレゼントだよ。ありがとう。絵はいいんだ、下手くそでも。いや、逆に下手くそのほうが手作り感があっていい。どんな絵になるんだろう。今から楽しみ、楽しみ。


【書】「滝壺」たきつぼ(No.826)

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 「滝が落ち込んで深い淵となっている所。」(『大辞泉』)
 「滝」のもとの字は瀧。音符は龍(りょう=竜)。いまいう滝は、古くは垂水(たるみ)といった。
 「壺」は、常用漢字にも人名用漢字にも分類しない。『旺文社漢字典第二版』の説明には、「口がつぼみ腹のふくれたふたつきのつぼの形にかたどる」とある。私は、ジブリ美術館の、あの手の長いロボットをイメージして書いた。


【ディジタル画】『ざるいしちょっと昔の旅』34(No.268)

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 『ざるいし……』シリーズも今回でおしまい。あまりの懐かしさに涙がちょちょぎれる場面もあったけど、この写真集を手にすることによって、私の原風景を垣間見ることができた気がします。
 私の目指す画がどのようなものなのか、皆目見当もつかないけれど、画を描くのが好きなことだけは確か。だから、これからも、何かしら画を描き続けていくでしょう。
 さて、次は何を描こうか。


【タイムラプス】2021年9月19日(日)6:39〜8:45の伊豆長岡の空。25秒。

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【新型コロナ】9/19(日)10:00現在(Yahoo!より)
新規感染者数→4,698(前週同曜日比 −4,104)
重症者数→1,559(前日比 −56)
累計死亡者数→17,172(前日比 +63)