【きょうの一枚】ヤマブキ(山吹)
これが、あの山吹、か。市役所へ歩いて行く途中の、農道の崖に咲いていた。
山吹といえば、太田道灌の「七重八重花は咲けども山吹のみの一つだになきぞ悲しき」が口ずさまれる。が、作者は道灌ではなく兼明親王。
この歌には、道灌が鷹狩に出て雨に遭い、蓑を借りようとしたとき、若い女に山吹を差し出され、それが『七重八重花は咲けども山吹のみの一つだになきぞ悲しき』という古歌(『後拾遺集』雑)の意だと後で知り、無学を恥じたという逸話がある(『常山紀談』)。だから、長い間この歌は道灌作と誤認識されていた。
【書】「黄昏」コウコン(No.1,376)
「夕暮れ。たそがれ。」(『旺文社漢字典第2版』)
「黄」は、矢の中央に油をしみこませて火をつけるふくらみのある火矢の形にかたどり、火矢の放つきいろい光の意、ひいて、きいろの意を表したが、のち、火矢の先に古字の光(コウ)の省略形をつけた会意形声の字形に変わった。
「昏」は、人の足もとに火が落ちたさまで、日ぐれの意を表す。のち昏の字形となる。
【ディジタル画】十一の二(No.816)
「(御米は)平生夫のする柔かい括枕(くくりまくら)を持って来て貰つて、堅いのと取り替へた」。
女性が使う堅い枕は「箱枕」という。箱枕はせっかく結った日本髪を崩さないように女性が寝るのに使う。それじゃおいそれと寝返りも打てなかろう。
「括枕」については全集注解に「蕎麦殻や籾、茶殻などをいれて両端をくくってある枕。」とある。
で、今回は、その括枕ってやつを描いてみた。
青森の田舎では「藁枕」で寝るのが一般的だった。蕎麦殻や茶殻なんてのは高価で手が出なかった。
【昭和の風景】98
北条義時。昨年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」から。小栗旬が演じた。
地元の広報を作成するに当たって、これまでシリーズで描いてきた津軽凧武者絵から少し離れて、小栗旬演じる北条義時を描いてみた。
あれは、毎週見るのが楽しみなとっておきのドラマでした。脚本が三谷幸喜さんだし、登場する役者さんも、今思えば錚々たるメンバーでした。
私も二度ほどエキストラで参加させてもらったけど、それはそれは思い出深い経験でした。
【タイムラプス】3/25(土)6:01〜8:17の韮山方面の雨空。34秒。
<evernote>https://www.evernote.com/shard/s31/nl/6030258/22f8928d-e996-4662-bfad-0c6f6b213cec/
【新型コロナ】3/25(土)23:55現在(yahoo!ニュース)
<国内>
新規感染者数→8,295(前週同曜日比+1,171)
累計感染者数→33,432,286
死亡者数→73,763(同日比+23)
<静岡県>
新規感染者数→162(前週同曜日比-7)