いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

目白見え隠れきんつば細石(あ)

 大場の病院で、栄養士さんの指導を受ける。栄養士さんは、ノートパソコンの画面を見ながらアドバイスしてくれたが、それはすべて想定内で真新しい驚きはなかった。

 はい判ってます。精進します。


【今日の一枚】細石。

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 「さざれいし」と読む。きんつば、だ。地区の重鎮が持ってきてくれた。

 重鎮は「ちょっと言いたいことがある」と電話をくれてすぐに総会議案書を手に拙宅まで駆けつけてくれた。

 玄関に入ってもらおうとしたら、外の方が暖かいと言って、濡れ縁に腰掛けた。そこで議案書を開いていろいろ注意を与えてくれる。

 ありがたいねえ。素直に嬉しい。こういう方々が近くに住んでらっしゃるのは、本当に心強い。これに甘えることなく、これからも地域のために尽力したいと思う。

 「あっ、メジロだ」。議案書に訂正加筆していた私に重鎮が突然言った。言われて前の藪椿を見たら、メジロが嘴を赤い花にうずめて蜜を吸っていた。

 もう、すっかり春だねえ。

 

【書】「敢然」カンゼン(No.1,359)

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 「思い切ってするさま。断固として。」(『旺文社漢字典』第2版)
 「敢」は、両手と、音を表す甘(カン。古・耳は変化した形。はさむ意)とで、つかみとる意を表す。転じて、「あえてする」意に用いる。
 「然」は、灬(火)と〓(ゼン・ネン。左に「月」右に「犬」を並べた形。犬の肉の意)とで、犬のあぶら肉を火で焼く意、ひいて「もえる」意を表す。燃の本字。借りて、是認の意を表す語、また形容詞、接尾語などの助字に用いる。


【ディジタル画】『門』 七の三(No.799)

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(御米は)、鐉(かきがね)を卸して座敷へ戻るや否や、また蒲団の中へ潜り込んだが、「何にも変つた事はありやしない。多分御前の夢だらう」と云つて、宗助は横になつた。御米は決して夢でないと主張したが、宗助は取り合わない。
 御米は言う。「でも貴方(あなた)は気楽ね。横になると十分経たないうちに、もう寐て入らつしやるんだから」。


【昭和の風景】82

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 高橋竹山(初代)。

 家の前で津軽三味線を演奏することを「門付」という。大抵、盲目の方がそれをしていた。

 門付が始まると、母は俄かに「おひねり」をこしらえて玄関に走る。

 門付にはいろんな方がやってきた。だから、母の作った「おひねり」を受け取った人が高橋竹山さんだったかは判らない。

 でも、竹山さんは隣町の出身だからその可能性はある。

 竹山さんが全国にその名を知られるようになる前の話である。

 

【タイムラプス】3月8日(水)7:02〜9:24の伊豆長岡の空。35秒。

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【新型コロナ】3/8(水)23:55現在(Yahoo!より)
<国内>
新規感染者数→11,720(前週同曜日比 −2,078)
累計感染者数→33,305,393
死亡者数→73,001(前日比 +63)
<静岡県>
新規感染者数→433(前週同曜日比 −134)