いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

星空の隅々までも五月かな(あ)

【きょうの一枚】「赤十字活動資金募集のお願い」。

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 この前「緑の羽根」募金の回覧を終えたと思ったら、今度は「赤十字」と「社会福祉協議会」の募金が回ってきた。区長の仕事はこういう雑用が多い。
 我が地区は、諸募金を一括してこの時期に区費と一緒に納入してもらっている。だから、改めて募金活動をしなくても済むわけだが、他の地域では募金活動そのものを実施しないところもあるやに聞く。そういったところは、このような市からの要請をどう処理しているのだろう。
 こういう仕事をしていると、頭の回転の鈍さが際立って、我ながら自分に腹が立つ。もっと上手く立ち回ればいいのにそれができない。要するに、不器用なんだろうな。世の中、良かれと思ってしたことがアダになることはよくあることで、誠意だけでは上手くいかないことが往々にしてあるんだと知るきょうこの頃である。


【書】「麻姑」まこ(No.1,054)

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 「①中国の伝説上の仙女。後漢のころ姑余山で仙道を修め、鳥のように爪(つめ)が長く、それで痒(かゆ)いところを掻(か)いてもらうと、とても気持ちがよかったという。②「孫の手」に同じ。(『大辞泉』)
 「麻」の𣏟(はい)は、あさの茎を並べて皮をはぎ取り、皮を細く裂いて繊維にする意で、その作業を屋根の下で行うことを示す广(まだれ)を加えて、「あさ」の意を表す。
 「姑」は、女と古(こ。ふるい意)とで、夫の母、また妻の母の意を表す。


【ディジタル画】『三四郎』 56(No.494)

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 与次郎が並んで歩いている三四郎に、夜空を見上げて言う。
 「君、かう云ふ空を見て何んな感じを起す」
 まさか与次郎の口からこんなセリフが出るとは、ね。
 「何故急にそんな事を云ひ出したのか」と訊く三四郎に、与次郎は答える。
 「此空を見ると、さう云ふ考になる。ーー君、女に惚れた事があるか」
 むさい野郎同士が星空を見上げると、どうしてもこういう味も素っ気もない言い方になってしまう。ロマンもへったくれもありゃしない。
 中学時代、毬栗頭を寄せて、好きな女の子の話をした修学旅行の夜のことを思い出す。
 今回もすべて「Gガッシュ」で描いた。 


【タイムラプス】5月7日(土)8:37〜10:05の伊豆長岡の空。22秒。

https://www.facebook.com/1298610339/posts/10228350803977394/?d=n


【新型コロナ】5/7(土)10:00現在(Yahoo!より)
新規感染者数→21,628(前週同曜日比 −15,037)
重症者数→170(前日比 +4)
累計死亡者数→29,762(前日比 +36)