いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

たつぷりと水たつぷりとトマト赤く(あ)

【きょうの一枚】赤いミニトマトの苗3株。

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 こちらは赤いミニトマトの苗3株。ベッド部屋濡れ縁下に並べ、いぼいぼ支柱を繋いでステンレスの物干し竿に麻紐で結えつけた。
 この物干し竿はカミさんが伊豆に来たときは、ほとんど洗濯物で埋め尽くされるが、来ないから今のうちだ、先にミニトマト栽培に使っちまえ。ミニトマトの葉が右に左に勢いよく伸びる頃には、洗濯物を干す余地なんてどこにもあるめえざまあみろ。
 この地区はトマトとイチゴの栽培が盛んで、水田を潰した跡地にビニールハウスを張って精力的にトマトとイチゴを育てている新規就農家さんが多い。
 そこでは頻繁に求人広告を出していて、スマホから簡単に応募できる手軽さもあって、私もこれまでに何度か簡易履歴を送ったりしたが、結果はことごとく惨敗。雇われる方も必死だが雇う方も必死だということがひしと伝わってきた。スマホで簡単に転職できるほど世の中甘くはないな。まして、69にもなるバリバリの基礎疾患男を雇おうなんて物好きはそんなにいるはずもない。
 お国は年金を出し渋り、挙句なけなしの蓄えを世に散財させようとしている。ああ、長生きしてもろくなことなど一つもない。


【書】「空青」くうせい(No.1,051)

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 「①おおぞら。天空。②薬の名。銅鉱の中から産する銅青石の類。」(『旺文社漢字典』第2版)
 「空」は、穴と、音を表す工(こう。突き通したあなの意→孔)とで、つき通したあなの意から、ひいて「むなしい」意。転じて「そら」の意を表す。
 「青」の丼は、井の本字。井戸水のすみきったさまの意と生(せい。あお草のはえるさまで、みどりの意)とで、清水やあお草のようにすんだあおみどりの意、ひいて「あお」「あおい」の意を表す。


【ディジタル画】『三四郎』 53(No.491)

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 三四郎と美禰子がはぐれた一行のもとへ帰る段になって、足の前に泥濘があるのに気づいた。そこを渡ろうとして美禰子はバランスを崩す。勢いで美禰子の両手が三四郎の両腕の上へ落ちた。
 「『迷へる子(ストレイ、シープ)』」と美禰子が口の内で云った。三四郎はその呼吸を感ずることができた」
 いやあ、『三四郎』はやはり恋愛小説の傑作ですね。
 ちなみに『三四郎』を書いたのは41歳の時ですよ(漱石は49歳で亡くなった)。なんと艶っぽい。
 今回もすべて「Gガッシュ」で描いた。
 画もそうだけど、文章ももっともっと上手くなりたいと思う。その唯一の方法は、書いて書いて書きまくるしかない。それは判っているんだけど、なんせこっちは一毫ほどの才能もないときてるからねえ。


【タイムラプス】5月2日(月)7:31〜9:20の伊豆長岡の空。27秒。

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【新型コロナ】5/2(月)10:00現在(Yahoo!より)
新規感染者数→26,960(前週同曜日比 −11,609)
重症者数→165(前日比 −6)
累計死亡者数→29,604(前日比 +34)