いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

幼虫の這ふ新緑の葉の深み(あ)

 夕方になるとZen Brush 3 を立ち上げ、古代文字を書く。
 夕方は大概孫に夕食を作る時間と重なるが、二合鍋に研いだ米を入れ、それを炊き上げるまでの約1時間に古代文字を書く。
 古代文字は二字熟語の組み合わせと決め、『古代文字字典』の「金文」の目次から書きたい一字を拾う。拾ったら、その一字で始まる二字熟語を『旺文社漢字典(第二版)』に当たって探す。その二文字目も金文でなければいけない。そうでないとバランスが悪い。見つからなかったら、初めからやり直して二字熟語を決める。
 そんなことをして何になるのか。そんなことは考えたことがない。考えたところで全く意味ない。
 やりたいからやるまでのこと。それだけのことさ。人生なんて、そんなもんじゃないの。


【きょうの一枚】姫りんごの葉を這う幼虫。

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 孫娘が見つけて私に教えてくれた。
 何の幼虫か知らなかったので「蝶の幼虫」でネットに当たった。そうしたら、候補がうじゃうじゃ出てきた。それの一つひとつを眺めていたら途中で気持ち悪くなって見るのをやめた。
 成虫の形が蝶でも蛾でもいいが、こんなグロテスクなやつが、将来中空をひらひら舞うなんて想像もつかない。
 そういえばクロアゲハが不思議とどこにもぶつからずに、際どく体をかわす姿をうっとり眺めたりするが、あの黒いやつも昔はこんな姿をしていたのだろうか。そう思うと、やっぱりキモい。


【書】「京邑」けいゆう(No.1,050)

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 「みやこ。京師。」(『旺文社漢字典』第2版)
 「京」は、台の上に高殿(「高」の上半)が立っているさまにかたどり、宮殿のある大きな丘の意を表す。ひいて、おおきい「みやこ」の意に用いる。
 「邑」は、口(場所の意)と、人がすわっているさま(巴は変化した形)とで、人の居住する場所、「むら」、まち、領国などの意を表す。


【ディジタル画】『三四郎』 52(No.490)

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 一緒に大学の講義を受けた与次郎は、講義が終わって三四郎にある雑誌を見せる。三四郎が見ると標題に大きな活字で「偉大なる暗闇」とある。「偉大なる暗闇」とは広田先生のことだ。与次郎が書いたのだという。これも広田先生が大学の先生になる下地をこしらえためなんだとか。
 こんなに弟子が献身的になってくれる師匠なんて、師匠冥利に尽きますね。
 今回もすべて「Gガッシュ」で描いている。 


【タイムラプス】5月3日(火)8:29〜10:26の伊豆長岡の空。29秒。

https://www.facebook.com/1298610339/posts/10228326734295667/?d=n


【新型コロナ】5/3(火)10:00現在(Yahoo!より)
新規感染者数→19,353(前週同曜日比 −5,478)
重症者数→164(前日比 −1)
累計死亡者数→29,633(前日比 +30)