いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

夏富士や肉焼く箸のまごついて(あ)

【きょうの一枚】久々のBBQ。

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 移動式囲炉裏を車庫に仕舞ったので、七輪を出した。七輪は囲炉裏を鹿児島から送ってもらう前に藤沢のホームセンターで買った。それを伊豆へ持ってきた。大谷石を熱く焼いて、その上に伊豆牛を載せる。それなら七輪で十分。
 なのだが、ここで予期せぬハプニング。BBQの準備中にベランダ板の一枚が積年の雨風に耐えきれず、とうとう朽ち落ちてしまったのだ。
 いずれその時期がくると覚悟はしていたが、とうとうその日がやってきた。これからはこういう予期せぬ出費が増えるんだろうな。とほほ。


【書】「叔世」しゅくせい(No.1,050)

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 「末の世。政道のおとろえた世。叔代。」(『旺文社漢字典』第2版)
 「叔」は、又(手)と〓(しゅく。「上」の下に「小」を書いた形。まめ。菽の原字)とで、もと、まめをひろう意。借りて、兄弟の年少者に用いる。
 「世」は、もと「十」を三つ合わせて、三十の意を表し、卅(三十)に同じ。その端を横に引きのばして、三十年、つまり人の一世代の意。転じて、世の中の意に用いる。


【ディジタル画】米澤穂信(No.510)

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 第166回直木賞を今村翔吾と同時受賞。
 直木賞選考委員のお一人、浅田次郎氏の選評に「今回の受賞作はともに、情熱溢れる作品であった」とあり、また、「高水準の候補作の中でも二作品の熱量が他を圧倒していたと言える」とあった。
 そんな二作品を同時に手に取って読める幸せを噛み締めている。
 直木賞発表の合併号『オール讀物』は1,200円だった。文芸雑誌の1,200円は高いか安いか。はっきり言って、安い。だって、こんな素晴らしい作品を同時に読めるんですよ。高い、なんて言ったらバチが当たります。
 というわけで、昨日発売の6月号から『オール讀物』をしばらく追っかけてみることにした。合併号じゃないから今号は1,000円。図書館で買ってくれればロハで借りられるけど、図書館に置いてあるのは『小説新潮』だけで『オール讀物』はない。だから、『オール讀物』に載った作品を読みたければ自前で買うしかない。
 文章力を鍛えるためだもの、それくらいの出費は覚悟しなくちゃ。街のカルチャーセンターとかに通ったら月謝1,000円じゃ済まないでしょう。
 で、最寄りの本屋に行ったら、米澤穂信氏の『黒牢城』は平積みしてあった。が、なぜか今村翔吾氏が直木賞を受賞した『塞王の楯』はどこにもなかった。??? 担当編集者の情熱の差だろうか。
 ちなみに、本屋大賞を受賞した逢坂冬馬『同志少女よ、敵を撃て』も『黒牢城』の隣に平積みされていた。これは、今回の直木賞の選から漏れた作品だ(選考委員の角田光代さんはえらく押していたけど)。やっぱり編集者の熱情の違いかな。なんだか出版業界の「押し」の裏事情を垣間見た気がする。
 こうしてみると、直木賞を受賞するのってすごいことなんだなと改めて思う。直木賞を目指して文章修行を積んで、日の目を見なかった人がどれほどいたろう。相当な数にのぼるんじゃないかな。きっと私もその一人になる可能性大だけど、頑張ります。ここまできたらやるっきゃないでしょう。
 今回もProcreateの「Gガッシュ」で描きました。


【タイムラプス】5月23日(月)7:13〜9:08の伊豆長岡の空。28秒。

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【新型コロナ】5/23(月)10:00現在(Yahoo!より)
新規感染者数→31,457(前週同曜日比 −3,545)
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