いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

路地裏の庭にぽつりと杜鵑花かな(あ)

【きょうの一枚】庭のさつき(杜鵑花)「琴の舞」。

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 玄関アプローチ脇の三尺菖蒲の隣に咲いた。白い花弁にピンクのメッシュが走って、アイスクリームのようにとろけてしまいそうな花である。
 枝の先っちょに白い蕾があるなあと見ていたが、それがこんなきれいに花開くとは思いもしなかった。
 「琴の舞」という名前がまた可愛らしい(たぶんそうだと思うんだけど)。刈り取らずに残しておいてよかった。なんだか得した気分。
 これからは毎年この場所にこの花を咲かせてくれるのかと思うとワクワクします。
 ジャングル化した庭だけど、小便臭い路地裏からキレイどころがぬっと現れたようで、そう思うと、まんざらジャングル化も捨てたもんじゃないような気がする。単に手入れしないで放っておいただけなんですけどね。


【書】「取次」しゅじ(No.1,067)

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 「①まにあわせに。かりそめに。②つぎつぎに。」(『旺文社漢字典』第2版)
 「取」は、手(又)で耳をつかんださまで、獣の耳をもってとらえる意、ひいて、広くものを「とる」意を表す。
 「次」は、欠(あくびをする意)と二(に・じ。「し」は変化した音。ならぶ意)とで、途中でつぎつぎに休む意、ひいて、休み場所の意を表す。転じて「つぐ」「つぎ」、順序の意に用いる。


【ディジタル画】『三四郎』 68(No.507)

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 与次郎が留守の広田先生宅で、三四郎は広田先生のたれる講釈を聞く。広田先生は世の中の理屈を滔々と述べる。
「君、人から親切にされて愉快ですか」
「えゝ、まあ愉快です」
「屹度? 僕はさうでない、大変親切にされて不愉快なことがある」
「どんな場合ですか」
「形式丈は親切に適つてゐる。然し親切自身が目的でない場合」
「そんな場合があるでせうか」
「君、元日に御目出度と云はれて、実際御目出たい気がしますか」
 そう言われて返答に困る三四郎。広田先生、そりゃあんまりだ。元日の「おめでとう」は一種の社交辞令なんだから、そんなのにぐだぐだ御託を並べたってしょうがないでしょう。
 三四郎が本当に聞きたいのはそんなことではなくて、美禰子のことなんでしょう? 広田先生の目から見て美禰子はどういう女性に映るか。それを知りたいのでしょう。それをはぐらかすなんて、広田先生も意地悪なお人だ。 
 一方こちらは、まだまだProcreateの魅力に引きずられています。


【タイムラプス】5月20日(金)6:11〜7:39の伊豆長岡の空。21秒。

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【新型コロナ】5/20(金)10:00現在(Yahoo!より)
新規感染者数→39,642(前週同曜日比 −2,091)
重症者数→110(前日比 −15)
累計死亡者数→30,215(前日比 +36)