いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

鉢植ゑのトマトの苗の健やかに(あ)

 処方された薬がとうに切れているのに病院へ行けてない。
 夜中にやたら喉が渇いて目を覚ますことが多くなった。これも薬を飲めていないせいに違いない。
 薬を飲みながら生き延びている。というか薬によって生かされているのを実感する。薬がなければ寿命でポックリ逝けるのに、薬があるばかりに長生きを強いられる。これって、誰の人生なんだかよく判らない。だから、生かされている実感はあるが、生きている実感がない。
 先日も、坂道でカブのハンドルを操作できずにバイクごとひっくり返った。膝小僧を擦りむいた程度の軽傷だったが、精神的には相当なダメージを受けた。ああ、こけるこけると思いながらスローモーションでこけた。それだけ踏ん張りが効かない体になってきているのだ。
 そんな老体になってもなお生きていくことに何の意味があるのか。周りは長寿めでたい長生きめでたいと騒ぐが、私はちっともめでたいとは思わない。ああ、長生きなんてするものじゃないと嘯くことしきり。


【きょうの一枚】鉢植えのミニトマト。

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 順調に育っています。
 鉢植えだから水遣りをこまめにしなくちゃと構えていたが、このところの長雨でそれも必要なくなった。あとはプリプリした赤い実と黄色い実がたわわに垂れるのを待つばかりです。


【書】「 呼集 」こしゅう(No.1,056)

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 「呼び集める。」(『旺文社漢字典』第2版)
 「呼」は、口と、音を表す乎(こ。はく息の音)とで、息をはく意を表す。借りて、大声で「よぶ」意に用いる。
 「集」は、多くの隹(鳥)が木の上にとまっているさまで、鳥が集まる意、ひいて「あつまる」意を表す。


【ディジタル画】『三四郎』 58(No.496)

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 学生集会の続き。
 「三四郎は熊本で赤酒許り飲んでゐた。赤酒といふのは、所で出来る下等な酒である。熊本の学生はみんな赤酒を呑む。それが当然と心得てゐる」。
 赤酒という下等な酒があるらしい。幸いにも私はそれを呑んだことがない。呑んだことがあるのは「球磨焼酎」である。大学の熊本出身の悪友が呑めと言って持ってきた。
 調子に乗って呑んだら、えらい目にあった。あんな強い酒をそれまで呑んだことがなかった。以来一気に熊本の酒呑を尊敬するようになった。
 今回もすべて「Gガッシュ」で描いた。 


【タイムラプス】5月9日(月)6:33〜9:20の伊豆長岡の空。20秒。

https://www.facebook.com/1298610339/posts/10228362996162191/?d=n


【新型コロナ】5/9( 月)10:00現在(Yahoo!より)
新規感染者数→42,538(前週同曜日比 +15,583)
重症者数→159(前日比 −6)
累計死亡者数→29,817(前日比 +26)