いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

甘夏の花咲き初めより分厚かり(あ)

 鉢植えたばかりのミニトマトの苗が順調に育っている。あと一月もすれば赤と黄色のミニトマトが食卓を潤すだろうか。
 うちの孫娘はミニトマトに目がない、とこのブログに書いたら、地元のある方からSNSが届いた。近くにミニトマトの無人販売の場所があるから行ってみたらという。
 ミニトマトは毎日のように買い物に行くスーパーで欠かさず2パック買ってくる。庭からレタスをもいできて、泥を落として大皿に並べ、その上へヘタを取ったミニトマトを盛ってほれ食えと出す。ところが、孫娘はそれを鷲掴みにして口へ放り込み、冬眠前のリスよろしくほっぺたを膨らませてご満悦なのだ。
 これじゃ、いくら盛っても足りないと嘆いていたら、幸いミニトマト無人販売所の情報提供をいただいた。地図に幟旗のはためく場所と無人販売の場所もマークしてある。
 それを見て勇んで出かけたのは言うまでもない。ところが、う〜ん、場所がよく判らない。幟旗が目印だというが、その幟旗が見当たらない。
 きょう出かけた時間はちょうど店じまいの時間だったのかもしれない。やってるかやってないかはその日に行ってみないと判らないと言っていたな。その、いい加減さがたまらなくいい。よし、明日また行ってみるべ。


【きょうの一枚】甘夏の花。

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 去年生った実をもぎとる前に今年の花が咲いてしまった。
 今年の花が咲き始めれば、去年の実の中身はパサパサになっているだろうな。やはり、先週のうちに実をもぎ取っておくべきだった。こんなことばっかしてるから旬の食べどきを逸してしまうんだな。ああ、勿体無い。


【書】「虎子」こし(No.1,051)

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 「①とらの子。②便器。おまる。③丈夫な男子。[国]とらのこ。非常に大切にしている物。」(『旺文社漢字典』第2版)
 「虎」は、鋭い牙のある大きな口をあけた獣の形にかたどり、「とら」の意を表す。
 「子」は、頭が大きい幼児の形にかたどり、乳幼児の意。ひいて、若者の意を表す。借りて、十二支の第一の意に用いる。


【ディジタル画】『三四郎』 53(No.491)

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 三四郎が下宿へ帰ると、机の上に絵葉書がある。
 「表は三四郎の宛名の下に、迷へる子と小さく書いた許である。三四郎は迷へる子の何者かをすぐ悟つた。のみならず、端書の裏に、迷へる子を二匹描いて、其一匹を暗に自分に見立てゝ呉れたのを甚だ嬉しく思った。迷へる子のなかには、美禰子のみではない、自分ももとより這入つてゐたのである。それが美禰子の思はくであつたと見える。美禰子の使つたstray sheep(ストレイシープ)の意味が是で漸く判然した」。
 それにしても、与次郎の警句は面白い。
 「禿を自慢するものは老人に限る」「ヰ゛ーナスは波から生まれたが、活眼の士は大学から生まれない」「博士を学界の名産と心得るのは、海月を田子の浦の名産と考へる様なものだ」。
 与次郎に倣って、私も一つ吹いてみるか。
 「画は描くだけでは上手くなれない。しかし、描かないと上手くなれない」


【タイムラプス】5月4日(水)8:05〜9:45の伊豆長岡の空。25秒。

https://www.facebook.com/1298610339/posts/10228331890744575/?d=n


【新型コロナ】5/4(水)10:00現在(Yahoo!より)
新規感染者数→30,481(前週同曜日比 −10,008)
重症者数→160(前日比 −4)
累計死亡者数→29,688(前日比 +55)