いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

手作りの佃煮黒豆年用意(あ)

【きょうの一枚】瓶二つ。

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 右の白い蓋のは「ゆずジャム」で、隣の金色の蓋のは、……忘れた。

 どちらも公民館の体操教室講師の方からいただいた。

 体操の先生は、ご自宅のプリンターが壊れたので、公民館事務室のを使わしてほしいと電話してきた。私が少し横になろうとした矢先である。

 公民館の鍵を開けに行ったら、その方はすでに私の到着を待っていた。

 封筒に宛名を印刷したいという。そんなの事務室のコピー機でやったことない。

 作業を終え、ドキュメントに履歴が残っているので消去したいというので手伝った。それも初めてのことだったけど、それくらいならできる。で、やったらできた。

 そのとき、「手作りです。よかったらどうぞ」と差し出したのがこの二つ。そのうちの「ゆずジャム」だけが印象に残った。かつてうちの庭にもあった柚子の木を枯らしてしまったという、苦い思い出があったからかもしれない。

 

【書】「静(靜)」セイ・しずか(No.1,633)

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 爭(あらそい)と、音を表す⾭(せい。しずめる意→靖)とで、争いを「しずめる」意を表す。ひいて「しずか」の意に用いる。常用漢字は略字形による。(『旺文社漢字典第二版』ディジタル版)

 

【ディジタル画】『道草』九十四No.1,073)

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 夜中、トイレに起きたついでに描いた。ストーブを点けなかったから芯まで冷えて洟水じょぼじょぼ。いよいよ狂気の沙汰になってきました。

 童謡「お正月」。

 作詞は東くめ。和歌山県新宮市出身。作曲は滝廉太郎。

 同作詞家の作品に、「鳩ぽっぽ」(ぽっぽっぽと歌い始めるのとは違う曲みたい)、「雪やこんこ」などがある。 

 健三は書斎から子供たちの歌声を聴く。♪もういくつ寝るとお正月♪

 新年を迎えることほぎの歌だけど、今の子たちは果たして歌えるだろうか。

 作品には、「子供は又『旦那の嫌な大晦日』といふ毱歌をうたつた」とある。が、こっちは知らない。文言からして子供が親しんで歌う童謡に採用されなかったのかもしれない。

 でも、子供たちは知っている。学校で習わなくても口ずさんでいる。

 ♪きんべえキンタマ木でコヘだ何年経ってもフゲオガね♪

 これは津軽地方の、それも私の住んでいる界隈で口伝えで流行った歌だ。

 「きんべえ」と呼ばれる人の近所に住んでいた子供達は囃し立てるように歌っていた。

 こんなの学校で教えるわけがない。でも、子供たちは面白がって歌った。歌とは、そういうものだ。

 竹馬やいろはにほへとちりぢりに 久保田万太郎

 私の好きな句。これなんか、言葉遊びの極みですね。

 

【昭和の風景】『東海道中膝栗毛』(No.353)

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 江戸の変体仮名第16弾。「た」の部。

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 山道で追い剥ぎにあう弥次さん北さん。

 

【タイムラプス】令和5年12月27日(水)6:48〜9:38の伊豆長岡の空。21秒。

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