いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

赤に黄に静かに散つて山眠る(あ)

 冷蔵庫に1.5Lのサイダーのペットボトルが入っている。コーラのペットボトルも入っている。これも1.5L。さらに冷蔵庫に入り切らないで脇に立てかけてある温いサイダーがある。

 この前、業務スーパーでまとめ買いした。もちろんそれを一人で飲もうという魂胆だが、それをこの前の通院で話したら、主治医が烈火の如く怒って、俄の高血糖の原因はそれだと断言した。

 それらを全て捨てなさい。薬を飲まないどころの話ではない。買ったのを今すぐ捨てなさい。そうしないと大変なことになりますよ。

 そんなに言わなくてもいいだろうよというくらい主治医に脅された。自分でも思い当たることだし、こんな身でもまだやることがあるから、主治医の言うことを聞いてもう少し養生してみるか。

 だけど、せっかく買ったのに無碍に捨てるのは忍びない。何かの料理に使えないかとしみったれたことを考えて白菜鍋にサイダーを隠し味で入れてみた。ついでに野菜揚も切って入れた。野菜揚はたまたま安売りしてたから買った。味はどうなった? そんなこと知るか。

 前の同僚から「今年の漢字」をブログにお願いしますとのお達しがあった。おお、もうそういう時期か。

 「今年の漢字ねえ、何にしようか」と考えて、「これだ」という漢字が閃いた。

 その前に、「十大ニュース」を整理しなきゃ。

 今年我が身に起こった十大ニュースをまとめると……。

 整頓しますんで、もう少し時間をください。

 

【きょうの一枚】前の道路に散りしいたドウダンツツジ(満天星躑躅)の落ち葉。

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 坂の下のスーパーまで買い出しに行こうとして前の道に出たら、ちょうどそこへ犬を連れて散歩に来た人と鉢合わせた。

 満天星躑躅の葉が散ってむさい道だったが、その場で立ち話をする。その人は私がバイクで転けた時に安否を心配してくれた人だった。

 その人が言う。下の道の木が立ち枯れて、次に風が吹いたら持ちそうにない。

 何もない平穏な日だと思ったら、平穏じゃなかった。生きてるといろんなことがあるねえ。

 どんな具合か見てみようと早速バイクを走らせたが、黄昏時でどれが危ない木なのかよく判らなかった。明日明るいうちにもう一度見ておきますね。

 

【書】「器」キ・うつわ(No.1,620)

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 多くの口と犬とで、もと、多くの犬が鳴き叫ぶ意を表す。借りて「うつわ」の意に用いる。常用漢字は省略形による。(『旺文社漢字典第二版』ディジタル版)

 

【ディジタル画】『道草』八十一(No.1,060)

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 「待に待つた産婆が来たので、健三は漸く安心して自分の室へ引き取つた」

 生まれたのは女の子。

 「健三にも多少失望の色が見えた。一番目が女、二番目が女、今度生れたのも亦女、都合三人の娘の父になつた彼は、さう同じものばかり生んで何うする気だろうと、心の中で暗に細君を非難した。然しそれを生ませた自分の責任には思ひ到らなかつた」。

 

【昭和の風景】『東海道中膝栗毛』(No.340)

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 江戸の変体仮名第3弾。「う」の部。

 「う」がこんなにあるとは思わなかった。欄外にはみ出ている。いやあ、書いてみるもんだねえ。

 

【タイムラプス】令和5年12月14日(木)6:26〜10:09の伊豆長岡の空。27秒。

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