いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

蔕なくてそこだけ白きミニトマト(あ)

 夏野菜を植える時期になった。

 かつては庭にミニ菜園があった。しかしいつの頃からか、芝生の侵食に負けて菜園を畳むことにした。

 菜園を畳んでも、ミニトマトだけはプランターで育て続けた。トマトは連作が苦手だというのをいいことに、毎年新しい土をプランターに入れ替えて水をやった。

 ところが、そうこうしているうちに近所に旨いミニトマトを提供してくれる無人販売所を見つけた。というか、紹介してもらった。そして、そこにせっせと通うようになった。そのため、今はプランターでもミニトマトを作っていない。作る楽しみもあろうけれど、今は作るより食う楽しみを優先している。毎朝の、ミニトマトのカポっと頬張る瑞々しさも捨てがたいんだけどな。

 そんなふうになったのは、年とともに体を動かすことがしんどくなったという事情もある。

 だいたい凸凹のない平らなところでも蹴つまずくんだから、そりゃ考えますよ。

 それで、ひたすら食うことに専念して、作る楽しみを後回しにした。

 そうやっていながらカブで転けてるんだからどうしようもない。

 

【きょうの一枚】冷蔵庫に仕舞われた小袋のミニトマト。

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 無人販売のミニトマト。ここのミニトマトは人気があって、中には20袋も買っていく人がいる。私はせいぜいその半分。それでも多いほう。1袋100円と安いから鬼のように買い漁る。

 それを冷蔵庫に仕舞い、冷やしておやつがわりにつまむ。下手なスナック菓子より健康的だと思ってそうしている。

 晩酌にもサラダに盛って食う。だから、冷蔵庫のミニトマトは、気づいたらすっかりなくなってしまって慌てることも多々。

 いいんだか悪いんだか、ミニトマトと名のつくものはここのものでなければ舌が受け付けなくなってしまった。

 ともかく食ってごらんよ。めちゃくちゃ旨いから。

  

【書】「聽(聴)」チョウ・きく(No.1,745)

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 耳と、正しい心の意を示す𢛳(悳)と、〓(テイ。呈から「口」のパーツを取り除いた形。といただす意→貞)とで、正しく「きく」ことを表す。常用漢字は省略形による。(『旺文社漢字典第2版』ディジタル版)

 

【ディジタル画】『倫敦塔』その21(No.1,185)

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 『リチャード三世』をものしたウィリアム・シェイクスピア。高校英語ではずいぶんお世話になりました。

 ソラマメに涎掛けをつけたような肖像画が心に焼き付いているが、果たしてシェイクスピアが肖像画に描かれたような容貌だったかどうかは判らない。私はたぶん違うのではないかと思っている。

 佐殿と義経兄弟の描かれ方があまりに違いすぎることを引き合いに出すまでもなく、写真機のなかった時代の肖像画の嘘を思わないではいられない。

 

【昭和の風景】墨画(No.465)

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 口元と耳の表現も、いろいろあるんですね。あえて描かないことによって絵を見る人の想像力をかき立てる。どうしたらこういう感性を身につけることができるんだろう。おそらくこの手の絵を描いて描いて描きまくるしか道はないんだろうな。  

 

【タイムラプス】令和6年4月18日(木)6:07〜7:58の伊豆長岡の空。27秒。

https://x.com/aisakajiro/status/1780733516575293478?s=46&t=uca7f0jGQ6BtC79HAJUeSA

  facebookからのリンクアドレスがうまくコピペできない(何度やってもダメ)ので、X(旧Twitter)でやってみました。うまくタイムラプス動画が見られるでしょうか。

 何でこんなことしてんだろう。やめても別に誰も困らないのに。やめたら誰か困る人がいるとでも思ってるんだろうか。