いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

花冷や悠々自適ここはどこ(あ)

 夕飯の買い出しから帰ったら横浜から教え子が来ていた。

 初任の職場で最初に担任を持った時の卒業生だ。

 なんの前触れもなく突然やって来て驚く。

 聞くとツーリングの帰りの途中だったのでついでに立ち寄ったとのこと。

 ついでだろうがなんだろうが覚えて顔を見せてくれたのが何より嬉しい。

 伊豆は狭い道がくねくねあって、ツーリングには絶好の地だという。十年ばかり住んでるけど、そんなの知らんがな。

 伊東から戸田まで半島を横切り修善寺へ戻った。そこから箱根峠を越える途中にたまたま私の家があったので立ち寄った。ざっくりそんな感じです。

 みなさん今年で58歳になるのだとか。へええ、もうそんな歳になるのか。

 ついては還暦祝いに富士スピードウェイに結集し、ママチャリレースに出場しようということになったらしい。

 寒いコクピットの中で静岡おでんをつつきながら順番でコースを走る。そんな、新型コロナで中断していたイベントに復活参加しようということになったらしい。

 みんな元気だなあ。

 参加するにあたっては、この俺に「この指とまれ」をやれという。

 よおし、やったろうやないけ。

 てなわけで、年明けの寒風吹き荒ぶ富士スピードウェイをママチャリで走ることになりました。

 たぶんこれが最後です。

 終わったら寝込んでもいいくらいの構えで臨みます。

 頑張ります。頑張りましょう。

 みなさんの応援、よろしくお願いします。最後の雄叫びエイエイオー!!

 

【きょうの一枚】庭の八重桜。

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 庭の奥に八重桜が植わってある。私が植えたのではない。前のオーナーが植えた。いや、前のオーナーが植えたのでもなく、もともと家が建つ前からそこにあった木かもしれない。幹がボロボロで樹皮がベロベロ剥がれ落ちてみすぼらしい。そのくたびれ具合から、かなりの樹齢だと思う。左右にコンポストを置いて追肥しているが、私一人の生ゴミでは追い付かないかもしれない。

 道の向こうのソメイヨシノが風で舞い散るのに刺激を受けたか、ここへきて固い蕾がずいぶんほころんだ。

 庭の雑草を刈って、寝転びながらひとり花見と洒落込もう。

 

【書】「鑑」カン・かがみ(No.1,740)

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 監(カン。水かがみの意)に金を加えて、監と区別し、金属製の「かがみ」の意を表す。(『旺文社漢字典第2版』ディジタル版)

 

【ディジタル画】『倫敦塔』その17(No.1,180)

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 日本橋三越本店前にあるライオン像。この像が誕生したのは大正3(1914)年で、当時の支配人・日比翁助のアイデアで設置された。

 このモデルがロンドンのトラファルガー広場のライオン像という。

 平塚の人がまだご存命だった頃、この界隈を散策したことがある。その時、平塚の人が子供の頃よく遊んだ場所だと紹介してくれた。三越本店のライオン像にまたがったこともあるのだと懐かしがっていた。

 

【昭和の風景】墨画(No.460)

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 コミック誌『ビッグコミック』連載「Deep3」の一コマ。墨絵です。気が付いたらペンシルを握ってました。

 この絵が漫画の一コマだもんな。この手の絵を描かなきゃいけないんだから漫画家も大変だよ。

 ”はたらけど はたらけど 猶わが生活 楽にならざり ぢつと手を見る”石川啄木「一握の砂」

 

【タイムラプス】令和6年4月13日(土)6:39〜9:02の伊豆長岡の空。35秒。

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