いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

来し方を振り返れば薔薇垣(あ)

 昨日金曜は、お約束のミニトマト無人販売の定休日だった。

 ここのミニトマトは、そのまま鷲掴みして食っても旨い。

 だけど今日は、ミニトマトを二つに切って、塩昆布の素で和えてみた。野菜が足りない気がして廉価な「もやし」と「増えるわかめ」を加えた。どうです、ヘルシーでしょう?

 商品パッケージにアレンジレシピの写真が載っていて、その写真を参照した。へええ、調理方法がパッケージの裏面一面に紹介される時代になったんだ。こんなの初めて。付け足しのようにQRコードも載っていて、そこにアクセスするといろいろなレシピを楽しめるみたい。スーパーでも今は棚に陳列するだけじゃ買ってもくれないということか。

 どれどれと半信半疑で作ってみた。そうしたら意外とイケる。塩昆布(佃煮)の旨味がほどよく混ざって美味。簡単に作れる男料理のレパートリーがまた一つ増えた。

 ミニトマトにいろんないろんな調理法があることを知って、これから栽培するなら断然ミニトマトだと確信した。

 都会から田舎に移住して農業を始めようという人には、伊豆でのミニトマト栽培はもってこいの収入源になるんじゃないかな。

 農家の苦労を知らないから簡単にそんなことが言える。だけど、何もしなけりゃ何もしないまま人生が終わってしまう。そうしたら後悔だけが残る。ここは一肌脱いでみんべえか。知的障害を持つ子の職業先を考える上でも大事なことだと思う。

 脱サラで農業をやろうという若者がいて、知的障害を持つ子の受け皿になることを思えば、お年寄りが趣味を重ねていたずらに日を過ごすより有効だと思うがいかが。

 

【きょうの一枚】ナニワイバラ(難波薔薇)。

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 原産は中国・台湾で、江戸時代に導入された。大阪(難波)の植木屋が広めたという。

 用事があって出かけた宿泊施設の隣家の植え込みに見つけた。近所では見かけない花で、珍しさに近寄って匂いを嗅いだら、どこからともなく虫が飛んできて甘い蜜を吸っていた。 

    

【書】「聾」ロウ・つんぼ(No.1,747)

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 耳と、音を表す龍(リョウ。ロウは変化した音。こもる意→籠)とで、耳が聞こえない人の意を表す。(『旺文社漢字典第2版』ディジタル版)

 

【ディジタル画】『倫敦塔』その23(No.1,187)

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 レディ・ジェーン・グレイ。初代英国女王。倫敦塔に幽閉され在位わずか9日間で処刑された。享年16の乙女だった。

 その処刑の様子を描いた絵を漱石は目にしていたのだろうか。

 

【昭和の風景】墨画(No.467)

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 最近、ディジタルでこんな墨画ばかり描いている。

 素描を墨でなぐり描きしているようだ。彩色を省いているから描く時間は一時間もかからない。だから、それをいいことにバンバン描きまくっている。

 そんな描き方をして楽しいか。楽しい。

 鉛筆がまだ日本に伝来する前は、おそらく墨でささっと描いていたはずだ。それをディジタルで表現できないかと模索している。  

 

【タイムラプス】令和6年4月20日(土)8:00〜10:39の伊豆長岡の空。38秒。

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