いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

黄に熟し尻赤くして実梅かな(あ)

 第23回「伊豆文学賞」最優秀賞作品の打ち写しを終える。字数にして2万2776字。400字詰原稿用紙に換算すると57枚。賞の応募規定によれば、小説は30枚〜80枚程度となっているから、そのほぼ中間くらいの枚数になるか。
 小説をパソコンに打ち写したのは初めて。始めた当初は、それがとてつもなく無駄な時間のような気がしたが、打たなければ気づかなかったことにいろいろ気づかされたという点では、とても有意義な時間だった。
 漢字変換も、俺だったら、ここでこの漢字は使わないよなと思うような箇所がいくつかあって(例えば、「ずんぐりとした人影が……こちらに近づいてくるのが見えた。同時に動物のような強烈な匂いが鼻をついた」は「匂い」ではなく「臭い」でしょう)、イライラすることもあったけれど、最後のところに、あっと思わせる仕掛けが施されてあって、そうか、読者を惹きつけるにはこう書けばいいんだと、とても勉強になった。
 って、おいおい、本気で小説を書く気になってるぞ、こいつ。
 いやいや、私は賞金が欲しいだけなんです。小遣い稼ぎになるんだったら何だってやります。賞をもらって有名になろうという気はさらさらありません。ただ、賞をもらうにしたって、ビギナーズラックというわけにはいかないでしょうから、それに見合う準備をしているだけです。
 いい年こいてから金を稼ぐのは容易なことではありません。昔あった体力はすっかり衰えていますから、これからは脳細胞を鍛えるしかありません。それで、いろんなことをやって脳に刺激を与えているわけです。
 さてと、次はどこに応募しようかな。


【今日の一枚】2日経過した黒糖梅シロップ仕込み。

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 この8L容器には、南高梅2kg、氷砂糖1kg、黒糖300gを入れてある。
 漬けて2日目だけど、まだこれといって目立った変化は見られない。が、よく見ると、梅のエキスが氷砂糖と黒糖と徐々に静かに溶け込んでいるようだ。あと1週間もすれば、容器の底に黒糖味の梅シロップがたぷたぷ溜まることになるだろう。どんな味になるか、楽しみ、楽しみ。


【書】「棄養」きよう(No.735)

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 「父母の死。子が孝養を尽くせなくなるのでいう。」(『旺文社漢字典』第2版)
 「棄」は、生まれたばかりの赤子をふご(わらなどで編んだ入れ物)の中に入れ、両手で遠くへ押しやる形。古くは初めて生まれた子を棄てたり、水に浮かべてみて養うかどうかを決める習俗もあった由。
 「養」は、羊に攴(ぼく=むちなどで打つの意味)を加えて、羊を飼うことをいう。羊を鞭打つ図ですね。


【ディジタル画】寺内タケシ(No.179)

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 寺内タケシさんといえば、♪ジャジャジャジャーン♪とベートーベンの「運命」をエレキギターで弾いた人という印象が強い。当時、かっこいいとは思ったけど、それに感化されてエレキにのめり込むようなことはなかった。エレキギターそのものが高かったし、クラシックギターを買うくらいがせいぜいだった。
 今回は「マルチ水彩ブラシ」と「墨ブラシ」とで描いた。背景には「アーティスティック」の「オーロラ」を塗ってガウスでぼかした。
 これで約1時間。だいぶ描画の時間を縮められた。よし、この調子だ。 


【タイムラプス】6月20日(日)5:13〜8:35の伊豆長岡の空。25秒。

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【新型コロナ】6/20(日)10:00現在(Yahoo!より)
新規感染者数→1,520(前週同曜日比 −423)
重症者数→740(前日比 −35)
累計死亡者数→14,406(前日比 +28)