いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

手折るには躊躇ふ庭の梅白し(あ)

 いよいよ薪が払底し、かつて孫のためにこしらえた2×4材の太鼓橋まで手を付ける羽目になった。
 たまたま家の裏に焚き出しの小枝を取りに行ったら見つけた。置いといても腐らすだけだし、ならば薪にして燃やしてしまえということで、孫との大切な思い出がまた一つ灰にされることになった。
 もう燃やせるものは我が家に残っていない。あるとすれば増設洋間の濡れ縁だけだ。まだ寒波が収まらなかったら、それを燃やして暖を取るしかない。
 もう少しの辛抱だ。もう少しすれば寒気の南下も収まろう。
 春よ来い、早く来い。


【きょうの一枚】庭の白梅。

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 一二三荘の紅梅白梅を見て、もしかしてうちの庭の梅も咲き始めたかなと外に出て確かめたら、ポツリポツリ咲いていた。うちのはまだ一分咲きといったところでしょうかね。梅一輪一輪ほどの暖かさ、ですね。寒さが峠を越し、これからはポツリと咲き増すごとに暖かくなっていきます。薪の調達に頭を悩ましたシーズンもいよいよ終焉を迎えます。
 梅は満開よりも、三分咲きくらいがちょうど見頃かもしれない。来週には庭の梅も三分咲きくらいになるでしょうか。そしたら、梅の下に折り畳み椅子を持ち込んで、梅見と洒落込むんだ。ウグイスの初音なんかも一緒に聴けたら最高なんだけどな。


【書】「妄動」もうどう(No.971)

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 「思慮の足りない行動。」(『旺文社漢字典』第2版)
 「妄」は、女と、音を表す亡(ぼう・もう。くらい意→罔)とで、道理や礼法にくらく、道理にもとる意を表す。
 「動」は、力と、音を表す重(ちょう。「とう」は変化した音。上下にうごく意→撞)とで、力をこめて突きうごかす、ひいて「うごかす・うごく」意を表す。


【ディジタル画】『吾輩は猫である』 90(No.413)

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 全集第九巻はご主人の「痘痕面」の描写から始まる。それがおさんの容貌に移り、再びご主人の容貌に戻る。
 ご主人は風呂場から鏡を書斎に持ち込んで、鏡の前で膨れっ面を作ってみたり、あかんべえをしてみたりしている。
 人は時として、鏡に向かって自惚れてみたり劣等感に苛まれたりする。ご主人もご自身の痘痕面がよほど気になると見えて、鏡を書斎に持ち込んで百面相を試みる。その様子を想像しながら描いた。 
 necojitaさんが「スケッチ&水彩」ブラシを無料提供してくれたので、早速ダウンロードして使ってみた。で、やっぱり『Gガッシュ」の方が使いやすいと思った。


【タイムラプス】2月11日(金)10:36〜13:09の伊豆長岡の空。38秒。

https://www.facebook.com/100001436582002/posts/4934949493229555/?d=n


【新型コロナ】2/11(金)10:00現在(Yahoo!より)
新規感染者数→99,695(前週同曜日比 −4,768)
重症者数→1,270(前日比 +58)
累計死亡者数→19,942(前日比 +164)