いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

小寒の闇をつんざき救急車(あ)

 玄関アプローチに川砂利を敷いた。5袋。それで十分足りると思ったら、それでも足りない。もう1袋足してちょうどいいくらいだった。意外とかかるんだね。

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 市役所に野暮用があって出かけたとき、橋の上から河川敷の小石を見下ろした。ここの砂利でいいのに、と、うらめしく思った。けど、権利権があるから、許可なく持ってっちゃダメなんだよね。

 世の中なんでも金、金、金。みんな金で動いてる。家を流した土石流も、勝手に汚泥を処理しちゃダメなのかなあ。

 思えば一戸建てに住んで、庭いじりをするのが長年の夢だった。

 それが、ストーブで燃やす薪も金を払って調達する時代になった。薪で暖をとるのが雪国ではふつうの暮らしだったのが、今では煙のせいで大気が汚染されると騒がれる始末。

 そういえば、野焼きもなくなった。目に見えない原子力がよくて、目に見える野焼きがダメってどうして言えるのか。

 ダイオキシンという呪いの悪魔が人間生活を脅かすとかいっているそこのあなた、大体、ダイオキシンなんて見たことあんの?

 かと思えば、一方では化石燃料の値上げに一喜一憂しながら、たまの休みにせっせと高級車を磨いている。

 なんか変だと思いませんか?


【書】『笈の小文』 24(No.2,015)

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「 衣更  一つぬひで後に負ぬ衣がへ  吉野出て布子売たし衣がへ 万菊  灌仏の日は奈良にて爰かしこ詣侍るに、鹿の子を産むを見て、此日におゐておかしければ、 灌仏の日に生れあふ鹿の子哉」
(訳:  衣更え  一つぬひで後に負ぬ衣がへ(今日は四月一日の衣更えの日であるが、旅のこととて着かえる夏衣の用意もない。二枚着ていた一枚を脱いで、背中の荷物の中に入れ、衣更えとしたことだ)        吉野出て布子売たし衣がへ(吉野山を出て衣更えをしたが、いままで着ていた綿入れは、荷になるので売り払ってしまいたい)    万菊  灌仏の日は、奈良であちこちお詣りしたところ、鹿が子を産むのを見て、こともあろうにみ仏の誕生日に生まれ合わせてと、おかしかったものだから、  灌仏の日に生れあふ鹿の子哉(仏の縁にふれて、ちょうど灌仏の日に生まれ合わせた鹿の子がいる。さても冥加な鹿の子であることよ)        )


【昭和の風景】津軽弁(No.715)

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「もう ふとげり けぱるべし。」
「もう 一度 がんばろう。」の意。
【タイムラプス】令和7年1月9日(木)7:17〜11:25の伊豆長岡の空。31秒。

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