いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

誘はれて初花の庭踏みしだく(あ)

 若い頃の蓄えをすっかり使い果たした身にも、高齢は駆け足でやってくる。
 いよいよ今年は4月で69歳になる。いわば古希に片足を突っ込んだも同然。
 あれよあれよという間に日本の平均寿命は伸びに伸び、厚労省の集計によると、今や男女平均で84.36歳になる(2020年)そうな。そんなに長生きをして何か一つでもいいことがあればいいが、きょうびいいことなんて一つもない。体を動かすのが確実にしんどくなってきていることを自覚するばかりである。
 早く、ピンピンころりといきたいね。


【きょうの一枚】河津桜。

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 北隣3軒目宅の庭の河津桜。
 ここの庭はいつも草茫茫で(失礼)、聞くと埼玉県在住の方が所有する別荘だという。年に数度草刈機の音が聞こえるが、ご尊顔を拝したことはない。別荘というと聞こえはいいが、ただ草刈りをするだけのためにやってきて音もなく帰って行く、そんな感じの方と受け止めています。
 今年も、河津桜の咲き初める季節がやってきました。間もなく、庭の梅も満開を迎えます。道の向かいのソメイヨシノが桜吹雪に舞えばすっかり春爛漫です。薪の出番もなくなります。風の冷たさももう少しの辛抱です。あと一月もすれば水も温んできます。


【書】「育養」いくよう(No.976)

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 「育て養う。=養育」(『旺文社漢字典』第2版)
 「育」は、子供がさかさになって生まれ出る形と肉(じく・にく。「いく」は変化した音。からだの意)とで、子供が生まれ出る意、転じて、「そだてる」意を表す。
 「養」は、食と、音を表す羊(よう。すすめる意→将)とで、食物をすすめる意、ひいて「やしなう」意を表す。


【ディジタル画】『吾輩は猫である』 95(No.418)

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 警視庁刑事巡査が、先日、苦沙弥先生宅へ泥棒に入った犯人を連れて挨拶にきた。巡査の名は吉田虎蔵。いかにも厳つい名だが、隣に懐手で並んでいる「二十五六の脊の高い、いなせな唐桟づくめの男」が宅から山芋を盗んだ犯人。どうもこっちの方が刑事巡査より男振りがよく、苦沙弥ご主人も「泥棒の方を向いて鄭寧に御辞儀を」する始末。それを後で迷亭先生にからかわれる。
 字も画も、「Gガッシュ」だけで描いた。


【タイムラプス】2月16日(水)7:46〜10:12の伊豆長岡の空。28秒。

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【新型コロナ】2/16(水)10:00現在(Yahoo!より)
新規感染者数→84,221(前週同曜日比 −17,055)
重症者数→1,403(前日比 +10)
累計死亡者数→20,758(前日比 +236)