【今日の一枚】溜池を泳ぐ水鳥。
西浦まで蜜柑を行く途中に溜池がある。その溜池でどこから飛んできたか判らないが、水鳥が羽を休めている。真鴨である。20羽はいただろうか。
カメラに収めようと静かに近寄ったつもりが、勘付かれて一斉に向こう岸へ向かって遠ざかっていった。向けるカメラをライフル銃かなにかの凶器と見たのかもしれない。野生の勘は鋭いからな。
危険物と見做された私は、その場をそそくさと立ち去り蜜柑屋へ向かう。時間は午後4時を過ぎたあたり。この時間帯にこの道を走ったことはないが、行く道も帰る道もどっちも車の量が多かった。この道は時間帯によっては混む混まないの差が大きいらしい。
トンネルを抜けて海沿いの道へ出る。いい夕焼けが見られることを期待したが、期待通り、いい夕焼けが見られた。やはり西伊豆は夕陽が綺麗だ。
海岸沿いにある2軒の蜜柑屋はカーテンが閉まっていた。もしかしたら目当ての蜜柑問屋も閉まっているかと思いながら旧道に突っ込んだら、そこはしっかり営業していた。よかった。これで孫に食わせる蜜柑が用意できた。
前回行った時はそろそろ「青島蜜柑」が出回る時期かとご主人が言っていたが、店頭にはまだ「早生蜜柑」が袋詰めされていた。これを5袋ゲット。1袋100円。5袋で500円。相変わらず安い。小粒だが腐った蜜柑が一つもない。
【書】「執礼(禮)」シツレイ(No.1,287)
「①礼を執行する。②礼儀作法。執は、守る意。礼は守り行うべきものであるから。子所雅言、詩書執礼、皆雅言也。シのガゲンするところは、シショシツレイ、みなガゲンするなり<論語・述而>」(『旺文社漢字典』第2版)
「執」は、「幸」は刑罰の道具のてかせ、「丸」は人が手をのばした形で、罪人がてかせをはめられる意、ひいて「とらえる」意を表す。
「礼(禮)」は、示と豊(レイ。たかつきに供え物を盛ったさま)とで、神をまつる祭礼の意、ひいて、儀礼の意を表す。
【ディジタル画】『それから』 十三の一(No.727)
見合いの席から四日程後、「代助は又父の命令で、高木の出立を新橋駅迄見送つた」。
新橋駅のホームで高木から、神戸まで遊びに行かないかと誘われる。もちろん見合いの延長という意味なのだろうが、代助はお礼を言って丁重に断る。叔父の高木は、代助のことを佐川の令嬢の結婚相手としては申し分ないと思っているらしい。
一方、代助は? 代助はどう思ってる? 代助はこの縁談を断ることによって父からの財源が途絶えることを恐れている。
では、このまま佐川の令嬢と結婚するか。でも、代助の頭は平岡のところへ嫁いだ三千代のことでいっぱいだ。
【昭和の風景】11
手にしているバットは親からプレゼントされたものなのだろう。ずっと欲しかったものをようやく手に入れて満面の笑顔です。
祖国が戦争に負けたことを、バットを持ったこの少年は露も思っていないのでしょう。
この子の笑顔が見たくて戦争に散っていった男がいたことを、この子はいつか思い出してくれるだろうか。
(昭和27年)
【タイムラプス】12月26日(月)6:29〜10:29の伊豆長岡の空。31秒。
【新型コロナ】12/26(月)23:55現在(Yahoo!より)
<国内>
新規感染者数→75,038(前週同曜日比 +5,988)
累計感染者数→28,366,491
死亡者数→55,853(前日比 +272)
<静岡県>
新規感染者数→1,397(前週同曜日比 +347)