【今日の一枚】ピオーネ誕生の地。
「ピオーネ」という品種の葡萄がある。
「ピオーネ」は、昭和32年に井川秀雄さんという方が巨峰とマスカットを交配し誕生させた。
それを誕生させた葡萄園が伊豆の国市にある。ちょうど葛城山頂を行き来するロープウェイの下あたりか。西浦みかんを買いに行くときの途中にあるが立ち寄ったことはない。
てなわけで、当然ながらまだ食したことがない。粒は巨峰よりも一回り大きいらしい。一回り大きい粒と聞いただけで庶民の手の届かない高嶺の花と決め込むところが、どうも貧乏臭くていけない。
生産の中心は岡山県と山梨県で、2県で全国の2/3を占める。データによると、誕生の地である静岡県はベスト10にも入ってこない。だからかな、市場ではあまり見かけない。
【書】「庶羞」ショシュウ(No.1,294)
「さまざまのごちそう。神に奉る供え物。羞は、供え物の意。<荀子・礼論>」(『旺文社漢字典』第2版)
「庶」は、もと火と、音を表す石(セキ。ショは変化した音。のせておく意→措)とで、火であぶる意を表す。借りて「もろもろ」の意に用いる。
「羞」は、羊と、音を表す丑(チュウ。シュウは変化した音。さし出す意→授)とで、犠牲の羊を宗廟にそなえる意、ひいて「すすめる」意を表す。借りて「はじる」意に用いる。
【ディジタル画】『それから』 十三の八(No.734)
代助は平岡と向かい合いサシで酒を酌み交わしている。
そこへ軍神広瀬中佐の名が出てきた。広瀬中佐の名は代助から出た。
広瀬中佐は本名を広瀬武夫という。「日露戦争の際、旅順港閉塞隊の指揮に当り戦死。軍人の規範と崇められ文部省唱歌となり万世橋に銅像が建てられた」と全集注解にある。
今では、どれくらいの人がその人の名を知っているだろう。私が軍神広瀬の名を知ったのは歴史の何たるかも判らない幼い頃で、文部省唱歌からだった。歌がなければたぶんずっと知らないままだったと思う。そういう意味では歌の力というのは恐ろしい。歴史の何たるかも判らないまま口ずさんでるんだから。
【昭和の風景】18
雨よけの特製屋根付きスクーター。というよりも日除けのついた、といった方がいいか。これだと雨降ったらずぶ濡れだら。
今ではピザ屋さんがピザを配達するのに街をガンガン走らせているが、このスクーターはもしかしたらその第一号かもしれない。だけど、いろんなことを考えるもんですねえ。
おやっ? ヘルメットをしてないぞ。当時はヘルメットを被らなくてもよかったのかなあ。
(昭和29年)
【タイムラプス】1月2日(月)6:51〜10:04の伊豆長岡の空。23秒。
【新型コロナ】1/2(月)23:55現在(Yahoo!より)
<国内>
新規感染者数→75,801(前週同曜日比 +762)
累計感染者数→29,399,600
死亡者数→57,989(前日比 +244)
<静岡県>
新規感染者数→2,319(前週同曜日比 −393)