いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

故郷の雑多ごつた煮年用意(あ)

【今日の一枚】今年のけの汁。

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 今年は鉄の大鍋ではなくアルミの寸胴鍋を用いた。
 この時期としては珍しく、フキがスーパーで売られていたので、今年はこれで「フキけの汁」を作ってみることにした。
 ワラビ・ゼンマイが出回っていないかと水汲みがてら大仁の市場に行ったが、どちらもなかった。
 今年はフキが大量にあるからワラビ・ゼンマイがなくてもいいかと思いながら坂を下ったが、途中でどうしても欲しくなってそのまま韮山のスーパーまでカブを走らせた。水漬だけどそこに山菜があるのは前から知っていた。
 行ったら、あったのはゼンマイだけ。でも無いよりはいいかと思って1袋だけど買ってきた。ゼンマイの隣にシナチクもあったのでついでに買ってきた。シナチクってワラビの代わりになるの? 知りません。
 寸胴鍋に汲んできた湧き水を2L入れ、サイコロ状に切った具をばかすか入れていく。で、それらが煮立つまでに味噌を主にしたタレを作る。途中、味見したら薄かったので白ダシと醤油を目分量足す。最後に砂糖を入れて孫用に甘く仕上げようとも思ったが、やめた。再度味見したら、あえて砂糖を加えなくても十分に甘さが出ていた。
 バッチシ。甘さ控えめ具沢山フキけの汁の一丁上がり。
 夜は切り餅をストーブで焼いて、新年を前に雑煮を作ってみた。美味美味。新年を迎える前になくなっちゃうかも。
 ここで使った具材を思いつくままに紹介。
①コンブ(家にあった)
②干しシイタケ(家にあった)
③ニンジン(家にあった)
④キクイモ(姉が物産店から送ってくれた)
⑤コウヤトウフ(スーパーで買った1袋)
⑥金時豆(スーパーで買った1袋を5時間水に漬けて煮た)
⑦コンニャク(スーパーで買った板コンニャク)
⑧木綿トウフ(スーパーで安売りしてたので買った)
⑨ダイコン(家にあった。野菜室に入れておいたら凍っていた)
⑩フキ(1mほどのやつを5本)
ゼンマイ・シナチクも入れたけど、書き切れないからこの辺でやめる。
これらを味噌ダレでぐつぐつ煮込む。煮込めば煮込むほど味が出る。


【書】「終老」シュウロウ(No.1,288)

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 「晩年を過ごす。」(『旺文社漢字典』第2版)
 「終」は、もと、糸止めのため両端を結んだ形で、糸の結び止め、ひいて「おわり」の意を表す。のち、糸と、音を表す冬(トウ。シュウは変化した音。おさめる意→収)とから成る字に変えた。
 「老」は、髪を長く伸ばして腰のまがった人が杖をついているさまにかたどり、としよりの意。ひいて「おいる」意を表す。


【ディジタル画】『それから』 十三の二(No.702)

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 高木と佐川の令嬢を新橋駅に見送った代助は、三千代に遺った旅費の余りを懐に見つけ、その晩を赤坂のある待合で暮らす。
 働いてもいないのに、人に遣るだけの金額を所持しているのが、なんとも羨ましい。羨ましいけど、世の中にはそういう身分の人もいるんだなあ、くらいにとらえておこう。住む世界が違いすぎます。


【昭和の風景】12

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 行商の婆の嚔の底力
 これは以前の職場で連歌遊びを楽しんだ時の作。
 咄嗟に出た割には意外に上手くまとまった。作ったのになんだけど、ちょっとまとまり過ぎたな。一幅の絵みたい。
 でも、自分の背丈が隠れるくらいの大きな荷物を背負って行商に歩くお婆さんは感動ものです。そうしなければ生きていけなかった世相だったのでしょう。
(昭和27年)


【タイムラプス】12月27日(火)6:11〜8:15の伊豆長岡の空。30秒。

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【新型コロナ】12/27(火)23:55現在(Yahoo!より)
<国内>
新規感染者数→208,235(前週同曜日比 +18,253)
累計感染者数→28,574,706
死亡者数→56,291(前日比 +438)
<静岡県>
新規感染者数→4,046(前週同曜日比 +666)