いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

地産地消西瓜販売最終日(あ)

【今日の一枚】田中山西瓜販売最終日。

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 夏休み最後に孫娘にとうもろこしを食べさせたくて「まごころ市場」にカブを走らせた。そうしたら、思いがけず名産田中山の西瓜が売り棚にずらり並んでいた。店員さんに訊いたら、今年の販売はきょうが最後だと言う。それで、やや小粒だけれど、それなりに値段も手頃だったこともあって、1個買ってきた。
 本命のとうもろこしは3本1袋のを2袋買った。1,020円。
 きっと留守番をしている孫娘も喜んでくれるだろうと思ったら、喜んでくれなかった。私が皮剥きを頼んだことの不満が如実に顔に現れていた。食うのは好きだけど、準備と後片付けが嫌いらしい。今時の子ってどこの子もみんなそうなんだろうか。何でもかんでも頼めばすぐに出てくると思ってやがる。ドラえもんのポケットじゃないんだから、もう勘弁してくれよ。
 帰りは新パパが車で迎えにきてくれたので、孫娘は西瓜を持たなくて済んだ。それでだろう、ルンルン気分で「また来るね」と言い残して帰っていった。

 またと言ってたけど、今度来るのはいつかなあ。暮れかなあ。それまでに薪を調達しとかなきゃ。


【書】「宣布」せんぷ(No.1,158)

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 「広く知らせる。」(『旺文社漢字典』第2版)
 「宣」は、宀(家)と、音を表す亘(えん。「せん」は変化した音。めぐらす土べいの意→垣)とで、土べいをめぐらした家の意を表す。借りて「のべる」意に用いる。
 「布」は、巾(ぬの)と、音を表す父(平らにのべる意→敷)とで、平らな「ぬの」の意。借りて「しく」意に用いる。


【ディジタル画】『坑夫』 40(No.598)

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 ようやく目的地に到着。
 橋を渡って右手に見えるのが所長の家だと長蔵さんが教えてくれる。なかなか立派なつくりらしい。
 その左手がシキ。「シキ」とは、「鉱山用語で、鉱山の坑内、あるいは採鉱区を指す」と全集注解にあり、「自分」はやがて坑夫たちの過酷な労働の場としての意味が付け加えられていることを知る。
 さらに坂を上って行くと「今度は石崖の下に細長い横幅ばかりの長屋が見える。さうして、其の長屋が沢山ある」。そして午後1時、長蔵さん一行はようやく飯場に辿り着いた。
 「自分」はその後「飯場の意味をある坑夫に尋ねて、篦棒め、飯場たあ飯場でえ、何を云つてるんでえ、とひどく剣突を食つた事がある」と言っている。だから今もって飯場の意味が判らない、と。
 その坑夫の言う通りだ。知ったところで何になる。何にもなりゃしねえ。そう思いながら、でも気になって、私も遅まきながら「飯場」をネットで検索してみた。そうしたら目も当てられないような悲惨な画像がわんさか出てきた。
 皆さんは、先の戦争の悲惨な画像を見るたびに「二度と戦争を起こしてはならない」と異口同音に言うが、まさにここでも死と隣り合わせの地獄が繰り広げられていたのだった。そのことに思いを致さなければいけない。そういう人たちの献身の上に日本近代の発展があるということを改めて思い知らされた。
 数々の画像を見ながら、ここで営まれた生活に思いを馳せた。そして、ある一枚の画像に目が留まった。かつてここにも生活があったことを思わせる石垣である。

 ここでメンコをしたり鬼ごっこをしたりして遊んだ子たちは、今、どこで、何をしているのだろう。


【タイムラプス】8月19日(金)7:10〜9:04の伊豆長岡の空。28秒。

https://www.facebook.com/100001436582002/posts/pfbid02x9yukxK6LXMTDY59QWUFZXaVXhHuo94kiHjgMrskA5tuTh21KQp8MB7P8Myj9fyAl/?d=n


【新型コロナ】8/19(金)10:00現在(Yahoo!より)
新規感染者数→255,534(前週同曜日比 +15,357)
重症者数→610(前日比 −17)
伊豆の国市陽性者数→121(前日比 +36)(静岡県HPより)