いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

三色の団子を食んで冷やし酒(あ)

 カミさんが伊豆に来ている。これで孫の世話は二馬力になって、私は夕飯の買い出しに出なくて済んでいる。買い出しに行く必要がないので、家に残って画を描いている。こっちの方が買い出しより断然楽しい。
 買い出しに一緒にくっついていった孫娘に、中身の見えない丸々一個のスイカは買わなくていいからねとあれだけ念を押していたのに、買い物から帰ってきたらダンボール箱に丸々一個のスイカがゴロンと入れられてあった。察するに、孫娘もスイカをたらふく食いたかったのだろう。それで、私の条件を意図的に葬り去ったとみえる。
 スイカに包丁を入れたカミさんは、真っ赤に熟した果肉に大満足で、「当た〜りぃ、からんからん」と孫娘と一緒にはしゃいでいた。なんだか馬鹿馬鹿しいけど、家族ってそんなもんかもしれない。
 スイカのついでにという按配で取り出したとうもろこしをカミさんに茹でてもらったら、これが滅法うまい。スイカで腹を満たした孫娘に食え食えと無理に勧めたら、カミさんに「本当は、あなたが食べたいんでしょう」と言われた。図星、女の勘は鋭い。


【きょうの一枚】三色団子。

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 いつもいくスーパーで安売りしていたので買った。
 本当は3本セットだが、一本つまんだ後にアップする写真をまだ撮っていなかったことに気づき、慌てて写真に収めた。
 色は3色だけど、味は基本的にどれも「すあま」ですね。白団子に緑が淡い影のように引っ付いているのをみても、最初三つの白い団子だったのに後から色をつけたという具合が判る。だから、色に関係なく味はどれも一緒。


【書】「恒時」こうじ(No.1,137)

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 「いつも。ふだん。常時。平常。」(『旺文社漢字典』第2版)
 「恒」は、忄(心)と亙(こう。ゆきわたる意)とで、いつまでも変わらない心の意、ひいて「つね」の意を表す。
 「時」は、日と、音を表す寺(し。ゆく意→之)とで、太陽のうつりゆき、「とき」の意を表す。


【ディジタル画】『坑夫』 19(No.577)

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 長蔵さんと私は汽車を降りる。すると「改札場から表へ出ると、大きな宿の通りへ出た」とあって、全集注釈では「大きな宿」を宇都宮と推定する。それで、今回は宇都宮駅構内の駅弁売りの風景を描いてみた。
 トレイに弁当を積んで汽車が停車する度に、ここを勝負とばかりに駅弁売りが車窓に群がる。客は汽車の窓を開け、座席に座りながら駅弁を買う。中には汽車が発車し出してもなお弁当代を受け取るべく汽車とヨーイドンをする駅弁売りもあった。その体力勝負の際どいやりとりも今ではすっかり姿を消してしまった。
 今や駅弁は駅ホームの売店でしか買えない。スマートといえばスマートだが、昔を知っている人には寂しい限りである。そのうち、決済もスマホなどの電子決済に取って代わられるようになるのであろうか。かくて人は電子機器に仕事を奪われ、就く職を失うのである。
 今回もすべてConceptsを使った。「水彩絵具」ブラシに豊富な種類があって、今それをちびちび使い試している。


【タイムラプス】7月29日(金)5:55〜8:19の伊豆長岡の空。36秒。

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【新型コロナ】7/29(金)10:00現在(Yahoo!より)
新規感染者数→233,100(前週同曜日比 −46,917)
重症者数→346(前日比 +35)
伊豆の国市陽性者数→88(前日比 +21)(静岡県HPより)