きょうは「夏至」。一年で昼がいちばん長い日とされる。が、あまりに忙しすぎてその実感が湧かない。
先日、市から連絡があり、参議院議員選挙投票の立会人を頼まれた。これも区の代表の仕事らしい。
その承諾書を市役所へ出そうと思ってカブを走らせたら、途中で大粒の雨に見舞われた。それで急遽引き返し家で雨やみを待つ。雨がやんだ頃合いを見計らって再び市役所へ。今度は途中で雨に降られてもいいように長靴を履いて雨具を用意した。そうしたら、市役所本庁付近のアスファルトは乾いたままで雨に濡れた気配がない。家の周辺では大粒の雨が降っていたのに、こっちはまったく降っていなかった。そんなことってあるんですね。
雨が降っていないことをいいことに、市役所の帰りに地元の神社の社務所に立ち寄った。で、夏祭りの神輿渡御のお祓いをお願いしてきた。
てな雑用が多くて、きょうが夏至だと気づかなかった。テレビで「夏至だ夏至だ」と騒ぐから、それで夏至だと知った。
テレビに二十四節気を教えてもらうとは情けない。自然と共存して暮らすというなら、それくらい体に叩き込んでおきなさいよ。
【きょうの一枚】デッキから見下ろした庭。
ご覧のとおり、すっかりジャングル化してますね。一目瞭然です。
夏草は勢いがあるから黙っていればいい気になってガンガン成長する。
それに比べて鉢植えのミニトマト(黄色)のなんと貧弱なこと。周りの夏草で日照不足に陥っている。でもまあ、実は甘いからよしとするか。
【書】「服労(勞)」ふくろう(No.1,099)
「困難な仕事に従いつとめる。よく働く。」(『旺文社漢字典』第2版)
「服」は、舟と𠬝(したがえる意)とで、舟の両側につける板の意を表す。転じて、したがう意に用いる。
「労(勞)」は、かがり火の象形と力とで、火がもえるようにたえまなく力を出してつとめはたらく意、ひいて「つかれる」意、転じて「いたわる」意。
【ディジタル画】『三四郎』 97(No.539)
画工・原口さんは美禰子をモデルに絵筆を動かしながら、
「一体斯うやつて、毎日毎日描いてゐるのに、描かれる人の眼の表情が何時も変らずにゐるものでせうか」という三四郎の疑問に答える。
「かう遣つて毎日描いてゐると、毎日の量が積り積つて、しばらくする内に、描いてゐる画に一定の気分が出来てくる。だから、たとひ外の気分で戸外から帰つて来ても、画室へ這入つて、画に向ひさへすれば、ぢきに一種一定の気分になれる。つまり画の中の気分が、此方へ乗り移るのだね」
へええ、そんなもんですか。私は一気に描いてしまわないと描けない。一休みして、さて続きを描こうとしても描けない。気分が乗らないんですね。
漱石全集第三巻に「ピエルロチー」の名が出てきたので、その肖像画を「水彩絵具H2」で描いてみた。
【タイムラプス】6月21日(火)5:20〜8:50の伊豆長岡の空。26秒。
【新型コロナ】6/21(火)10:00現在(Yahoo!より)
新規感染者数→7,800(前週同曜日比 −156)
重症者数→41(前日比 ±0)
累計死亡者数→31,045(前日比 +13)