いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

誕生日どこもかしこも四月かな(あ)

【きょうの一枚】誕生日ケーキ。

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 孫とママが私の誕生日を祝って手作りケーキを作ってくれた。これは素直に嬉しい。
 きのう(4/4)は、私の69歳の誕生日だった。孫娘が冷蔵庫を開けてはいけないというから、きょうは朝からずっと冷蔵庫を開けなかった。というか、朝から公民館にこもっていたので開けようにも開けられなかった。
 昼になって家に帰ってきたら、春休みゲーム三昧のお兄ちゃんが、なんと、不慣れな手つきでオムライスを作っていた。珍しいことがあるものだ。そう思って空腹にフライパンのオムライスを一皿分平らげたら、お兄ちゃんに叱られた。これは晩御飯の料理で、じぃじ(私)に食べさせようと思っていたのに、溶き卵を乗せる前に食っちまいやがった、という。
 そんな事情も知らずに、私は空腹に負けてチキンライスを一皿盛ったのだった。ごめん、ごめん、溶き卵を乗っける前にじぃじが食っちゃった。
 私のせいで小ぶりになったオムライスをテーブルに並べ、その後に冷蔵庫に仕舞ってあったケーキがでんとテーブルの真ん中に出た。部屋の明かりが消され、蝋燭に火が灯される。それで私に吹き消せという。
 そのまま素直に吹き消せばいいものを、一種の職業病なのだろう、「来年は古希だ。唐の詩人・杜甫が謳った人生七十古来希なり、の古希だ」と言ったものだから座が固まってしまった。それで私は、またしてもごめんごめんと謝らなければならなかった。


【書】「歩月」ほげつ・つきにほす(No.1,024)

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 「月明かりのなかを歩む。」(『旺文社漢字典』第2版)
 「歩」は、左右の足あとを前後において、「あるく」意を表す。
 「月」は、日月を対照してその特徴に着目し、常に円い「日」に対して、満ち欠けする月の欠けた形にかたどる。


【ディジタル画】『三四郎』 26(No.464)

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 轢死事件があった翌朝、妹を見舞った野々宮君が病院から帰ってくる。三四郎は縁側で新聞を読んでいた。三四郎は病人のことを尋ねると、推測通り病人に異状はなかった。
 妹の見舞いには野々宮君の高等学校時代の恩師・広田先生も来ていた。三四郎は広田さんの名をこれまで三四遍耳にしたという。それで、冒頭シーンに出てきた水蜜桃の先生も実は広田先生であったことがここで明らかになる。日露戦争に勝利して日本中が沸き立っているとき、「是からは日本も段々発展するでせう」と話を向けた三四郎に、「亡びるね」と言い放ったその人である。


【タイムラプス】4月5日(火)7:21〜8:59の伊豆長岡の空。24秒。

https://www.facebook.com/1298610339/posts/10228167622237965/?d=n


【新型コロナ】4/5(火)10:00現在(Yahoo!より)
新規感染者数→30,157(前週同曜日比 +277)
重症者数→505(前日比 −5)
累計死亡者数→28,336(前日比 +45)