白は白てふ色なりチューリップ（あ）

　午後から公民館にこもって区費領収書を作る。できた領収書を組ごとに袋詰めしたら雨が降ってきた。組長宅にきょうのうちに配ろうとしたが雨で配るのをあすに延ばした。ところが、天気予報はあすも雨だって。困ったな。
　雨の中、次期民生委員候補宅を訪ねる。きょう日曜は仕事がお休みとばかり思っていたら、玄関に奥さんが出てきてご主人は仕事で留守と告げられた。
　日曜も仕事とは大変だ。国は何歳まで働かせるつもりなんだろう。
　午前中に、きのうの定例役員会で話し合ったこと、話し合わなかったことをまとめてLINEで送った。
　きのうのうちにLINEにグループを作って、各組長さんに登録してもらった。うちお一人はLINEでやり取りできる環境にないということで、この方だけ電話で応対することにした。
　それにしてもLINEは便利だ。こちらで文書をこしらえ、それをグループ内に置いておくだけで、たちどころに登録者全員に情報が伝わる。いちいちコピペしなくて済むから手っ取り早い。
　今回も、区費集金スケジュール案をLINEで流したところ、早速その時間は仕事で間に合わないかもしれないと返事がきた。では30分ほど遅らせましょうと打ったら、なんとかその時間に間に合うようにしますと返ってきた。それを全員が見ている、というのがいい。まさにその場で話し合って決めているようなイメージだ。
　ただし、いくら便利だからといって私物化させるのはルール違反だ。LINEを私物化させるとろくなことはない。姿が見えないから言葉だけで感情的になり抑えが効かない。その言葉が誹謗中傷となってLINEを駆け巡る。感情をコントロールできない子どもの世界ではそれが「いじめ」につながるおそれがある。よくよく注意して取り掛からないといけない。
　LINEは確かに便利だけど、使い方によっては悪への誘水にもなることを肝に銘じておきたい。

【きょうの一枚】庭のチューリップ。

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　ここは庭のチューリップ畑。一昨年秋に植えた球根をそのままにしておいたら、今年は葉っぱを一枚だけ片肺飛行のようにびろんと出すだけで花が咲かない。一度球根を土から出して乾燥させなければ花は咲かないとは知っていたが、その作業を怠ったのだから必然の結果だ。
　ところが、そんな中で一つだけ花をつけた。それが、これ。白いチューリップです。健気です。

【書】「扶翼」ふよく（No.1,022２2）

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　「助けかばう。助ける。扶助。」（『旺文社漢字典』第2版）
　「扶」は、扌(手)と、音を表す夫(ふ。そえる意→輔)とで、手をそえてささえる、「たすける」意を表す。
　「翼」は、羽と、音を表す異(い。「よく」は変化した音。つばさの意→翊)とで、「つばさ」の意を表す。転じて、「たすける」意に用いる。

【ディジタル画】『三四郎』 24（No.462）

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　三四郎は、妹を見舞った野々宮君宅で下女の用意した晩飯を食う。食ったあと一人になって野々宮君の妹のことを心配する。するといつの間にか、野々宮君の妹とこの前見た女とのイメージが重なって、病院のベッドでその女を介抱している気になる。
　よほどこの前見た女の印象が強かったとみえる。
　今回も、すべて「Gガッシュ」で描いた。　