いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

山里を行けばぽくりと八重桜(あ)

 きょうから一斉に新学期がスタートした。
 孫娘は中学校の始業式。新担任発表で、希望通りの先生が担任になったとか言って大はしゃぎしていた。それでバッグをベッドにぶん投げてそそくさ遊びに出かけて行った。
 お兄ちゃんは午後から高校の入学式。ママから送られてきたLINEの写真を見ると、真新しいブレザーに手首がすっぽり隠れている。それが何とも初々しい。新しい制服に身を包みご満悦の様子だが、問題はこれから。さて、どうなりますことやら。
 私はといえば、お兄ちゃんの入学式に出ようと思っていたら、案内書に「保護者1名」とあったので、その枠をママに譲った。譲って水汲みに湯ヶ島・月ヶ瀬にカブを走らせた。
 前回水汲みに行ったのは先週の土曜。1週間も経たないうちに12本のペットボトルが空になってしまった。まったく消費量が半端ない。
 ママも忙しい身の上だから、もっぱら水汲みは私が自主的に行なっている。一往復にボトル12本は効率悪いが、運搬手段がカブしかないのだから仕方がない。
 それにしても、大仁の水汲み場が閉鎖されたのはつくづく痛いな。往復に倍かかる。


【きょうの一枚】庭の八重桜。

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 道の前のソメイヨシノがはらはらと儚げに散る頃、庭の奥では八重桜がぽつりぽつり咲き始める。重厚なピンクの花弁を幾重にも装って、それはそれは見事である。
 のだが、孫娘は八重桜があまり好きではないらしい。どこで教わったか知らないが、桜は儚く散るからいいのだと偉そうに言い張る。どうも儚く散る桜を悲劇のヒロインに見立てているらしい。まあ、いいけど。


【書】「牡馬」ぼば(No.1,026)

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 「おすの馬。おす馬。↔︎牝馬」(『大辞泉』)
 「牡」は、牛のおすの性器をかたどった形(のち土と書かれた)とで、牛のおすの意、ひいて、広く動物の「おす」の意を表す。
 「馬」は、顔が長くたてがみのある獣の形にかたどり、「うま」の意を表す。古代中国では、戦車を引いた重要な家畜。
 「馬」の古代文字を書くのは何度目だろう。「馬」は何回書いても面白い。


【ディジタル画】『三四郎』 28(No.466)

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 野々宮君の妹を病院に見舞った三四郎は、病院の玄関正面へ来て池の女と出くわす。そして早速の歩調を狂わせる。池で逢った女は、三四郎にとってさぞかし忘れえぬ女性だったのだろう。
 それを病院の玄関でばったりで合わせるなんざ、さすが漱石先生、エンターテイメントですね。
 今回もすべて「Gガッシュ」で描いた。 


【タイムラプス】4月7日(木)6:49〜8:30の伊豆長岡の空。25秒。

https://www.facebook.com/1298610339/posts/10228178359066379/?d=n


【新型コロナ】4/7(木)10:00現在(Yahoo!より)
新規感染者数→54,884(前週同曜日比 +1,138)
重症者数→508(前日比 ±0)
累計死亡者数→28,466(前日比 +66)