いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

やや苦きやや香ばしき北の春(あ)

【きょうの一枚】青森物産品(の一部)。

f:id:jijiro:20220226084555j:image
 神奈川・川崎に住む実姉から、青森の物産品が届いた。
 東京・飯田橋に青森物産品を扱うアンテナショップがあって、東京へ出る用事があった実姉がそこから適当な品を見繕って伊豆へ宅配してくれたのだ。
 早速届いた段ボールを開けると故郷の品々がびっしり詰め込まれてあって、どれもこれも懐かしいものばかり。
 まず先に封を切ったのは、「久慈良餅(くじらもち)」。これは日持ちがしないことを知っている。果たして賞味期限の日付は真空パック加工ながら3/1になっている。
 「久慈良餅」は青森・浅虫温泉の名産で、中学校の通学路にあるその工場からは、常に餅を蒸す白い湯気がぷうぷう噴き出て周りを甘い香りに包んでいた。私の実家の冠婚葬祭に欠かせない引き出物でもある。
 次に手をつけたのは「むしりたら」。これは青森の酒呑には欠かせなない。スケソータラを天日干ししたものだが、これが滅法旨い。小さい頃、酒呑の親父のためにかちんこちんの堅いスケソータラを踏石の上に載せ、木槌でぶっ叩いて柔らかくしたのを覚えている。もちろん、柔らかくなったかどうかを確かめると称して、バクバクつまみ食いしたことは言うまでもない。
 まだ封を切っていないけど、楽しみなのが「干し菊」。菊は食用菊だが、その花びらを食う文化は伊豆地方にはない。刺身の盛り合わせなどに添える小菊は、あれは飾り物で食べ物とは扱われない。
 干した菊を水に浸して戻し、ぎゅっと絞って水気を抜く。それに味ぽんを垂らしてみな。酒が進むこと請け合いだ。
 袋に記す説明によると、大根おろしの付け合わせにいいというから、よし今度試してみよう。ぐふっ、楽しみ楽しみ。


【書】「呉服」ごふく(No.985)

f:id:jijiro:20220226084539j:image
 「[国]織物の総称。反物(たんもの)。雄略天皇のとき、呉の国から来た織工を呉服(くれはとり)といい、それを音読したもの。」(『旺文社漢字典』第2版)
 「呉」は、口(声の意)と〓(「呉」から「口」のパーツを取り除いた形。=頭をかたむけた人)とで、頭をかしげて大声を出す意を表す。借りて、国の名に用いる。
 「服」は、舟(月は変化した形)と𠬝(ふく。したがえる意)とで、舟の両側につける板の意を表す。転じて、したがう意に用いる。


【ディジタル画】定例総会の準備で俄然忙しくなり、絵を描く時間が取れなくなった。よって、今回はお休み。 


【タイムラプス】2月25日(金)7:38〜9:10の伊豆長岡の空。23秒。

https://www.facebook.com/100001436582002/posts/4977996452258192/?d=n


【新型コロナ】2/25(金)10:00現在(Yahoo!より)
新規感染者数→61,260(前週同曜日比 −33,941)
重症者数→1,474(前日比 −15)
累計死亡者数→22,794(前日比 +206)