いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

窓開けて初夏たつぷりと家の中(あ)

【きょうの一枚】ベッドの部屋から見た庭。

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 熱を発して寝込んだ。孫娘がスポーツドリンクのペットボトルを持って様子を見に来た。で、何をしたかというと、いの一番に窓を開け放って換気をした。
 それは正しい。でも寒い。孫娘が寝込んだときに部屋の換気を勧めたのは私だ。私が言ったことを愚直に守っただけなのだが、なんだか仕返しをされたような気分。
 そういえば孫娘は夜中も窓を開けていたっけ。寒かったろう。でも、よく我慢したね。今度はじぃじの番だ。病魔が外へ飛んでいくまで我慢します。はい。


【書】「宜春」ぎしゅん(No.1,047)

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 「立春。宜は、気候のよい意。」(『旺文社漢字典』第2版)
 「宜」は、宀(家)と且(祭器の上に肉を重ねて供えたさま)とで、肉を供えて神をまつる祭りの名。ひいて、神の意にかなう、「よろしい」意に用いる。
 「春」は、日と〓(ちゅん。艹の下に屯を加えた形。「しゅん」は変化した音。草が萌え出る意)とで、草の生えはじめる季節の「はる」の意を表す。


【ディジタル画】『三四郎』 49(No.487)

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 一行が菊人形展の催されている団子坂へ行くと、「一人の迷子に出会った。七つ許りの女の子である。泣きながら、人の袖の下を右へ行つたり、左りへ行つたりうろうろしてゐる。御婆さん、御婆さんと無闇に云ふ。是には往来の人もみんな心を動かしてゐる様に見える。立ち留るものもある。可哀想だといふものもある。然し誰も手を付けない。小供は凡ての人の注意と同情を惹きつゝ、しきりに泣き号んで御婆さんを探してゐる。不可思議の現象である」。
 しきりに泣き号んでいる女の子に同情の目を向けておきながら、誰も、何もしようとしないことを「不可思議な現象」と言っている。その当時から面倒なことはすべて警察に任せるのがよろしいという風潮があったのかもしれない。
 3年ほど前だったか、地元の通学路に猪が出たと言って警察に巡回を求めた児童の保護者がいた。交番に詰めていた巡査も厄介なことよと思い(ながらかどうかは知らないが)、ひとまず猪が出現したという辻に立った。たまたま私が帰るときにそういう光景に出会って、すわ重大事件でも発生したかと尻込みしながら訊いてみたら、なんのことはない、猪が出たというではないか。いくら地元の人の身の安全を守るのが仕事とはいえ、突っ込んでくる猪に警察官といえど太刀打ちできっこありません。散弾銃でも向けないとやっつけられないでしょう。
 そういうときは逃げるがいちばん。身に危険を感じたら安全な場所へ逃げるがいちばんと心得る。警察官だって生身の人間ですからすべてをこなせるわけではない。なんでもかんでも警察に頼むのをそろそろやめてもいいんじゃない?


【タイムラプス】4月28日(木)6:17〜8:23の伊豆長岡の空。31秒。

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【新型コロナ】4/28(木)10:00現在(Yahoo!より)
新規感染者数→46,268(前週同曜日比 −1,626)
重症者数→183(前日比 −17)
累計死亡者数→29,472(前日比 +60)