いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

蜘蛛の巣の宝石となり雨あがる(あ)

 第25回「伊豆文学賞」に作品を応募しようと思っている。そう意識するだけで、本の読み方がガラリと変わる。
 まずは、傾向と対策を練ろうと考え、過去の最優秀賞作品を模写することにした。それで現在、市立図書館から模写用に本を2冊借りてきてある。
 模写をしていると、これはパソコンで打った作品だなというのがなんとなく判る。
 どういうところからそれが判るかというと、例えば、会話文の「」の次の行の頭に「 と言った。」と1マス空けて書いてあったり、「ダンボール」が別のページで「段ボール」と表記されていたりすると、ははん、これはパソコンで打ったなと判る。手書きではまずそうは書き直さない。一旦「ダンボール」と書いたら最後まで「ダンボール」で通す。
 私が模写に使っている「縦式」という縦書き専用のテキストエディタだと「段ボール」の表記が第一候補に出る具合になっているので、それで判る。あるページでは「ダンボール」となっているのに別のページになると「段ボール」と漢字が使われているのは、エディタが勝手に漢字変換して、作者がそれに気づかないからである。
 だからなんなんだ、それくらいいいじゃないか内容がねじれてなけりゃ。と思う向きもあろうけれど、私はそれが気になって仕方がない。だから、私はそう書かないよう(打たないよう)気をつける。
 こういうことは模写して初めて気づく。これが模写の効用。普通の読み方に比べれば数段時間がかかるかもしれないが、作品を書く側に立つと、そういう細かいところにまで目がいくようになる。
 あるいは、もしかしたらこれは、一種の職業病なのかもしれない。


【今日の一枚】雨上がりの蜘蛛の巣。

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 雨上がりの蜘蛛の巣は、きらきら輝いて宝石のよう。そう思って、雨上がりの庭に出て蜘蛛の巣を探したが、絵になりそうなのが見つからなかった。蜘蛛の巣は庭のあちこちにあるんだけど、写真の撮り方が下手だから芸術にならない。せいぜいこれくらいかなと思ってアップしたのが今日の一枚。枝葉はヒイラギ(柊)。


【書】「異能」いのう(No.729)

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 「ずば抜けた能力。すぐれた才能。」(『旺文社漢字典』第2版)
 「異」は、鬼の形をしたものが、両手をあげて恐ろしい姿をしている形。
 「能」は、水中にすむ昆虫の形。

 

【ディジタル画】白武ときお(No.173)

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 YouTube放送作家という職業があるらしい。私は知らなかった。「公募ガイド」今月号のインタビュー欄に大きく取り上げられていたので知った。
 今やユーチューバーは子どもの憧れの職業だ。自分の興味あることに没頭できて、しかもそれでお金を稼げるのだから、目指せ!ユーチューバーと考えるのも無理はない。アメリカには年間30億円も稼ぐ10歳の子がいるという。10歳でそんなに稼ぐんじゃ、学校の授業なんて馬鹿らしくてやってられないだろうなあ。
 白いポロシャツの質感をうまく表現できなかった。反省。 


【タイムラプス】6月14日(水)5:09〜7:38の韮山方面の雨空。37秒。

https://www.facebook.com/1298610339/posts/10226432014448855/?d=n


【新型コロナ】6/14(水)10:00現在(Yahoo!より)
新規感染者数→1,386(前週同曜日比 −635)
重症者数→852(前日比 −38)
累計死亡者数→14,076(前日比 +32)