いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

秋空を雲横切つて出湯宿(あ)

 昨日(11/12)神奈川・横須賀で法事があって、そのままカミさんの車で伊豆に帰ってきた。

 帰る途中のディスカウントストアで買物をした時、カミさんがそこで財布を落としたらしい。

 気づいたのは伊豆の家の前。コンビニで弁当を買おうとして財布のないのに気づいた。

 財布に現金はいくらも入っていなかったが、何種類ものカードがその中に入っていて、運転免許証もその中に入っていたという。カミさんはそれを悪用されるのではないかと、そのことを心配していた。

 で、早速私のケータイから買い物をした店に問い合わせた。

 電話に出たスタッフが言うには「財布を拾った」という報告は受けていないという。どこだ? 財布はどこに行ったんだ?

 伊豆の家について改めて電話したら、「あった。よかった」と遠くの車庫から声が聞こえた。

 買い物をして、財布を車のドアの隙間に落としたのに気づかず、そのまま伊豆の家まで運転してきたらしい。

 この手の物忘れは今始まったことではない。これで三度目だ。

 俺もそうだけど、カミさんも物忘れの回数が多くなった。

 危ない危ない耄碌が増した。そろそろ免許返上のタイミングかもしれない。

 

【きょうの一枚】住宅地の天辺から眺めた景色。

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 この広場の左右に家が建っている。

 詳しい経緯は知らないけれど、ここの一画だけが更地になっている。

 見下ろすと、出湯の宿がちょこんと顔を出し、その向こうに沼津アルプスの山々が連なる。さらに奥は南アルプス連峰だ。上空には真っ青な秋の空が広がり白い雲がたなびいている。

 夏は、ここで地域の人たちが集まって花火を見ながら和気藹々とバーベキューを楽しむんだとか。いいですね。地域の親睦はこういうところから始まります。

 

【書】「〓」ホウ・おおじか(No.1,589)

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 〓(ホウ。鹿の下に灬を置く)。鹿と、音を表す火(灬)とで、舞い飛ぶように行動の速いしかの意を表す。(『旺文社漢字典第2版』)  

 

【ディジタル画】『道草』五十一(No.1,029)

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 健三の細君・御住は病気がちで、島田(健三の養父)が宅を訪ねても伏せっていた。

 どうやら細君の病気は「ヒステリー」らしい。ヒステリーは当時、女性特有の病気とされていた。

 「細君の病気には熟睡が一番の薬であつた」。

 

【昭和の風景】『東海道中膝栗毛』(No.309)

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 こういうタッチの画をディジタル機器で描きたいと思っていた。鉛筆が日本に伝来する前の、墨だけで描く画。

 そういう世界に憧れる。

 自分の見たものをディジタル技術を使って再現できないかと、ずっとそう思ってきた。それが今、パソコンが普及してやっとできる環境が整った。

 

【タイムラプス】令和5年11月13日(月)7:47〜9:21の伊豆長岡の空。23秒。

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