いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

水温む山里の水汲み場より(あ)

【きょうの一枚】大仁の湧き水。

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 きょう、カミさんが伊豆へ来る予定になっていたが、職場に欠勤者が出て、その穴埋めのために出勤することになったので休めなくなったと知らせてきた。カミさんが来たら車で湧き水を運んでもらおうと思っていたが、来れなくなったのでは仕方がない、やむなくカブに積めるだけのペットボトルを積んで水汲みに出かける。
 ペットボトルは12本積めた。ひとまずこれで1週間は持つ(はず)。
 今や我が家で湧き水は必需品になっている。湧き水を入れるタンクは5缶。ペットボトルが約30本。1缶のタンクからはペットボトル9本分の水が取れるので、湧き水を汲んでくるとなれば、総量150リットルほど汲んでくる勘定になる。
 孫どもはこの湧き水が大好きで、喉が乾いたと言っては冷蔵庫から取り出して飲む。学校に持っていく水筒に詰めてくれと注文をつける。コーヒーを淹れるときも、ご飯を炊くときも、煮物を作るときも、ともかくこの湧き水を使うから、一度に大量に汲んできても1ヶ月ともたない。
 カミさんが来ないと知り、ママも仕事を休めないとなれば、さすがに今回は湧き水を取りに行くのを諦めて水道水で我慢することにしようと思ったが、ご飯にしろ、コーヒーにしろ、湧き水と水道水では味がまるで違うし、孫どもが学校へ持っていく水筒にも入れてやりたいと思い直して、えっちらおっちら湧き水を汲みに出かけることにした。汲みに行くのにバイクだとタンクが積めないから効率悪いがやむを得ない。
 というわけで、孫に旨い水を飲ませたいがために、水温むにはまだ早い峠道をカブで上るじぃじなのでした。


【書】「角逐」かくちく(No.980)

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 「たがいに力を争う。きそい合う。」(『旺文社漢字典』第2版)
 「角」は、牛などの外側がかたく中空のつのの形にかたどり、広く「つの」の意を表す。ひいて、「かど」「すみ」の意、転じて、きそう・くらべる意に用いる。
 「逐」は、豕(いのこ・しかなどの獣)と足または辶とで、狩りで獣を追いかける意を表す。


【ディジタル画】『吾輩は猫である』 99(No.422)

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 いつまで寝てるのと細君に叩き起こされる苦沙弥先生が、まず目にするのが袋戸の腸(はらわた)。そこに伊藤博文が逆さになって見える。襖の破れ目から覗く内側に貼った反故紙を袋戸の腸と言っている。その反故紙に伊藤博文の写った古い新聞が逆さに貼られてあったのだろう。そのことを漱石流に表現するとこうなる。面白いねえ。
 すべて「Gガッシュ」で描いた。背景も「Gガッシュ」で塗り、軍服と一緒にぼかしを加えてある。


【タイムラプス】2月20日(日)7:58〜9:24の伊豆長岡の空。21秒。

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【新型コロナ】2/20(日)10:00現在(Yahoo!より)
新規感染者数→81,621(前週同曜日比 +13,162)
重症者数→1,480(前日比 −2)
累計死亡者数→21,823(前日比 +219)