いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

富士山の裾足早に秋走る(あ)

 きのう(10/21)買えなかったミニトマトを、きょう (10/22)は買い逃すまいと思って開店前に出かけたら、辻に幟旗がたなびいていた。そして、段ボールの案内に「今日はお休み 次回は未定」と書いてあった。

 残念。それを手土産に囲碁を打つお宅へ行こうと目論んでいたが叶わなかった。逆に、温泉卵をいただいて帰ってきた。温泉卵は囲碁を打つ人の奥さんの手作りだそうです。

 囲碁の方は完敗。四子局で一局も勝てなかった。相手の解説によると、自陣の石が弱いくせに無理して相手に攻めかかるのが負けの原因だと分析してくれた。

 思い当たる節ありあり。その通りです。ひがみやっかみが強いんですね。これじゃ何局打っても勝てません。

 上級者は相手の弱点を見抜いてそれを上手く利用するからから、どこを攻めればいいかがたちどころに判る。来たかしめしめと思ってる。で、その通りのところに打つんんだから、勝敗は火を見るより明らか。赤子の手をひねるよりたやすい。

 もっと強くならなければと思う。そうしないと相手にされなくなる。

 囲碁は不思議なもので、攻めているつもりが実は攻められているということがよくある。上級者は、相手を攻める前に自分の陣地を固めよとアドバイスするが、攻めるから面白いのであって、守るだけだったら面白くもなんともない。

 それが上級者の思う壺なのかもしれないが、私は攻めて攻めて攻めまくる。で、負ける。負けると悔しいからまたやる。で、また負ける。その繰り返し。

 負け込むとさすがに嫌になるが、それでもいつかは「おっ、強くなったなあ」と相手に言わせたくてまた頑張る。側から見るとアホらしいことこの上ないが、でも、それが男というものです。

 

【きょうの一枚】家の前から見た富士山。

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 富士山を撮るつもりで撮影したわけではない。

 道の向かいに現在休業中のホテルがあって、そのホテルはワンちゃんと泊まれるのが売りになっている。が、今は、どこもみんなペットと泊まれるのが普通になってきていて、売りでも何でも無くなってきた。

 問題は、ワンちゃんと一緒に泊まれるかどうかではなくて、植え込みのカイヅカイブキが、道に垂れ下がってきていること、である。

 写真だと判りにくいが、先端が枯れているカイヅカイブキがあって、それが道路に垂れ下がっている。

 今のところ、通行の邪魔というほどではないが、いずれ邪魔になってくるでしょう。それまでふんぞりかえらせておきます。

 

【書】「数(數)」スウ・ス(No.1,567)

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「攵(攴。手に取る意)と、音を表す婁(ロウ。スは変化した音。かずとりの意→籌)とで、かずとりで「かぞえる」意を表す。」(『旺文社漢字典第2版』)   

 

【ディジタル画】『道草』三十(No.1,007)

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 健三が家に帰ると、細君は奥の部屋で手枕で寐ていた。

 夫の帰りを待ちながら裁縫をしていて、そのままうとうとしてしまったらしい。

 「御住(すみ)といふ名前さへ呼ばなかつた」とあって、そうか、健三の細君の名は御住というのかと、ここで初めて知った。 

 

【昭和の風景】東海道五十三次「阪之下」色付き(No.287)

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 峠の茶屋から見る向かいの山は、山水画みたいな様相を呈している。これならずっと見ていて飽きない。

 

【タイムラプス】令和5年10月22日(日)6:48〜8:45の伊豆長岡の空。28秒。

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